goo blog サービス終了のお知らせ 

季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

羊界へようこそ!

2014-11-16 21:48:37 | 講習 PrivateClass
RAKURASUカフェでのフェルト講習。

定員の6名いっぱい集まって机狭しとフェルト作りしました。

初めての方が5人。一人は2回目でベレーを作ります。
スマホケースとメガネケースの型紙を作って。色を選んで、重さを測って。デザインを考えて。
置いて行きます。
このくるくる水玉が立体で勢いがあって可愛い!生きてるみたい。動きそう。

       

それぞれの色でデザインで。同じ羊毛で同じように教わっても個性の出る作品になります。
羊毛の質や大きさの変化に心躍らせながら、始めは慎重に、だんだんと勢いよく作業を進めます。
そして出来ました。

       

どれも工夫を凝らしていてとってもきれい。可愛い!ネコちゃんのシルエットがなんとも素敵。
しっかりとした良いフェルトが出来ました。
ベレーの方はお子さんもいらしてその上に大きな作品だったので途中まで。また続きは次回に。

このカフェの面白いところはここで会ったらすぐに知り合いになるってところです。同じテーブルに座った人たちがみんな元からの友達かと思っていたら今日初めて会ったって聞いたり。
今日もそんな感じで。

フェルトが楽しいと口々に言う、私が「みんなで作るからもっと楽しいんですよ!」と言う。
フェルト、仲間とする方が何倍も楽しい。会ったばかりの人とも温かく繋がれる。
やっぱり羊は人を繋げるなあと、今日も思う。
新しい場所で新しくフェルトと出会う人たちが増えて。今日羊界に一歩を踏み入れた人たち。これから楽しい冒険が待っています!

ベレーの方は羊毛がすごく縮絨しやすくて取り扱いが難しかった。次はその補修も含めてじっくりと取り組みたいです。

RAKURASUでの講習もこの頃は満員が続いています。これからこれから、だんだん益々活動を深めて広げて行きます。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お手を拝借!

2014-11-14 23:07:26 | 講習 PrivateClass
友達がフェルトを習いたいと言うのでうちまで。
気心知れたものばかりで。

この前のピアノのペダルカバーを作る。二つ目。一人は初めてのフェルトでスマホケース。

デザインは前から決まっていて、私もこの頃このモチーフを作ることが多いのでだんだんそれらしくなって来ている。
羊毛を選んで測って置いて縮絨して…
作りながら、とにかく話が面白い。フェルト作りと同じくらい笑った。お腹が痛くなるくらい!
そんな事してるうちに一つ出来ました。

       

これは…これはかわいすぎはしないだろうか?もう猫の手そのもの。
ピアノのペダルにぴったりのデザインと思います。ピアノと猫が好きな人すべてにふさわしい。

この前作ったのを1ヶ月くらい使っていて。それも具合が良いと。少し毛羽立って毛玉が出来てるけど、それくらい。
これは良いと思います。

友達が美味しいスコーンを焼いてくれていました。間にクロテッドクリームとジャムを挟んで食べる。
とっても美味しい!うちでも作ってみたいな。

       

帰ってまた羊毛仕事。ほぐしたのを梳く。ドラムカーダーで。

       

毛刈りした羊の毛だけど、日本の羊はじっさいどんな質の毛か、観ただけではわからない。
一頭一頭違う。場所によっても。
梳きながら、それを調べて試験してから作品作りをしないとな。と考える。
簡単にそしてちゃんと比べやすいように、フェルト化のしやすさとかカサ高さとか測れる試験はないかな?といろいろ思いながら。

毎日羊毛を触って仕事をしています。羊の季節まっただ中。幸せな事だなあ。
羊たち、これから寒くなって草も生えなくなるけど、しっかりと餌を貰って豊かな羊毛をもくもく生やして欲しいなあと、願うばかり。
会えなくても羊の事考えています。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらすカフェにて羊毛フェルト講習 2週続きで。

2014-10-27 21:25:50 | 講習 PrivateClass
大阪市淀川区
らくらすカフェにてフェルトの講習をします。
基礎講習をメインに、基礎を受けた方は応用に移れます。

11月9日と16日、両方日曜日。1時からになります。
詳しくはここを見て下さい。

小さくてもしっかりとした作品が出来上がります。
原毛からのフェルト作りについて、道具の使い方、羊毛の扱い方、ちょっとしたコツや仕上げのポイントなど丁寧にしっかりとお教えします。

カフェは明るい落ち着いた気持ちの良い空間です。
どなたも遠慮なくいらっしゃれます。
是非興味とお時間のある方はおいでください。

よろしくお願いします。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノの足にもフェルト

2014-10-21 16:52:53 | 講習 PrivateClass
リクエストはピアノのペダルカバー。
フェルト講習に行きました。友達二人。

ペダルを元に型紙を作って、羊毛の色の組み合わせを考えて選んで、作って行きます。
2人とも初めてなので、こんなに大きな型紙でどんなものが出来るのか興味津々。
それでも作業を進めて行くうちに出来上がりの姿がはっきりしてきて、おーっ!となる。
市販でもペダルカバーがあるらしいんだけど、こんな風にぴったりと言う訳にはいかないらしい。
フェルトだったら本当にぴったりに作れるので。
試しにビニール袋の上から履かせてみて感動。美しい!可愛い!

       

フェルトの作業は頭も体もいっぱい使うのでお腹がペコペコ。たくさん買ってきた美味しいパンをお腹いっぱい食べて作業の続き。

       

どんどん縮絨してそれぞれのペダルにきっちりぴったりのカバーが出来ました。

       

もう一人はひとつずつ色を変えて。ビタミンカラーで元気に。

       

作りながら二人とも「何で今までこういうのなかったんだろう?」って言うくらい気に入った。ほんとに、
冬も温かく滑らないペダル。使い心地はどうだろう? ずれないかな?耐久性はどうかな?
友達だからいろいろ聞ける。インテリアの世界に続き、音楽の世界にも手作りフェルト進出です。
フェルトばっかりやってたら気が付かなかった。いろいろな専門の世界の人と繋がってる私の利点が生かされる。
持つべきものはやっぱり友達。人こそ財産。フェルトの活躍する場所が広がってきた。
これからが楽しみ!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花も嵐も

2014-10-04 21:25:52 | 講習 PrivateClass
宇治にて手仕事講習。
長年続けているクラス。

リクエストは小さな人形とルームシューズ。
持ってきた布を切って縫って人形を作りました。一回布が薄すぎてうまく行かなくて縫い直し。
それでも帰る時間までに出来て良かった。

フェルトのルームシューズはきれいな模様を入れて、とりあえず羊毛を全部乗せて固めるところまで。
続きはまた今度。

二つとも写真撮るの忘れました。
何と言っても長年の付き合い。いろいろと積もる話もあっておしゃべりに夢中。

お昼も用意して貰ってみんなで食べる。美味しかった!里芋良いなあ。

       

懐かしい仲間も久しぶりに来て楽しく過ごす。みんな紆余曲折があって、それでも長年の時を経て良い感じで元気に過ごしているのが喜ばしい。
自分にも子どもたちにもいろいろな事が起こったこの数年。遠いようでついこの前。

それでも嵐があってもちゃんとその後にお日さまが差して芽が出て伸びて花も咲くこともあるなあとみんなの話を聴いて。自分の事も振り返って。

帰りの夕日が美しい。しましま。

       

遠くも輝くよう。

       

京阪電車。座り心地が良いから好きです。

       

一日を振り返る。

花も嵐もってこういうのだな、と。両方あるからいいな、と。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偶然のすき間

2014-09-18 21:09:50 | 講習 PrivateClass
ひらり助産院での「はぐくむ手」にて。

電車でうっかりしてて一駅乗り過ごしちゃった。あわてて引き返す。
ぎりぎりになってしまったけど、まだ誰も来てなくて良かった。

しばらくすると玄関で音がして生徒さんが一人とお子さん一人がやってきました。
その後、時間を過ぎても誰も来ないのでおかしいと携帯を見てみたら、「今さっき足をくじきました。」「急に用事が入って」「子どもが熱を出して」などで、予定してた人はみんな急に来れなくなってました。びっくり。
今日来た人は二日前に来ると決めた人でした。初めての参加。
こんな事もあるんだなあ。みんな参加を楽しみにしていたので残念。

それでも一人で初めから丁寧に型紙を作って印を付けて、裁断をして縫い方を教えるってのを出来たので良かった。
赤ちゃんも始めは寝ててくれたし。

欲しい型紙が6か月と12か月の幼児用だったので、少し大きくして1歳過ぎても着れるように型紙を作りました。
可愛い布が綺麗に切れて、縫って行くとちゃんとパンツの形になってくる。

裁縫は久しぶり、手縫いは殆ど初めてという彼女だけど、ちゃんときれいな縫い目できちんと縫えています。大丈夫。
随分進みました。また次に続きをしましょう!

使っている本はこれです。
子供服と言うと可愛くプリントや装飾が多いのをイメージするけど、これはシンプルでおしゃれなものが載っています。評判が良い。

       

帰り道、いつもの細い道を通って駅に行く。
結構長い。とっても狭い。人が一人やっと通れるくらい。
いつも助産院に行く道にふさわしいなあと思う。産道を通って生まれる赤ちゃんの気分。こっちとあっちの世界を繋ぐ細い道。

       

空は秋、風も涼しい。冷やっとする。もう秋なの?ちょっと早い気がする。まあもうすぐお彼岸だものね。これが普通なのかな?

       

今日はギョウザ。ちょっと塩を入れ過ぎた。久しぶりで勘が鈍った。今度はもっとやさしい味に作ろう。たくさん食べたいから。

       
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらすカフェにて羊毛フェルト講習

2014-09-17 22:42:06 | 講習 PrivateClass
朝から羊毛を染める。
この前から染めてるけど、なかなか難しい。
一回目は思う色に染まったんだけど、2回目からが少し違う色に。この写真で言うと右端の少し枯れたような緑が2回目以降。その左が一番初めに染まった好きな色。生命力が感じられる緑。

       

それで色見本を見て、もう一度色を作りなおす。今度はたくさん同じ色に染められるように倍の分量で重さを計ります。
ひと房ずつ染めて色を確かめた。
すると左端の色に。青すぎる。それで少しずつ黄色を足して欲しい色に近づけて行った。

思う色になった所でたくさんの羊毛を染めた。


午後は大阪、十三のらくらすカフェにてフェルト講習。

フェルトが初めてと言うお二人。昨日もだけど、フェルトを習ってみたかったって。
まず、どんなものを作りたいかを考える。ここでしばらく時間がかかりました。
と言うのも、普通の手芸講習は出来上がりが決まっててその通りに作るのが多いので。自分の好きな大きさで形で色に作れると言うと一瞬ひるみます。
それでも思いを巡らすといろいろと作りたいものがある事に気づく。
一人はデジカメのケース、もう一人は小さな小物入れ。

型紙を作って羊毛の量を決めて、模様を考えながら羊毛を置いて行きます。初めての羊毛の扱いに戸惑いながらも形を作って行きます。

そうして全部羊毛を乗せて、石鹸水をかけて摩擦して固めて行きます。だんだん小さくなっていく羊毛。
大きさの変化や質感や硬さの変化に目を見張る。
だんだんと羊毛がフェルトに成って行く過程が面白い。
模様が出てきて形が出来てきて、心が躍る。とっても面白いと。「これはすごい!」と。

そして出来ました。とても素敵な作品です。立体にするのも丁寧に出来ました。しっかりときちんと良い作品。
縁まで整ったものが出来ました。

       

お二人ともとても満足!これから作るものももう決まっています。
とても喜んで貰って良かった。

途中で友人がカフェに来た。久しぶりの再会。喜八洲の酒饅頭をお土産に。
私たちも頂きました。
何百回も前を通っていながら、酒饅頭を食べるのは初めて。ホカホカと漉し餡もあっさりとした甘さで美味しかったです。二つも食べた。

       

教えながら合間を見て、注文の品物を作った。これです。これはらくらすカフェの手作りの椅子の足にはめる「靴下」。
なんとこの靴下を履いて、グランフロントで展示されるらしい。誇らしい!

       

らくらすカフェにはここに関わるいろんな人の作品が展示販売されています。

       

私のフェルトコーナーもあります。がま口とコースター。
今、私の作品を買えるのはここだけです!なんて。

       

飲み物を頼んだら私の作ったコースターで飲めます。

       

らくらすカフェはここです。
今日は平日でしたが基本的には週末のみのオープンになります。
十三ですが静かなところにあります。美味しいコーヒーも飲めます。是非足をお運びください。フェルト講習だけでなく、いろいろな暮らしを豊かにする講習が開かれています。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェルトの花咲く

2014-08-26 21:43:07 | 講習 PrivateClass
Aroma salon mi tierraにてフェルト講習。

この前はよちよち歩きの子どもたちとお母さん。
今回は同じく1歳すぎのお子さんを持つお母さん1名と小学6年生の女の子3人。そして3年生の女の子が1人と男の子が1人。

みんなフェルトは初めてなので、羊の話やフェルトの話をして始める。
細かい手順などはあまり説明しないです、いつも。私の基礎講習はジェットコースター。先が読めないままどんどんめくるめくフェルトワールドが広がる。

好きな色を選んで重さを測って始めます。女の子たち、模様を作るのに一生懸命。丁寧に素敵に可愛く作っています。

       

模様が出来たら羊毛を置いて行く。好きに乗せて良いよ!と言うとこんな風に。なんて素敵なんだろう!このまま額に入れて飾りたい。

       

男の子で1人で参加している彼。始めは外で遊ぶって言ってたんだけど見て聞いたらどうしてもやりたくなっちゃって、お母さんに頼み込んで作ることにした。
おっきな声を出したり寝転がってバタバタしたり、いたずら暴れん坊かと思いきや、丁寧に繊細に仕事を進めるなかなかのアーティストでした。
作業を進めるごとにどんどん面白くなってくる。
スイスイと進めてずんずんと仕上げて行きます。結局一番に仕上がった。持っているカードを入れられるように蓋を付けました。
鮮やかな緑と紺とオレンジの混ざった所の対比が美しい。その4色の混ざった所の色の複雑さ微妙さ。なんと素敵なんだろう!

小さなお子さんのお母さん。女の子は一人で、他のお姉さんと、またはお母さんと静かに楽しそうに穏やかに遊んでいます。全然ぐずらない。大したもんだ。いつも穏やかな日常を過ごしているのだろうなあと。しまいには歌も歌って踊りまで踊っている。
彼女を見てると体が健やかで居る事そのものが気持ち良いんだろうなあと感じる。
小さい子、良いなあ。居る事そのものが、良いなあ。
お母さんの作品もシンプルで可愛くて素敵です。

お姉さんと妹の二人組。二人で一つを作ります。それも全然喧嘩しないで。穏やかに相談しながら丁寧に。
あと、これだけ女の子がいるのにきゃいきゃいならないんです。集中して熱を持った空気に包まれて作品作りに取り組んでる。
彼女たちも、おうちでお母さんが穏やかに幸せにしてくれてるんだろうなあと思いながら観る。

素敵な色の洪水を作ってくれた彼女。本当に楽しそう。始めは丁寧に模様を作ってたけど、色を味わい初めてもう楽しさが止まらなくなった。広がりまくった。彼女のウキウキした気持ちが周りにも伝わる。
見たら穏やかで静かだけど、心は嬉しくて楽しくて明るく温かくふわ~っと広がってる。そんな彼女を観るのが幸せ。
やっぱり子どもの感性や生命力ってすごいな。輝いてるな。まぶしいほど。

メガネケースを作る彼女。羊毛を少しずつ取って丁寧に置いて行く。飽きずにしっかりと作りました。その静かな根気が魅力。
切った縁の始末もとっても丁寧なので良いものが出来ました。

大きさが希望のものになってきたら洗って仕上げを一緒にします。
フェルトの作品はこの最後の仕上げで全然変わってくる。これを観た人は誰もが感心して息をのむ。
少しの手間とコツで、本格的な機能的な作品が完成して行きます。

       

みんなで作品を並べて記念撮影。
満足そうな顔!キラキラの笑顔!

フェルトはどの感覚もたくさん使って、体も頭もたくさん使って出来るので作ったらとても生き生きとします。
そして、出来たものはとても質の良いものなので満足度が高い。
出来た後、毎日のように暮らしの中で使って行く間中も満足が味わえる。
やっぱりフェルトは良いなあと、あらためて感じた。

作り終ったら女の子たちは小さな女の子を順番に抱っこして可愛がって遊んでいる。
そうやっている大きな女の子たちが私には可愛い。なんて素敵なんだろう。
良いもの見せて貰った。
嬉しい気持ちを胸に笑顔でみんな帰って行った。男の子にも「今日来て良かったね!」って言った。
子どもを教えるの、やっぱり楽しいなあ。またこれから広がって行ったらいいな。

フェルトの特徴その2は「とってもお腹が空く」です。ぺこぺこ!
それで主催の方が冷蔵庫からケーキを出してくれました。ドイツ料理人である旦那様の作ったもの。
プルーンのケーキ。それとドイツ製のハーブティー。メキシコのカップが可愛い。

       

生地がケーキって言うよりパンみたいです。発酵させて作るって言ってたからそうかも。それでも口どけが良くプルーンの酸っぱさと合ってとっても美味しい。パクパク一緒に食べる。

今日も充実したお仕事でした。来てくれる人、企画して場所を整えてくれる人、みんなに感謝。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手縫いで子供服 & 夕焼けエンターテイメント

2014-08-21 22:19:12 | 講習 PrivateClass
ひらり助産院でのはぐくむ手。
小さな子どもたちを連れて、暑い中集まってくれました、お母さん達。

今日は子どもの服を手縫いで作るのがテーマ。
いくつかの本を見ながら自分の子どもに作るものを考えて、型紙を取って布に写して行きます。

チャコペンや縫い代の定規、そのほかいくつかの便利な道具の使い方を見ながら、縫い方を手ほどきしながら、手順良く進めて行きます。
それぞれの作るものが違って大変だけど面白い。
布がやっぱり可愛い。どんなところに良い布があるかなどの情報も交換する。

もちろん今日の講習で仕上がるものはないけれど、とりあえず型を取って裁断した布が手に入り、縫い方も少しわかって次につながるって言う感じです。
ギャザースカートの彼女は大方出来上がり。写真が実物と随分違います。本当はもっと繊細なブルーの色が入ってる。
このカメラとパソコンの画面がそう言う繊細な青色に弱いんだなあと思う。それでも渋い、かっこいい趣味です。手触りも良くて着やすそう。

       

子どもがいて、縫い物をするって言う事を久しぶりに思い出した。
とにかくハサミや針を使うのに注意がいる。気を付けないとね。
余分なものは出さないで、使ったらすぐにファスナー付きの袋に入れる。

私の経験からそうだったんだけど、こうやって手を動かしていると子どもたちはよく良い遊びをするし、おとなしい。
お母さんの気持ちが心地いいのに同調するのか?

一人の女の子が私の胡坐の真ん中にちょんと座って、ひたすら私の手仕事と一体になっていた。
何をするでもなく、ただそこにいるのが楽しく気楽な様子。
それでも手を動かすと視線も付いて来て良く観ている。
静かな温かな時間。久しぶりこんなの、いいなあ。

手縫い、ちょっとの危険に気を付ければ、こんなに良いものはない。
お母さん達も「大変だと思ってたけど、やってみたら案外スイスイ進むし出来るものなんですねえ。」って。
楽しい様子。良かった。

こうやって満ちたりた時間を一緒に過ごすのもまた特別。

次回を楽しみに!ってみんなで帰る。

うちに帰ってからちょっと明石へ。
西へ向かう道でずっとすばらしい夕焼けのエンターテイメント。
とにかく空が広い。六甲山と夕日、様々な形と色の雲。飽かず眺める。
どこを見ても特別な風景。自然ってすごいなあと娘とも言い合う。

途中のSAで、写真を撮ってみる。本当はもっと赤が紅色で怖いくらいだった。

       

ハーバーランドも見える。

       


明石にてお好み焼きを食す。
私たちが今まで明石で美味しく食べたもの。きしめんとお好み。
どちらも明石っぽくないようでいて明石の名物。
きしめんは駅のビルにあります。安くて美味しいよ!地元の人は知ってる。
お好みも長田に近いからかやっぱり独特の雰囲気。
迷わずスジコンのモダン焼きに。
久しぶりに自分で焼く所だった。モダン焼きなんて焼いたことないからお店の人に聞いてがんばって作った。
ちょっと始めの種が少なかった様子。そばが出てる。

       

それでも生地がサラサラなのに焼けたらモチモチしてとっても美味しい。なんなんだろう?これ?
もちろん玉子焼きも食べた。噂通り、とっても美味しい。ダシの味と玉子のやさしい味がなんとも。
明石以外の所でしか「明石焼き」と言われない。明石では「玉子焼き」それも不思議と思う。

気持ち良い夏の夜を通ってまたうちに帰る。まだ少し蒸し暑い。夏、まだ少し続くな。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子育てフェルト

2014-07-31 20:53:48 | 講習 PrivateClass
アロマサロン ミ・ティエラ主催のフェルト教室第一回目。
アロマエステティシャンである彼女の自宅にて。

生徒さん達は1歳くらいの子どもを持つお母さん達。もちろん子どもも一緒です。
ものすごい暑さの中、バスで自転車でベビーカーで集まってくれました。
なんと双子ちゃんまで。

何を作ろうか考えて、スマホのケースを作ることに。そんなに大きくないから大丈夫だろうと。
それぞれのスマホの大きさが少し違うので、それに合わせて型を作ります。
羊毛の色を選んで重さを測って型に乗せて行く。それぞれの思い思いの模様を付けて。

       

と、簡単なように書いたけど、この間にも子どもは泣いたりいたずらしたり、お腹が空いたり眠くなったり。
なんども作業を中断して世話をして抱っこやおんぶをしながらの作業。とっても大変そう。

それでもなんとか時間とエネルギーをやりくりして少しずつでも進めます。合間を縫って私も手伝う。
はじめての羊毛フェルト作りにワクワクしながら、お母さん強し。

そんなこんなで、途中で次回に持ち越すかと思われた人も最後にはちゃんと作品が出来上がりました。
自分のスマホにぴったり(ほんとに寸分たがわずぴったりです)の好きな色のデザインのものです。
厚さもちょうど良かった。縁の仕上げもしっかりと出来ています。
作品を並べて記念撮影。

       

みなさんとっても頑張りました。とっても疲れたと思います。
やっぱり子どもと一緒だと、随分エネルギーを使うので、もう少し簡単なものにした方が良かったかなあと反省。
基本とは言え、しっかりとしたフェルト講習だったので。
それでもやっぱりせっかく来たんだから、これだけ体験して作って帰ったらそれは良い事だなとも思い。

これに懲りて「もうフェルトはしばらくいいわ。」ってなるか「素敵な作品、また作りたい!」ってなるか。
今度はもう少しゆるく作れるように考えて行こうと思っています。
それでも子どもはどんどん成長して行くもの、その成長に合わせて内容も変えて行ったら良いと思います。

ひらり助産院の講習でも感じるけど、小さい赤ちゃんや子どもとのお母さんの暮らしはかなり過酷です。
「うちで家事と育児だけしてたら良いんだから暇だろう」とか「楽だろう」って考える人もいるかもしれないけど、そんな甘いものではないです。それはやってみたらわかる。
一日子どもと二人っきりでうちに居ると、かなり気持ちが滅入って来ます。体力も底をついてきます。
そんな自分に手当てをする間もなく次の日が来て、夜も何度も起きたり。
それは子どもがどんなに可愛いと思っていたとしても、です。
それを「しんどい!」と言う相手もいないまま、頑張り続けているお母さん達が多いと思います。

だからこうやってちょっと無理してでも子どもを連れて集まって、子どもが少しくらい泣いてても自分に時間を使って、お互いに話をして、そして体も心も動かして、美味しいおやつも食べて、お茶も飲んで。何も解決しないとしても「しんどいよね!」って認めて貰えて。
そんな時間が大事なんだと思います。

抱っこひもを譲り合ったり、自分の手が空いたときに他の人の子どもの世話をしたり、そうやって融通し合う事でお互いの繋がりや余裕が出てくる。フェルトの作品を初めてできっちりと作って、とっても疲れたと思うけど、きっとスッキリとしたと思います。

この子が居るから出来ない、出れない事が多いので、この手仕事教室は子ども歓迎と言う事でどこでもやって行きたいと思います。
実は子育てと手仕事はとっても仲良し。そうやって暮らして子どもを育てて来た私だから自信を持って言える。
お母さん達が活き活きしてるのが一番。この世の幸せの核です。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする