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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

お江戸へGo!

2016-07-09 20:23:36 | 旅 Journey
日曜日に東京である講習にどうしても行きたくて、前の日から江戸入り。
ANAの早割でホテルも付いて3万円しない。すごくお得だと思う。

       

それが何人かの人に声をかけたんだけど、土曜日に会える人が居なくて、だれも用事や体調が合わなくてどうしようかと。
そしたらちょうど直前にマイドッグ羊毛フィギュアが出来上がったので持って行きますと連絡したら「どうぞ!」と。
注文してくれた方は東京の方なんです。
まさか自分で持って行く事になるとは!でもそう言う流れで、それが自然だったのでその流れに乗ることにした。

羽田に着いて、それから電車で行く。乗り換えもスムーズに進んで指定の駅に着いた。
車で迎えに来て下さって、お宅まで。

不思議ですよね。今まで一回もお会いしたことないのに、いきなりお家にお邪魔しちゃうと言う事が。
縁と言うのはあるんだなあと思う。

ずっと何か月も写真で観ていたワンちゃんに会える。思ったより小さいなあと。可愛いです。
写真をものすごく観て作っていたので、前から知ってるみたいな気になる。体の模様や色まで細かく知っています。

同じ犬種で親子なんだけど、性格も違います。それもわかって面白い。
ご夫婦と犬の話やそのほかの話で盛り上がる。
そしてこの後の予定を聞かれて「特にないです」と言うと「一緒にお好み焼き食べに行きましょう!」と。

そして近くの馴染みのお好み屋さんに行きました。
お好み焼きと焼きそばも注文したんだけど、東京ならではのもんじゃ焼きを体験することに。
今までスーパーに売ってるキットのは作った事あるんだけど、あんまり良さがわからなかった。
それで本物食べてみたくて。
そしたら来ました。始めはこんな感じです。具はベビースターとチーズ。間違いないチョイス!

       

汁を残して具だけ鉄板に乗せて焼きます。真ん中を開けて土手を作る。

       

その中に汁の分を注ぎ込んでしばらく待つ。

       

汁がふつふつと加熱されて来たら、周りの具と混ぜて全体を良い感じに加熱する。

       

そうして上に青のりと鰹節をかけます。
これで出来上がり。小さな小さなコテで端から焦がしながら取って食べます。

       

あの即席のと全然違う!美味しい~!やっぱり本物は美味しいな!
独特の食感と味わい。これはお好みと違うなあ。

そんなこんなでもう私たちは意気投合。また来て下さいね!と挨拶して別れる。
私の作品をインターネットで観てすぐに注文してくださった方。
有り難いなあと。しみじみ思います。
ワンちゃんの取り持つ縁。これからも大事にして行きたい。
ワンちゃんたち、飼い主のご夫婦もお元気でまた会えますように。

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故郷に錦を飾るものたち

2016-06-25 20:44:07 | 旅 Journey
今日も神戸。
神戸市立博物館に国芳と国貞展に行った。
入口に壁面をめいっぱいに使っての看板。とっても素敵だ。これ欲しいって人いるだろうな。

       

アメリカの人の審美眼に驚く。良いもの集めてるなあ。日本がその価値に気付く前に。素晴らしい。
国芳の浮世絵のほとんどは歌舞伎のものだった。3階は男前のオンパレード。2回は国貞のも加わって美女であふれる。
私は歌舞伎は観た事がないし、内容もあまり知らないのでそれが残念だなと思うくらいたくさんあった。

今回の展覧会でびっくりしたのは写真撮影OKと言う事だ。フラッシュや三脚は禁止だけど、普通に取るのは大丈夫だって。
それで参考になるものと好きなものをいくつか撮影した。さすがにここに載せるのはやめよう。

着物の柄や色、着方。体の線でその人のその役の年齢や性質、ストーリーまで感じられるほどの細かい演出。
大きな鯉が泳ぐ音が聴こえそうな迫力。
キメのここぞと言う瞬間をとらえた力のほとばしるような構図。
日本人の器用さと美的センスがあふれている。
江戸、すばらしい時代だったんだな。

いくら観ても飽きない。どんどん面白くなる。浮世絵。これからも観て行きたい。


そして楽しみにしていた、見逃せないもの。
神戸市立森林植物園のアジサイ。

たくさんの種類のたくさんのアジサイを味わいに訪れた。
やっぱり好きだなあと、色も形も心躍る。

       

一面のアナベルの見事さ

       

ハートのアジサイを見つける楽しみ。

       

他にも原種のものも品種改良されたものもたくさんありました。ため息が出るよう。極楽かと思うようなこの時期の森林植物園。

これもいつも楽しみにしている。ラクウショウの気根。小人や仏像みたいに見える。

       

少し雨が降って、それもアジサイの色を美しくさせている。
今年も行けてよかった。

浮世絵とアジサイ。
どちらも日本が原産。それが海外に渡って価値を認められて大きくなって帰って来ているところが共通しています。故郷に錦を飾るものたち。
良いもの観た。今日も楽しかった。神戸ありがとう!
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コケLOVE

2016-05-04 21:52:49 | 旅 Journey
お昼に美味しいお寿司を食べて

       

お知らせを見つけてからずっと行きたかった、ぜったい行きたいと思っていたところに向かう。
神戸市森林植物園。私が好きな三大植物園の一つ。
facebookのお知らせがいつも素敵で、毎日のように行きたくなる。

いつ行っても楽しくてきれいだと思うけど、今日は特に新緑が素晴らしい。良い香りがする。風が気持ち良い。

       

お目当ては本館2階の「KOBEコケ展」

       

たくさんの生きている苔が展示されている。これ全部が一人の人が自宅で育てているものだと言う。ものすごい。
そしてあんまりじっといろいろ観ているので、係りの人がその人を呼んでくれた。「面白い話聴けますよ!」って。
それでいろいろな話を聴く。
どんな風に育ててるかとかそれぞれの苔の話とか。ものすごく興味深い。
中学理科でコケの勉強をするけど、ゼニゴケとスギゴケしか習わない。
その他にもたくさんの種類があることやその美しさがわかる。
教科書で良く観たゼニゴケの傘が観れた。感動。この日にこの姿に持ってくるのは大変だっただろうなと思う。

       

気に入ったのがこれ。名前も姿も良い。

       

生物顕微鏡が欲しくなる。いろいろ観てみたい。そんな事も係りの人と話して、良いメーカーを教えて貰ったり。
コケファングッズも手に入れる。
トランプがうまく出来ている。群落の全体と固体の写真、それと一株と葉などの顕微鏡写真、そしてそれぞれに解説があります。素敵だあ。
絵葉書もにくいほどの素敵なコケの姿があらわれています。この表紙のスタンプもご自分で彫って作られたそう。

       

まあ私はコケだけが好きなのではないんだけど、コケや粘菌、プランクトン、微生物は特に興味があります。

じっくりと観て外に出る。せっかく来たんだから園内も観ないと。
楽しみにしていたシャクナゲは終わりかけだった。
それでもじっと詳しく観てて見つけた。花びらの枚数が7枚。上3枚下4枚。もとで繋がってるけどその枚数。
7枚の花って初めて観たかも。もしかしてもっとたくさん観たら8枚なのかも知れないけど、観たのは殆どが7枚だった。不思議~!

       

サルスベリの新芽の色が素敵。キラキラと輝いています。

       

カモシカも観れた。いつ来ても楽しい。幸せ気分に浸れる植物園。また来たい。今度はアジサイの時かな?

売店で弓削牧場のフレッシュチーズを手に入れる。食べるの楽しみ。

       



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天国みたいな公園二つ

2016-04-22 21:00:58 | 旅 Journey
春の遠足。

ずっと前に小さな街のお医者さんの待ち合いで「おりがみ教室」と言う名の手仕事教室をしていた時、来ていた老婦人から「良いところなのよ~!死ぬ前にもう一度行きたい!」って何回も聞いてた「天国のような場所」その名も「しあわせの村」に初めて行きました。

とにかく広いです。いつ入ったのか、どこがメインの場所なのかわからないくらい。広い。
とりあえず車を停めて、めぼしそうな建物に近づいて地図を観てみる。
日本庭園や運動公園やプール、アーチェリー場、温泉までいろいろある。
慣れたらどこに何があるかすぐわかる。

とにかくきれいです。居心地が良い。これは良いなあ。
神戸市の療養施設で、障碍者や高齢者は割引があります。

さすが神戸市だと思うけど、本当に良く出来てる。建物や配置のデザインも素晴らしい。別天地って感じが観ただけで味わえる。

       

お昼も食べてしばらく散策して満喫する。
さあ、次の目的地へ。
そこも一度行ったきり、行きたいなあと思っていたところ。
須磨離宮公園。

記憶通りの美しい素晴らしい所。

       

水の公園です。そこここに噴水や滝があって、常に水の気配と音が感じられる。

       

前来た時には行ったことのないエリアがたくさんあった。
その入り口が「千と千尋の神隠し」のトンネルみたい。

       

トンネルを抜けると、子どもが好きそうな公園。日本一の高さと言う滑り台があった。
この前テレビで特集やってたのを観たんだった。楽しそう!
結構速さが出て、真ん中の所ではジャンプするらしい。

       

ちょうど牡丹が花盛り。

       

子どもの頃、「好きな色は?」って聞かれて「牡丹色!」って答えてたなあと思い出す。それはこの色。
濃いピンク。お姉さんっぽいって思ってたと思う。そう思うと私はその時その時で「好きな色」って言うのがはっきりと決まっている子どもだったなあと。
変化も覚えてる。今でもあります。

       

和室や温室もあって、その周りのしつらえも景色もとても素敵。
さすが皇室の御用邸だったことあるなあと思う。
丘陵地なので海も見えて、ほんとうにここも天国みたいなところだなあと。
神戸市には良いところがたくさんあるなあ。

帰りに山陽須磨寺駅ちかくのチーズケーキ専門店でいくつか買ってお土産に。
チーズケーキはもちろん美味しかったけど、このキッシュがまた美味しかった。やさしい味で風味が深い。

       

あのチーズケーキ専門店はいろいろ他にも美味しそうだったからまた行きたい。どれも食べてみたい。やっぱり乳製品が好き。



       
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有馬でゆったり

2016-02-20 21:13:50 | 旅 Journey
銀婚式の時に子どもたちから貰ったプレゼントが旅。
こんなのあるの知らなかった。
小さな冊子に日本中のホテルや旅館が載っていて、そこから選んでどこでも一泊または日帰りで利用できると言うシステム。
観るだけでも夢が広がる。

いろいろ考えて決めたのは有馬。
近くて遠い。なんせ大体泊まろうと思ったらすごく高いから。
いつも日帰りです。

夕食は付いてないので外に食べに行く。有馬の温泉街をゆるゆると散策しながら探すとありました。美味しい釜飯のお店。くつろげる家みたいなところ。
ゆっくりと美味しく頂いて、途中で見つけたベルギービールを50種類以上揃えてるって言うお店にも行く。

有馬は竹細工の産地でもあります。前から気に入っているお店でいくつか良いもの見つけた。
ササラ(フライパンを掃除するやつ)と菜箸と針山。
針山はいつも作ったのを使ってるんだけど、これだけ使うんだったらちょっと良いの欲しいなと思って。

       

それとこれも。竹のピアスです。瓢箪の形。太閤さんだからね。
大きいかと思ったけど、付けてみたらそうでもない。可愛いです。しかも軽い!良いと思う。竹のピアス。
達磨さんの形のもあるらしい。

       

温泉にしっかりと入って良く休んで。美味しいもの食べて。
楽しかった~。ゆっくりできた。

二日目は大雨。それで行きたかった博物館に行こうと。
一つは須磨の歴史の展示。
真言密教の曼荼羅や神具、仏像もとても美しい。展示と言うより、思わず手を合わせたくなるものばかり。
明石・須磨の歴史や地理に基づいた知識があますところなく展示されていて良く分かった。

       

もう一つは初めて行く。神戸ファッション美術館。

       

ボロと呼ばれる東北の布と現代の針仕事による作品。
これは患者さん達と一緒に観に来たいなあと思う展示だった。
鹿児島のしょうぶ園の作品もたくさんあって、その力強さに圧倒される。
手で縫う針の仕事の持つ力の大きさ。
4月までやっているので機会を見つけて来たいな。

そうやって二日、しっかりと楽しくゆっくりと過ごして満足。子どもたちのプレゼント満喫しました。
ありがとう子どもたち!ほんとうに幸せだなあとしみじみ思う二日間だった。
これからもこのままこのまま。


帰って食べたかったものをささっと。
昨今のカルシウム不足を補おうと食べているもの。
もともと好きだったんだけどこの頃特に。
かえりちりめんにゴマ。少し砂糖を入れてたっぷりの米酢をかけたもの。これを常備しておいて食べる。

       

砂糖は味を丸くしてくれる。そんなに甘味は感じない。
昔から好きだったけどほんとに美味しいなと思う。



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白鷺!

2016-02-02 20:25:46 | 旅 Journey
姫路に行ってきました。
好きなものがたくさんあった。

       

姫路城の良いところは、お城に入るまでにグルグルとらせん状に上がって行くんだけど、いろいろな工夫や素敵なポイントがあって、魅せられる所。
瓦が特に。アゲハチョウの御紋が美しい。

       

足元も忘れずに観ないと!

       

この右の植物柄がたまらなく好き。もちろん真ん中と左の渦模様も。

       

お城に登って。しゃちほこ。屋根瓦は一つ一つ漆喰で留められて、それには特殊な漆喰で何重にも重ねて揺れや風雨に強くなるように工夫されているらしい。

       

お城に入っちゃうとあの白い美しいお城は見えない、当然。そうすると新幹線好きな男の子みたいになっちゃう。「新幹線はどこに行ったの?」って乗ったら言うらしい。
改修前に来た時は、ちょっと雰囲気が違った。各階の壁にはびっしりと縄や銃などの武器が並べてあったり、床の黒光りしてるところなんかももう今さっきまで武士がそこに居て、戦にいつでも出られるように待機してる息遣いを感じた。ここは政治の館ではなくて要塞なのだなあと実感した。それが今回はすっきりとのっぺりとしていて、武器も一つもなくて、そう言う武士の息づかいみたいな気配がすっかりと払われていたのが残念。箱になっちゃってた感じ。それでも柱の太さやそれを留めているタガの美しさを愛でる。

またお城を出て、石垣の美しさとその間にこんなに寒くても伸びている植物やコケ類を愛でたり。

       

それぞれの壁の穴を覗きこんでそのしつらえや風景を堪能したり

       

私は鉄関係の細工も大好きなので特に戸はじっくりと観ます。それは外国に行った時も。とにかくあの頑丈な細工のされた戸が好きです。

       

ここも。

       

一つ一つの釘の頭の形が微妙に違う。それを観て、この鉄の板に穴を開けた職人さんの事や、釘の頭を叩いて曲線に作って行った職人さんの事を考える。全部全部人の手で作られたものだと。その人たちに心から敬意を送る。

       

上もじっくりと観ます。この屋根の下の波のような作りが美しくて機能的だと思う。

       

思ったのは、石垣が途中から色が変わってるなと。

       

始めは気にしてなかった。上だけ新しい石にしたのかな?なんて考えてたんだけど。後で少し遠くから観た時にある考えが浮かんだ。
この時、ちょうどいい具合に日が当たって、白鷺城が光り輝いてました。

       

改修したことで、お城そのものがとても白くなりました。今この景色を観ても、石垣と比べるとその色の差があって、昔のような全体で一つの景色になって白鷺が舞い降りた形に観るのが難しいなと思った。
これが石垣の上まで下と同じ濃い灰色だったら、もっとぱっきりと別れてその感じが強くなるだろう。そのために石垣の上の方だけいろを薄くしたのでは?と思った。
あってるかどうかはわからないけど。観た感じ。
前の印象はもっと建物自体に生命力と動きがあった気がする。

そんなこんなを思いながら、隣に見かけた動物園についでだから入ってみた。

そしたらそこが思ったより100倍くらい面白かったんです。もっと少ないと思ってた。ちゃんといろいろいました。

スマイルしてるみたいな白フクロウ。ヘドウィグみたいなの。

       

右前脚にハートの模様のあるキリン。キリンって近くで観ると一つの命とは思えないくらい。メカかな?って思うくらい大きい。すごいなあ。美しいなあと思う。
歩く姿も優雅。

       

可愛いペンギンがいたり

       

ラクダも近くでじっくりと観る。特に毛が興味深い。触ってみたい。

       

カピバラって初めて観たかも。

       

何より入口の近くに居た黄色い手足の小さい猿と、この猿がいくら観てても飽きない。楽しい。かわいい。

       

15分くらいで周っちゃうかと思ってたけど、なんと閉園時間を気にして走って観て回ったくらい。いろいろ観たいものがたくさんありました。
鳥類も充実してた。
そして羊を見て私は良くわかったけど、ここの動物は餌と暮らす場所を十分に与えられて、落ち着いてゆったりと育てられてると思った。
どの動物も毛並みが良くてふっくらとゆったりとつやつやふくふくとして自然な感じでした。檻の中で暮らしてるのにな。
ライオンたちでさえ美しかった。
入場料300円って安すぎるかも。市や県がお金をちゃんと出してるんだろうな。飼育員の人たちの努力と愛情がすごいんだろうなと観ててわかる。
良い動物園だと思う。

こうやって檻で外国の特に暑い地方の動物を日本で飼って、動物に負担だと思うけど、それでもやっぱりこんなにいろいろな動物が実際に観れることは私にはとても嬉しい。
良く来てくれた。ここに居てくれてありがとう!って思う。

動物園、楽しかった。また他のところにも行ってみたい。そしてきっとフェルトで作りたくなると思う。


最後に帰り道、高速に乗る前に寄ったスーパーマーケットがものすごく楽しかった。良いものがある。おいしそうなものがたくさん。
姫路のものをたくさん買って帰りました。

       

肉が牛肉が特に質も良くて安かった。姫路の人、こんなに美味しいもの安く食べれて良いな!
姫路の魅力満喫!楽しかった~!また行きたい。



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山でビッグランチ

2015-10-24 21:48:32 | 旅 Journey
友人の山の民の案内で比良山へ。
初心者の私たちのためにコースを考えてくれた。

しょっぱなから登山口が工事中にて迂回路で進みます。
ここが結構岩場で苦労した。頑張った。
滝を観ました。車を置いたところからそんなに来てないのに、もうすっかり山の中。水しぶきが心地良い。

       

どんどんずんずんと登って行きます。天気が曇りなのかPM2.5か?ガスが多くて見晴らしは良くなかった。
小川に沿ってゆっくりと林の中を歩くのが気持ち良い。良いところだなあ。
取って置きの素敵な所を教えてくれました。

蜘蛛の巣がキラキラ。

       

いつもはもっと苔がキラキラしてて綺麗なんだけど?と彼女。ここしばらく雨が降らず、乾燥してるから苔も草も木も乾いています。
このシダだけは元気。美しい!
名前調べました。常緑性シダ類、ヒカゲノカズラだって。

       

友人が大荷物を持っている。いつもは軽装で山に出かけるのだけど、私たちのためにいろいろ準備してくれたらしい。
まずバーナーとコッヘルを出して湯を沸かし、お茶。息子さんのお土産と言う美味しいお菓子も貰う。ブナの実って初めて食べた。美味しい。苦味がない。

       

綺麗な蜘蛛の巣。

       

岩場の急な山道は始めだけで、その後は緩やかで気持ちの良い林の中の道が続く。どこまでも気持ち良く歩ける。
歩いてるとどんどん元気が出てくるのは森の力?

目的地に着いたらお昼。ここでも彼女はたくさん準備してくれてた。
材料が、いちょう切りにした大根、サバ缶、小松菜、ソーセージ一袋、小餅、味噌。
これを使ってお昼を作るのが今日のお題です。私たちはご飯担当。「おにぎらず」を持って行った。牛肉とゴボウのきんぴらとマヨネーズ入りの玉子焼きを挟んであります。ボリューム満点!

コッヘルはひとつ。水もガスも限りがあります。そこで考えた。
まずサバ缶を入れて小松菜を入れて加熱。小松菜に火が通ったら出来上がり。皿に移して一品。小松菜と鯖のサッと煮。良い味です。
今度はコッヘルに大根と水を入れる。大根はたくさんだったので水はひたひた。そこにソーセージを全部乗せる。そして加熱。
沸騰して来たらソーセージを取り出す。これで一品。茹でたソーセージ。これはパリッとして美味しい。
その後に味噌を解いて餅を乗せる。沸騰したら雑煮の出来上がり。ダシを使わなくても、サバ缶の残りの味とソーセージでうまみが出ています。美味しい!

       

とにかく量が多かったのでお腹いっぱいに。品数も多くてこんな山の中で食べるとは思えない豪華さ!
美味しくて楽しくてゆっくりと過ごす。夫は木に登ってた。

充分休憩したら帰ります。1時を過ぎたら下山するのが決まりと言う。
可愛いフンコロガシに出会った。緑のも居るらしい。観たいな。

       

帰りは行きより早く、でも踏ん張る足がふるふるしてきます。
そしてまた休憩で今度は私が持って行った喜八洲の三笠饅頭を。お腹いっぱいなのに食べれた。

       

なんて気持ちの良い素敵なコースだろう。
しっかりと楽しんでゆっくりとでも歩ききれたのが嬉しい。
毎週のように山に行っている彼女の案内だからこそ行けた所だと思う。それにしてもいっぱい歩いたけどいっぱいしゃべりもしたなあ。

山には季節季節でいろいろな魅力があるらしい。これからも楽しみにまた山に行っていろいろ観てみたい。
たのしかった。







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良いもの

2015-10-22 20:54:11 | 旅 Journey
神戸市立森林植物園にて。
今日見た良いもの。

ドライフラワーになってるアジサイ。

       

小人みたいなの。気根って言うらしい。

       

カモシカ。一人で広いところにゆったり。ひまそう。

       

可愛いウサギ。たくさんいる。ここはウサギの楽園。穴掘り放題。いくら見ても飽きない。

       

サンザシの実、初めて観た。

       

きのこ展ってのをやってて、それが高校生の発表ですっごく良かった。

すずらんの湯って言う温泉が近くにあったので行った。
良い温泉だった。露天風呂がぬるすぎたけど。

しっかりとゆるんだ~!この頃夢中で頭も体も詰まってたからちょうど良かった。
明日からまた頑張る。


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夢カフェとマグリット

2015-09-23 21:08:01 | 旅 Journey
甥っ子と「マグリット展一緒に行こうね!」と話したその日に、友人から同じ展覧会に誘われた。
それで甥っ子と約束したのもそれだと言うと、一緒に行こうと言ってくれた。
それで不思議な3人連れで行く事に。

それに合わせて友人は素敵なカフェでのランチとお茶を企画してくれていた。
ワクワクしながら電車に乗る。

京都河原町で降りて歩いて行った。京都で最も古いカフェだそう。

       

ちょうど今日はそのカフェの誕生日だったらしく記念のクッキーを貰った。なんとなんと81歳。

       

私はハムチーズトーストとティーオレ。

       

私はあまり喫茶店を利用することがないのでわからなかったけど、こんな素敵な所はないなあと実感した。
店構えからして古びた中に趣があって美しい。
その上に店内の内装や家具なども落ち着いた気持ちの良いもの。観てて心が膨らみ安らぐものばかり。
ステンドグラスの光にも感動する。

       

お店のウェイトレスの服装も昭和の美しい青いワンピース。出てくる食器もメニューによって変えてある。その憎さ。
パンの厚みから使うハムの質。カトラリーの繊細さなど、いちいち気持ちがしっかり入っている事に心を動かされる。

店の中の空気は琥珀色。初めて来たのに居るだけで落ち着く。
一緒に行った甥っ子もいろいろ気に入ったらしく写真に撮ったりして観ている。店にある絵もとても好きだって。
食べ物も美味しく、全部残さず食べていた。

しばらくゆっくりしてから席を立つ。そして美術館へ。
マグリット、あんまり知らないなあと思っていたけれど、結構教科書に載ってる絵を描いてる人だった。ベルギー人。
「大家族」って言うのと「不穏な天気」と言うのが載ってたと思う。私は美術の資料集大好きだったので、何回もたくさん観てたので覚えてる。

子どもの頃に母親が自殺したと言う経験があるらしい。そんな事も空虚で無機質な画風に現れているのかも。
良く出てくるのが、青空。青空に雲の絵の題が「呪い」だったりして「なんで?」って思わされる。
岩も良く出てくる。重くて硬い。
あと球が半分に切れてるものやろうそく立てみたいな柱も良く出てくる。
不思議だなあと思わせといて、その意味はあんまり分からない。

       

説明を聞いたら、なるほどと思うものもあるけど。
甥っ子が「男の人が降ってるよ!」と言って観た絵がほんとにそうだった。山高帽の人がたくさん。
実は一人一人違う個性のある人なんだけど、同じような服を着ている事で同じ人だと思われがちなんだって作者が言ってたらしい。
降ってるような浮いてるような人々。

全体に寂しい感じのする絵が多かったなあと。

そんな展覧会だったけど、甥っ子はどんなに混んで並んでいてもちゃんと待って、どの絵も丁寧に敬意をもってじっくりと観ていた。
その姿や見方が私が見ても美しいなと。
いろいろな彼の言葉がまた私に気付かせてくれた。
視点が鋭くて的確。
あの人は本当にすごい人だなあとまだ9歳なのに。

しっかりと全部の作品を観て、満足して出て来た。「おもしろかった~!」と甥っ子。
私も面白かった。
友達もゆっくり観てた。

もう一つのルーブル美術館展は入るだけでも長蛇の列。こっちで良かったなと。

観る感覚を刺激されたあとはまた河原町に向かって次のカフェへ。ここも外観からして凝っている。歴史を感じる。

       

中はブルーの光がほのかに広がってて、水の底にいるような静けさを感じる。オレンジの光も合わせて点っているので寒さは感じない。

       

注文したのは色鮮やかなゼリーの入った飲み物。これがなんとも美しい。
味は特別に変化はないんだけど、この飲み物を観ただけで、非日常のうららかな淡い乙女の気持ちになるのだから大したものだと思う。
これは普通の飲み物じゃないなあと飲みながら思う。夢のよう。きっと魔法で出来てるんじゃないかと。

       

白いヨーグルトの中でもその色彩が映える。

       

ここもメニューもメニューの置く所も丁寧に手で作られた美しい形。

       

私の今日の収穫は喫茶店についての考察。
人を心地よくゆったりとさせようとして行った究極の形が喫茶店かと。
こんなにも細部に渡って「ひとごこち着く」時間の質にこだわっている場所はないと思う。
素敵なカフェ。長年培われたもてなしの究極の形。これからも訪れてみたいと思う。














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リベンジ 海へ!

2015-08-22 20:12:36 | 旅 Journey
この前の鳴門のリベンジ。泳ぎに行こう!
途中、また雨が降ったりしたけど目的地に着いたときはいい具合の曇り空。
明石海峡大橋が見えるこの浜辺には初めて来た。

       

テントを建てて海に入る。この目の前は岩場だけど、ウォータシューズ―を履いてるから大丈夫。
体が海にポチャンと浸かればいいと思って入ったら、なんとなんと良いところ。
入ってすぐに観た海の中が魚の楽園!
小さな魚がたくさん足元に泳いでる。それも黄色の縞の熱帯魚も。可愛い!
しばらく観てたら30センチ以上あるような大きな魚もゆうゆうと泳いで餌を食べている。

それが楽しくてずっと海の中を観ながら少し泳いだり浮かんだり。観すぎて息を止めすぎて酸欠になりそうになりながら。
水中のカメラがなくて写せなかったけど、とても楽しかった。

休憩を入れてしっかりと海を楽しむ。浜辺では沖縄の三線を弾いている男の人が居て、その音色が響く水面がなんとも心地よい。正面の美しい橋を行く銀色の粒を眺めながら水に浮かぶ。熱帯魚とも相まってちょっとした沖縄気分。

ひとしきり遊んだら近くの温泉へ。
良い湯、良い温泉でした。

帰りにこの前見つけたお店に寄る。何年も前に神戸の美味しい店の紹介本で見かけて行って見たいと思っていた。
可愛い赤のギンガムチェックの小さなお店です。
JR須磨駅前。
デンマーク人のおじさんがやってる。すっごい楽しい人。

       

いくつか買って食べた。これは私の一番シンプルなホットドッグ。これだけでも美味しさがわかる。アメリカのと随分違います。
パンもソーセージもソースも。上のフライドオニオンがなんとも香ばしくて最高!

       

このお店、また行って食べたい。いろいろメニュー観たらおいしそう。


一日自分が楽しいと思う最高の状況が続いて幸せ気分。こうやって自分にドンピシャの事を選んで与えられるって言う事そのものが実は能力かも。
それは偶然や天賦のものではなくて、長年研鑽して身に付けて行く能力だと思う。
いつのいつの時もそうやって幸せを見つけられる、自分に与えられるようになったことが嬉しい。これってすごい強い。
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