滋賀県栗東市新駅建設問題が急展開しています。
栗東市が新駅設置に伴って行おうとする「土地区画整理事業」
において、現在に至るまでの土地取得に当たって
不当に高額な取引がなされていたことに対して、新駅建設の中止
を求めて意見書が提出されました。
今回滋賀県に対して意見書を提出したのは、
大阪の谷澤忠彦弁護士を中心とするグループです。
主な意見書の内容は
●93年~03年までに取得した11箇所5ha
(道路や公園の一部として取得)
のうち、特に面積の大きい1万5千平方メートルについてです。
木材会社から購入したこの土地は、
当時28億9千万円(一坪当たり63万円)で市公社に取得されました。
しかし、移転を求めるにあたって、代替地として用意した
市外の土地を簿価より約10億円安く売却した損失分や、
移転保障費用としての約10億円
金利などが加わって、現在で簿価は55億7千万円になっているのです。
これは、現在栗東市が示している全体の取得額の
ほぼ半分を占めています。
一坪取得するのにかかった費用は、なんと122万円と言う計算になります。
地元の方に伺うと、事実上の売買価格は一坪約10万円との事でした。
一体どんな感覚でこのような売買が成立しているのかも、全く
理解できません。
このような例は一箇所ではなく、実際の売買の3倍以上の簿価が計上
されている土地もあります。
この簿価に隠された錬金術が暴かれるのは、
恐らく時間の問題でしょう。
公社が土地取得を行い、それを市が買い上げる時に
何らかの操作が行われていることは明白です。
栗東市長はこのままでは選挙は戦えないと、
緊急調査を行うと表明していますが、
本当に知らなかったのでしょうか?
要望書を受け取った知事が民意を味方につけて、英断を下す日が
近づいたように思います。
それにしても、税金って超デフレ嗜好で使われるのですね。。。
栗東市が新駅設置に伴って行おうとする「土地区画整理事業」
において、現在に至るまでの土地取得に当たって
不当に高額な取引がなされていたことに対して、新駅建設の中止
を求めて意見書が提出されました。
今回滋賀県に対して意見書を提出したのは、
大阪の谷澤忠彦弁護士を中心とするグループです。
主な意見書の内容は
●93年~03年までに取得した11箇所5ha
(道路や公園の一部として取得)
のうち、特に面積の大きい1万5千平方メートルについてです。
木材会社から購入したこの土地は、
当時28億9千万円(一坪当たり63万円)で市公社に取得されました。
しかし、移転を求めるにあたって、代替地として用意した
市外の土地を簿価より約10億円安く売却した損失分や、
移転保障費用としての約10億円
金利などが加わって、現在で簿価は55億7千万円になっているのです。
これは、現在栗東市が示している全体の取得額の
ほぼ半分を占めています。
一坪取得するのにかかった費用は、なんと122万円と言う計算になります。
地元の方に伺うと、事実上の売買価格は一坪約10万円との事でした。
一体どんな感覚でこのような売買が成立しているのかも、全く
理解できません。
このような例は一箇所ではなく、実際の売買の3倍以上の簿価が計上
されている土地もあります。
この簿価に隠された錬金術が暴かれるのは、
恐らく時間の問題でしょう。
公社が土地取得を行い、それを市が買い上げる時に
何らかの操作が行われていることは明白です。
栗東市長はこのままでは選挙は戦えないと、
緊急調査を行うと表明していますが、
本当に知らなかったのでしょうか?
要望書を受け取った知事が民意を味方につけて、英断を下す日が
近づいたように思います。
それにしても、税金って超デフレ嗜好で使われるのですね。。。