真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由』 (清水 勝彦さん 2016年)

2017-02-10 | 読書-現代社会
経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由
清水 勝彦【著】
価格 ¥1,944(本体¥1,800)
日経BP社(2016/05発売)

教員トピックス
清水勝彦教授の連載「あなたの会社が理不尽な理由 組織の不合理さを説明する制度派理論の示唆(上)」 が日経ビジネスオンラインに掲載されました

まえがき

◆第1部 書籍篇
【第1章】 なぜわが社は「何億円もの失敗」より「タクシー代」にうるさいのか? ?『パーキンソンの法則』C.N.パーキンソン著
【第2章】 攻撃は最大の防御 ?『Yコンビネーター』ランダル・ストロス著
【第3章】 「満足度調査で5点満点中4・5点」ではイマイチな理由 ?『データはウソをつく』谷岡一郎著
【第4章】 人材教育における「教」と「育」の本質的違い ?『ものづくり道』『石橋を叩けば渡れない』西堀榮三郎著
【第5章】 部下を「指導」してつぶしていないか? ?『心理療法序説』『カウンセリングを語る』河合隼雄著
【第6章】 40年前に語られた日本のグローバル化の課題 ?『適応の条件』中根千枝著
【第7章】 リーダーシップは自分の中にしかない ?『リーダーは自然体』増田弥生/金井壽宏共著
【第8章】 「自分で気づく」から自分を変えられる ?『負けかたの極意』『そなえ』野村克也著

◆第2部 論文篇
【第1章】 あなたの会社が理不尽な理由 ?組織の不合理さを説明する「制度派理論」
【第2章】 「正しい」からではなく「interesting」だから心に残る ?大学教授必読の論文「That's Interesting!」
【第3章】 「戦略バカ」で日本に負けた欧米企業 ?MBAの古典的論文「ストラテジック・インテント」
【第4章】 「ワクワクするビジョン」のパラドックス ?経営とはジレンマへの挑戦
【第5章】 意思決定のスピードを決める意外な要因 ?シリコンバレー企業の勝因と敗因
【第6章】 「分析」で人間組織は動かない ?ポーター理論への痛烈なアンチテーゼ
【第7章】 「知識」がないから失敗するのではない ?失敗から学ぶための質問は「Why」ではなく「How」
【第8章】 50年前のアメリカ企業の失敗の轍をより深く踏む日本企業 ?「グローバル・マインドセット」とは何か
【第9章】 いまどき5年計画をつくっているのは旧ソ連くらい? ?不確実性に対する「リーン・スタートアップ」という考え方
【第10章】 そもそも「取締役」ってなんだろう? ?コーポレートガバナンスの本質を考える
【第11章】 なぜ愛は急に失われるのか? ?本来ポジティブなのにネガティブにひかれる人間の性
【第12章】 インドで考えた組織的コミュニケーション ?国際化、IT化が迫る原点の再考

まとめにかえて
この本を読んで「行進したい気持ち」になりましたか?
『風の果て』藤沢周平著

南面堂は、経営学に、というか、経営学者に、というか、ある種のうさん臭さのようなものを感じてきたのだが、
『石橋を叩けば渡れない』西堀榮三郎著
『カウンセリングを語る』河合隼雄著
などは共感した本なので、ふむふむ感があるわな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『「超」進学校 開成・灘の... | トップ | 『片づけられない女たち』 (... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書-現代社会」カテゴリの最新記事