ちーろぐ

今日の出逢いに感謝を込めて

上甲塾長勉強会IN堺 その2

2006-12-20 00:53:12 | セミナー
上甲塾長勉強会のテーマは
 『松下幸之助に学ぶシリーズ 第3回』です。

最晩年の幸之助が、その全霊を傾けて創設した『松下政経塾』。
この松下政経塾の塾頭として、幸之助が伝えた思いをあますところなく
受け止め、その真髄に生きる上甲先生のお話に参加者は、改めて
「今を生き抜くヒント」を頂きました。

●「万策尽きて志」
 わずかな期間に成功例が、失敗例であることを見せ付けられる時代。
 方法論では、時代の変化に翻弄されてしまう。
 何が有効か否かを、際限なく追い求めても虚しく覆されてしまう。
 だからこそ、根本に立ち返ることが求められる時代になった、
 と語られます。

 「根本」とは何か。
 それは、なぜこの会社を経営しているのか。
 そのために自分はなぜ生かされているのか、という問いに
 行き着くだろう。だからこそそこに「志」が求められている。

 現に上甲先生の講演依頼は、確実に「松下幸之助の話」希望から
 「志の話」希望に変わっていると仰いました。

 普遍の価値観が崩壊してしまったからこそ、人は普遍なる真理を
 求めるのではないかと思いました。
 
 時代は変化する。

 この普遍を受け入れて、苦しい状況への変化も活かせたならば、
 これほど強いものはないはずである。
 「嘆いてもどうしようもないことを、嘆いてはならない。」
 この幸之助の言葉にこそ、真理が隠されているのであった。


●「道は無限にある」
 いかに信じた道を進んでいると思っても、その道を閉ざされている
 と感じることは誰にでもある。
 それは、えてして他者なる何者かにふさがれているように思うものだが
 実は、道を閉ざしているのは「自分」なのである。
 
 計画に無理はなかったか?
 自分に無理がなかったか?
 無理を理解していたか?
 
 このような自らに問いかける「問い」を忘れてしまう中にこそ
 盲目の落とし穴がある。

 この真理に気が付いていれば、困難を共有し、危機感を同じくし
 いかなる道を見出すべきかを、探り出すことが出来ることの例を
 教えて下さいました。

 ★『日本一元気な商店街 佐世保商店街』の奮闘記

 次回へ続く。。。

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