年末年始の寒さがどこへやら・・・暖かいですが朝晩の冷えること。来週は元に戻って小寒相応の温度に戻るようですが・・・

救難ヘリ用の塗料もようやく届いて、さてこれから・・・と云う時に昨日と今日は雨に濃霧。とても塗装に向いているとは思えません。

救難ヘリ用の塗料とマスキングシートが届くのを待っている間に、P2Jの製作・・・以前から合間に作業をしていたのですが、ひたすら塗っては削りの繰返しだったので紹介していませんでした。主翼とエンジンナセルもターボプロップへの変更に伴う切削箇所をプラ板で埋めて塗装まで終了(塗装はエンジングレー指定ですが、手元にあったネービーブルーで済ませました)。水平尾翼とエルロンも同時に塗装済。

胴体部分も塗装済・・・マスキングしたとは言え、ホワイト部分への塗料の吹込みが心配だったのですが、許容範囲内だったので安心しました。実は胴体延長部分にまだ微妙な段差があるのですが、削り過ぎると延長部の0.5㎜プラ板に穴を開けてしまいそうなので泣く泣く妥協・・・2個一で作るこのキットは、ともかくも形に仕上げる事を最優先で進めていきます(もう一度最初から製作すると少しはましな出来??)。それでも完成まで行くかどうかは微妙・・・

さていよいよ主翼/水平尾翼を胴体に取付ける段になって、主翼取付け部の塗膜のせいで接続に思わず力を入れ過ぎて、早速エンジンナセル/主脚格納庫を破損。かなり凹みました。

さらに機首部の観測窓のマスキングを忘れて塗装した事が判明・・・慌ててエアブラシ用クリーナー液で慎重に除去しましたが、透明パーツも曇る羽目に・・・いずれコンパウンドで磨き出しましょう(泣)。

破損したエンジンナセルと主脚格納庫を補修して再度塗装を終えました。負け惜しみですが、失敗してもリカバリー出来ると、それなりに達成感は得られるもの・・・

失敗はここで終わらず、3点姿勢の航空機に必要な錘を入れ忘れていたことが判明・・・説明書は良く読まねばなりません。鉄道模型用ウェイトやボルト/ナットの類で調整を試みましたが、胴体を接着した塗装後の機体に積める錘のsizeと量では焼け石に水・・・どうにもなりませんでした。

致し方なく機体後部に0.5㎜真鍮線でつっかえ棒をして、ようやく3点姿勢に・・・ここまで失敗が続くと流石に滅入ります。

P2Jの主脚はダブルタイヤなので、今回はPS-1のパーツをそのまま利用しています・・・ともかくも形にすること優先・・・。

さらに続く災難・・・付属のデカールを貼ろうとすれば、ウォークウェイのラインデカールが崩壊・・・余白部分もカットしていないのにどれだけ慎重に作業しても写真の有様・・・デカール自体は綺麗だったのですが、キットの箱が色褪せてたので、一定の経年劣化があったのかも・・・しかも説明書にはパーツ請求欄もなく、古い時代のキットを実感しました。それでも他のデカールで使えるものは貼り付けて、一応形にはしました・・・ウォークウェイラインは、別途ラインテープ等で後日補足するしか手がありません。現在の目で見ると、モールド含め今一歩のキットですが、当時としては最新、主翼接合部もぴったしなので、良作の部類に入るかもしれません。現在の流れにはまるでついていけないものの、昔は結構最新だった自身と同じように思えてきますね。