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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

今年は鋏で

2011-05-04 12:21:44 | ウールクラフト WoolCraft
毛刈りの師匠から連絡があった。「ピックランドに来てください。」
行きます行きます!!
それで夫に連れてもらって姪っ子のみーちゃんを連れて向かった。
10時に着くはずがゴールデンウィークの渋滞にはまってしまいお昼を過ぎちゃった。計算したら平均時速が20キロ。息子の自転車の方が早いな、などと考える。
取りあえずお昼を食べて楽しみにしていたジェラートをたっぷり楽しむ。栗とリンゴです。

       

まだ刈ってない羊が残っていたのでラッキー!参加させてもらう。
師匠が刈るのを見る。隣にいるのがピックランドで羊の世話をしているスエゾウさん。

       

「鋏で刈ってみる?」と聞かれた。願ってもない申し出。うれしくて飛び上がりそう!
手の事が心配だったけど「それで、聞き手は?」と聞かれて「右です」と言うと、「じゃ、大丈夫。」って言われたのでやってみることにした。

一年たってなんだかやっぱり体に記憶が残っている。去年は無我夢中だったけど、今年は羊の事も少し意識が行くようになってきた。

始めはお腹と胸。毛が固まっていて手こずる。

       

今年は寝かせて刈ることを覚えた。ちょっとしたコツで羊はじっとして動かなくなる。
それで落ち着いて静かに刈ることが出来る。端から丁寧に皮を切らないようにサクサクと切っていく。

       

だんだん進んで、心も踊る。気分が良い、気持ちが良い。

       

随分進んだ。

       

もうすぐ終わり。

       

刈り上げた!!パチパチ拍手!

       

刈られるのを待つ羊。

       

今回は姪っ子のみーちゃんも刈らせてもらえました。誇らしい!

       

毛を刈られると急に子どもがお母さんをわからなくなっちゃったり、群れの仲間同士で闘いがはじまったりするらしい。羊の闘いって結構過激。頭をゴンッ!!ってぶつけたりお腹に当たったり。

       

刈ってみての感想は、「去年と全然違う!出来る気がする!」です。
筋肉痛も少しは足にあるけど、殆どなし。毛刈りの人になれるかも。なんて思うほど。
何より羊に触れて原毛に触れると元気がアップする。すごく溌剌とする。
師匠もそれであんなにお元気なんだろうか?

帰りにはお約束のさらさの湯に漬かり、お約束のコーヒー牛乳を飲む。
ほら、こちらは蓋がプラスティック。紙のが風情があるよなあ。

        

昨日も六甲山が見えないほどの黄砂だったけど今日も。
琵琶湖が暗く見える。竹生島も霞んでる。 白髭神社の鳥居も霞の中。

       

帰りもすごい車の列で高速をあきらめてゆっくりとたっぷりと夕食を頂いて下の道で帰った。
姪っ子も長旅でも頑張った。彼女とのおしゃべりが楽しくてすぐに時間が過ぎて良かった。

原毛も少し分けてもらえた。ラッキー!今年は近くの作業所で使われるそうで、あきらめていただけにうれしさが一層増す。
さあ、ほかほかのフリース持っていきますよ!ハンドワーククラブのみなさんお楽しみに!
Comments (2)
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