goo blog サービス終了のお知らせ 

季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

懺悔と許し

2017-04-02 21:54:34 | 心と体 Mind&Body
この一週間がまさに「祈り週間」。
薬師寺から始まって、結構濃い宗教体験をするのが続いています。

土曜日は友達が行っている教会に行きました。
時々行ける教会があったら良いなと思っていて。特にキリスト教信者になろうとは思ってないんだけど、じっと神様と向き合える教会があったらと思っています。
今まではカトリックやプロテスタントの教会には行ったことあるんだけど、ここはロシア系の教会です。
玉ねぎみたいなのが付いてるのが特徴。

       

金色を使ったイコンが並ぶ、落ち着いた素敵な教会でした。
ちょうど聖母マリアさんのお祈りの日だった。
祈りは抑揚が付いていて歌のように唱えられます。
神父さんはお香を炊いた金の入れ物を長い紐で振り子のように振っていろんなところに行く。清めてるのかな。
結局参加した人が私と友達ともう一人ロシアの方だけだったので、私も出来るところは一緒に歌った。
ゆったりとしてて良いなあと思う。

今回、薬師寺と教会に行ってなんだかわかった事がある。
懺悔と許しについて。
その二つがどうもわからなかった。
懺悔のイメージが「伊賀野カバ丸」の教頭先生だったから。(わかる人にしかわからないな)
間違った事をしたとわかった時にガックリとうずくまり、頭を抱えて自分を責めている。そう言う感じ。
でも今回でそれは自己憐憫であって、懺悔ではないんだとわかった。
懺悔したら、悪いことをしたと自分で気付いてわかるんだけど、その後は自分で出来る事は自分で対処するし、出来ない事は神様に預けるんだと思う。
いつまでもそれを抱え込んでどこにも歩みを進めないって言う事ではない。
許しも。嫌な事をされても、それを忘れたりその人を肯定するんだと思ってた。
たぶん違う。許すと言うのは忘れたり悪いことした人を良い人だと思い直すんじゃなくて、自分の受けた痛みを手放して、その人の罪はその人に任せる。それができなかったらこれも神様に任せるって事なんじゃないかと思った。
ひどいことされた事は忘れなくて良い。けど、いつまでも嫌だ嫌だと思って自分の中で嫌な気持ちを反芻するんじゃなくて、そんな事も手放す事なんだと思った。
またしばらく経ったたら別の考え方になるかもしれないけど、今はそんな風。

懺悔(薬師寺ではさんげ)ってこの季節に合ってると思う。
冬の貯まった重い汚れを押し出して、新しい春の息吹を体に廻らせる。そう言う事だなあと。



そして息子の大学院の入学式。仏教系。
卒業式はそんなに派手じゃなかったけど、入学式は結構盛り上がってる。
いきなり白い像が飛んでた。

       

その横でお釈迦さんに甘茶をかけた。
そして念珠作り体験のコーナーがあったので作ってみた。
この大学は仏教の勉強や奉仕をする学生がたくさんいる。その人たちがいつも丁寧で親切だなあと感心しています。
念珠の作り方も丁寧に教えてくれた。
ちゃんと自分のサイズピッタリなものを作れるようになってる。

       

オルガンに合わせて、讃美歌みたいなお経。3回目だけど不思議だなあと思う。
式が終わって外に出てみたら、散華のパレードをしていた。ちょっと拾う。

       

そのパレードもマーチングバンドがしているので、白い像が浮かんでても散華が散っててもなんだか明るくて洋風。
面白いなあと思う。

それでも落ち着いた感じで広くてきれいな校舎。
ちょっと高台にあって空気がきれい。周りに森もあって緑が多い。
こんなところで勉強するのは気持ち良いだろうなと思う。
あと2年。好きなだけ思い切り勉強したらいい。


祈り週間、濃かった。
集中して魂と精神のデトックスがきっぱりと出来た感じ。
頭にも心にも体にも、温かい明るい風が入ってきた。
さあ新しい季節が始まります。




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さんげ

2017-03-29 15:45:48 | 心と体 Mind&Body
薬師悔過法要、修二会、花会式。
詳しくはここを。

とにかく1300年毎年やっているそうです。
何回も参加しているのに、今回初めて気付いたのはこれが悔過と言う事。懺悔(さんげと読む)する行。
初めて言われた。日頃している悪行を悔いるようにと。
それってよくカトリック教会のミサで言われるやつだ。あれ、あんまり共感できないなあと思っていた。
毎回毎回「罪人です!」って言われて言って。反省ばっかするのはどうなの?って思ってた。
そして一晩中その事を考えたけど、結局あんまり反省ばっかするのもあれなので、この世の悪いことがなくなるように、良くなるように祈ってお経を唱えた。
もしかしてそのお坊さんの考え方なのかもしれない。そう持って行くの。今まで言われた事なかったから。

一日に6回、一度に2回をまとめるので3回あります。その7時からのと夜中の3時からのに出る。
お経の本を渡されるので、お坊さんのお経に合わせて大きな声で読みます。
国の安泰、五穀豊穣など祈る。
途中、散華があったり、真っ暗な中で刀を持ったお坊さんが走ったり、大きな法螺貝の音や鐘の音が鳴り響いたり。
3時からのはとても寒いし、お腹も減ってるし寝てないしで、大声で経を唱えて、世の中の平和を祈っているとなんだか不思議な興奮状態になる。
夜中に起きてまでどうして参加するのかな?と私も思うけど、やるととっても気分よくスッキリする。新しい良い人生が送れる気がする。
それで飽きもせずに参加しています。
また行きたいな。

朝、薬師寺をくるっとお参りして帰ろうっと。
今、東塔を再建しています。

       

桜と西塔。

       

花会式のある金堂。復興再建の一番初めになった建物。ここに私が子どもの頃に書いたお経も入っているはず。

        

御堂の中は写せないけど、なんとなく見えるかな?紙で作った花がたくさん飾られています。
この花の色は薬草で染められていて、昔は法要が終わると配られたって。それで持って帰ると具合が悪い時に煎じて飲んだんだって。
花と一緒に餅も備えられていて、その花より餅が欲しいと言う人が多くて、そこから「花より団子」って言葉が出たと。本当の話だと言っていた。

       

金堂の後ろには講堂があって、金堂の仏像と似てるのがあるけど、ここは弥勒菩薩なんです。あと、そこにある仏陀の十大弟子の像がとても素敵です。
それから、私の一番好きな所は横っちょにある観音堂。そこの観音様がほんとうに好き。いつもじっと座ってずっと観る。
どんなにしんどい時でも苦しい時でも、そこにいると安心します。

特別展もやっていて、刀の。観た。正宗とかあった。
じっと見たら怖くて、良く観れなかった。刀の魔力。じわじわ。

西塔の下も特別開扉。お釈迦さんの一生を銅像で現している。
去年出来たインドの友達がブッダガヤの人だけど、そこで成道したと言うのだから、なんだか近く感じた。
苦行、やったけど意味なかったわ。って開眼する仏陀が好き。
死んじゃダメだよね。自分大事にしなきゃ。乳がゆでふくふくした仏陀。
そう、食べなきゃだよ。

玄奘三蔵院は写経道場の向こう。
平山郁夫の壁画があります。
ちょうど盆栽展をやっていました。とっても美しい。

        

       

あんまり寝られなかったから、なんだかふら~っとします。ゆっくりすごそう。やっと温かく春らしい。

     

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観自在

2017-03-28 17:25:33 | 心と体 Mind&Body
毎年と言うわけではないけれど、お知らせが来るので時々参加している花会式。
奈良の薬師寺で3月の末に一週間ある修二会。
それに参加して来ました。参籠と言う夜泊まって夜中の行にも参加するもの。

まず、早めに着いて写経をする。
写経道場があります。

       

口にクローブを含んで入るときにお香を跨いで、体の中と外から清めて写経を始めます。
小さな硯に水を入れて、墨をする。説明書を読みながら。
お経の意味、写経の意味や心構えなど。
そしてすり上がったら書きはじめる。
いつもいろいろな心づもりをするけれど、今回は一文字ずつ丁寧に意識して書こうと思った。
お経のそれぞれ一文字に仏様がいらっしゃると言うので。
そしたらいきなり初めの三文字で何か私の中に意味が流れ込んできた。
観自在
そこは普通は観自在菩薩だから観音さまと言う意味でここには注意を払わない。「観音様が言いました」って言うところ。
そこがひっかかった。

ここに在る自分を観る。そう読んだ。

観音様とはここにある自分をものすごくものすごく深く観察して考えた人なんだ、きっと。
菩薩とは精進をして真理に行きついて、その力で人を助ける存在だから。その人は自分を観ることで悟りを開いたのだと。

それはここ数年の私のテーマであるし、今の世の中に大切なものだと思っている事。
人の感覚は外に向かう事が多い。外に向かう感覚を育てる教育が殆どだ。
でもそればかりしているとおおもとの所がスカスカになっていて、実際に何か事を起こそうとすると頼りないものになりがちだと思っていた。
おおもとの所。それが自分を観ることで確立されると私は思っている。
そして自分をじっくりと深く観ることで限りない深みから天の意志に通じる道があると思っています。
それがいきなり始めの3文字で来たなと。
子どもの頃から知っているお経なのに、今頃新しい意味に気付くなんて。すごいよ般若心経。

他にもいろいろと文字をじっくりと味わって感じる事考えることでいろいろな事が浮かんでくる。
存在について、存在しないことについて、般若心経って量子力学みたいだなあと思う。
あるかどうかははっきりしないよねって。

私が閉口するある傾向は、その人のもっている知識や考えが絶対だって押し付けてくる人だ。
そして他の感じ方や考え方がまったく意味がないと断定する人。
困るなあと思う。どうしても正しいんだって言うんだもの。
でもお経にそんなものなんてないって書いてある。
絶対と言える知識や考えや物なんて。
私もそう思う。その時、その場合、その人で移り変わるものこそが真実ではないかと。
いつも一歩一歩自分が感じ取って考えて良いと思う方へ進んで良いんだと私は思います。

薬師寺には子どもにも言える般若心経の粋を現した言葉がある。髙田好胤さんが考えたもの。

とらわれないこころ
こだわらないこころ
かたよらないこころ
ひろくひろく もっとひろく
これが般若心経「空」のこころなり

その言葉が私の中で深く深く根付いているなと感じる。


そんなこんなを深~く考えながら書いていると、あんなに短いお経なのにすごくエネルギーを使う。
それでもなんとか最後まで書き終えた。
そしたら法話と参籠の説明会が始まりました。
花会式。夜に起きるのが大変だし寒いけど。楽しみ。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒマを埋める

2017-02-17 21:25:05 | 心と体 Mind&Body
3日前くらいに喉が痛くなって微熱が出て、
熱なんてすごく久しぶりだからびっくり。
花粉か?風邪か?
わからないけど医者に行って薬を貰ってきました。
熱は下がってるけど3日は休もうと思って今日も一日ゆっくり。

何も作らないと決めてるから、本当にヒマ!
食事もシンプルに(でも昨日餃子作ったんだった)。

さすがに今日は大掃除で手を付けてなかったラスボスに手を付けたり。
けっこう手ごわかったわ。
(結局動いてるな)

それでもじっとしようと映画を結構たくさん観ている。
面白かったのも面白くなかったのもいろいろ。

「海難」は和歌山の串本沖でトルコの船が遭難して村の人が助けた話。1890年。
トルコの兵隊さんたちがどれもヒゲでぴちぴちの軍服を着てて、こりゃフレディーだなあと思いながら深刻な画面を観る。



元々貧しい村に流れ着いた遭難者を村を揚げて救った話。
それに呼応してイランから日本人を飛行機で助け出してくれたトルコの話。
トルコではこのエルトゥルール号の話は学校で習うのだと言う。それで親日家が多い。
同じようにスリランカでは学校で日本が第2次世界大戦の時に、二つもの原爆を受けて、まったくの焼け野原からものすごい努力で素晴らしい経済大国に成長した話を習うらしい。それで広島と長崎に行きたい人が多くて、そして日本人を尊敬している人たちが多い。
日本の教育でも震災の時に外国の人たちがどんなに助けてくれたかの話をちゃんと学校でしたらいいのになあと思う。
子どもの時に聞いた話がその人の思いに浸みこんで、他の国との関係を作って行く。(マイナスの時もしかりだけど)

「リリーのすべて」は初めて性転換手術を受けた男の人の話。
奥さん(女性)の支えがすごいなと。
結局手術はうまく行かなくて残念。
性同一性の人はなかなか思う相手を見つけるのが大変だなあといつも思うんだけど、
良く考えたら世界中から一人を選ぶんだったら、ストレートの人だって確率的には同じだなと。
新しい観点。
とにかくご夫婦二人ともとっても可愛い。

「おやすみなさいを言いたくて」は戦場カメラマンの女性の話。
ジュリエットビノシュが好きだから観た。
家族の不安。それでも行かないと気が済まないお母さん。
命を懸けてするってのはやっぱりあんまり健康とは言えないなあと思いながら観る。
この頃はどんな人でもスマホで写真や動画が撮れるから、わざわざカメラマンが行く必要がなくなって来た感じもするなあと思いながら観る。
伝えると言う手段が変わって来てる感じ。受け取り方も。ニュースや写真集になってから観るってのが主流ではなくなって来てる気がする。
だからこそ、ニュースに鈍感にもなって来てるよなと。どんなひどいニュースも通り過ぎて行く。

その他にも暇だからつらつらとテレビとかたまたま始まった映画とか観て。
お笑いのブルゾンちえみって言う人があんまり面白くて笑って。
アニメの「坂本ですが?」ってのがなかなかうまく出来てると思って。
若冲がものすごく素晴らしいのに気付いて。
これが何回観ても面白いなと思ったのが「パイレーツロック」だった。
やっぱりロックだよね。って思いながら最後の感動シーンを観る。
ラブアンドピース!



もう元気だし、明日から普通に動こうっと。

作ってないとブログに書くこともない。普通の日記でした。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モダンダンスを観に名古屋まで

2017-02-05 20:22:55 | 心と体 Mind&Body
新幹線で名古屋へ。
新幹線に乗るのは久しぶり。
名古屋駅で降りて地下街で帰りの切符をチケットショップで買う。
近くにレストランがたくさんあったのでお昼に。
初めて味噌煮込みうどんを食べた。

       

そしたら思っていた味と全然違ってびっくり。
新幹線だとすぐに着くんだけど、文化圏が違うんだなあと感心する。
大阪は昆布の旨味だしの文化だから、旨味の少ない赤だしの味のスープが今まで食べた事ない味だった。
そしてうどんが硬い。
どっちが良いとか言う話ではないけれど、慣れてる味と違うなあと。
当たり前は場所で変わる。

友達の出演するダンスの公演を観に来た。
フランス人でドイツで活躍してる振付師の指導らしい。
コンテンポラリーダンス。

すごく面白かった。人の身体って綺麗だなあと。
動きが面白い。
やっぱりこういうのが好きだな。是非また観たい。
自分が動くのは羊のことをすると決めてからしてないけど、観てたら動きたいなあと思う。
取りあえずオイリュトミーを再開したからそれで。

帰りにおいしそうな麩饅頭を買った。
とっても美味しいです。また名古屋に行ったら買おう。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明るいところ活きてる所

2017-01-15 21:52:26 | 心と体 Mind&Body
「アントロポゾフィー医学に基づく精神疾患と捉え方と治療オランダの地域生活支援型精神医療の紹介」
と言う長い名前の講習会に行ってきました。
去年の夏に東京で聴いたものの2回目。

内容はあまり重複してなくて、やはり興味深く聴いた。
いろいろ聴くうちに思ったのは、この方法の特徴は患者さんの明るい部分、生き生きしている部分を観て生かすと言う事だと思った。

精神に限った事ではないと思うけれど、治療においては大体は病んでいる所、その原因になる事に焦点が行くと思う。
私の関わっているアルコール医療では特に成育歴とのかかわりを無くしては治療に結びつかないと思う。

3時間話を聴いてみて、一貫して明るい活き活きとした使えるところを探して生かしていくその姿勢だった。
それは前にバイオグラフィーの講座を受けた時にも感じた事だ。
そう言う事、忘れがちだなあと思う。

もちろん根源を観ることも大事だと思うけど、私の仕事上ではこのやり方がとても生きると思うのでこれからそう言う事を心に留めながら働いてみようと思う。ちょっと訓練が必要だと思うけど、やって悪いことはないだろうなと思う。
まあ元々そう言う事をずっとしてるわけだけど。

参考になった。これからの仕事が楽しみ。


夜にゆっくりとしっとりと小豆を炊く。
弱い火でふつふつとふっくらと膨らむように。

       

明日持って行く。クリニックの初仕事。みんなに会えるのが楽しみ。ずいぶん待ちましたよ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大事なこと

2017-01-13 20:38:32 | 心と体 Mind&Body
長崎二日目の朝。友人に会う前に観光しようと。
長崎は路面電車の街。地元の人は普通に電車と言います。停留所は電停。
その一日券を買う。500円。ホテルのロビーで大抵買える。
電車はどんなに短くても長くても一回乗ったら120円。長崎市の要所を通っているので、この一日券があったら大抵の所に行けます。便利。
一人で電車に乗って、歩いて教えて貰ったお寺に行く。朝早いとお寺だと開いてるので。
中国のお寺です。崇福寺。

       

戸に着いている金具がとっても綺麗。

       

京都宇治の萬福寺に様子が似てるなあと思う。まあこっちの方が中国そのものだけど。後ろにお墓があって、中国人かゆかりのある人だけだってお寺の人が言ってた。金色の仏様。色とりどりの飾りつけ、ながーいふとーい線香などいろいろ観ながらお参りして行く。

そして歩いて浜町のアーケードに。もちろんどこも閉まっている。
それでも一か所産直ショップが開いてたから行ってみたら、なんとも楽しいご当地のうまいものばかりが並んでいる。
それで友人に電話して「材料買って行くからお昼を料理して食べよう」と提案する。
魚も肉も野菜も加工食品もちょっと大阪とは違って興味深い。そして新鮮でとてもおいしそう!

長崎は練り物(天ぷらと言う)が特産。種類も多いし素材が良いからとても美味しい。
これは豆腐が入ったもの。野菜もたっぷり。

       

お昼を食べて友人に連れて行ってもらった、長崎の原爆が投下された所。

       

       

この碑の500m上空で爆発したらしい。

       

その頃の地層を観れる所があって、もちろん瓦やガラス瓶などが融けてくっついていた。
前に来た時に原爆資料館に行って詳しい被害の様子は観たけど、悲惨そのもの。

日本中から寄せされた千羽鶴。

       

焼け残った浦上天主堂から移設された聖人が見守っている。

       

中国か台湾か韓国かわからないけど、外国の人がひっきりなしに訪れていた。
しっかりと観ていてほしい。その意味でも長崎にたくさんの人たちが来るのは良いと思う。

友人と病院に行ってお母さまに会う。
友人がお母さまをマッサージをするのを観てるうちに眠たくなって少し寝た。
「お母さんのそばに居ると、私もいつも眠たくなる」って彼女も言ってた。
去年の暮れにお母さまは倒れて。ずっとそれからつらくて大変な日々だ。

プライバシーになるんだけど、大事な事だから大まかに書こうと思う。
元々旦那さんが調子悪くて、デイケアに預けながら面倒を見ていたお母さま。
金曜日に具合が悪くなったけど、旦那さんがデイケアから帰ってくるからと病院に行かず。
土日も旦那さんの世話をして、月曜日にデイケアに見送ってから自分で病院に。
即、大手術で入院。心臓の病気で悪い血が随分まわってしまって他の臓器にまで被害が及んでずっとそれから集中治療室。

彼女がお医者さんから聞いたと繰り返し言うのは「日本の女性はこういうパターンが多いんだ」と。
我慢しすぎて取り返しがつかない事になってしまう。

私の知人でも思い当たることがいくつもある。
頭が痛いからって病院に行かないで次の日の朝に家族が気付いたら亡くなっていた人もいる。

世の中のお母さん達へ
我慢とか遠慮とかしてる場合ではない。死んだら元も子もない。
まず、自分の身体から出る信号をキャッチして、危ないと思ったら早めに専門の医療機関に診て貰う事。そのことがどれだけ大事か。
大事な家族を思うなら、自分を大事にすることだと本当にわかって欲しい。

わがままって言われても生きてたらそれで良い。本当に家族を思うならそれが家族の幸せだと思う。
長い間、人に尽くして自分を犠牲にするのが美徳だったけど、そう言うのから方向転換する時が来てるんじゃないかと思う。
そろそろ切り替えて行こう。

私もしばらく健康診断受けてなかったから、受けようと思う。私は遠慮とはちょっと違うかもだけど、面倒くさがってる場合と違うなと。
大事な守りたい人がいるんだったらまず自分が生きる事。






Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身軽を感じる

2016-12-02 20:02:23 | 心と体 Mind&Body
オイリュトミーをまた9月ごろから始めて、月に一回。
箕面まで。

天気が良かったら自転車で行く。

帰りに業務スーパーに寄ると、魅力的なものがたくさん。
あらがえずに買った肉。焼豚にする。

       

背中のリュックに入れて重いなあと思いながら。
でもこの前までこの重さ位体重があったので、そう思うとずっと背負ってたことになるなと。
身軽が良いな。

それでもこの二つだと、やっぱりバラ肉の焼き豚の方が美味しい。脂は美味しいなあ。
しっかり食べてしっかり動いてちょうど良いくらいの体格に保つのが大事だなと思う。

今日のオイリュトミーは結構動いた。もっと滑らかに動けるようになりたい。頭の整理が大事。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生はチョコレートボックス

2016-10-22 22:26:42 | 心と体 Mind&Body
娘の所にあった。アメリカのチョコレート。シーズと言う会社のもの。箱にはキャンディーって書いてあった。
チョコなのにキャンディーって言うんだ。

       

一粒がちょっと大きめでしっかり食べ応えがあって。味も素朴な感じ。美味しい。
これを観て思ったのがフォレストガンプ。

“Life is like a box of chocolates.
 You never know what you're gonna get until you open it up.”
「人生はチョコレートの箱のようなものだ。
 開けてみなければ中身はわからない。」

と言うくだり。
そうなんだなあとしみじみ思う。

この前のテキストの題が「セルフケアと人生設計」なんだけど。
これをどんどん積極的にやっていけない理由がそれで。
今まで設計してその通りに行った事なんて全くと言っていいほどないので。

それを思うとフォレストガンプの言葉の方が私には合っている。
この言葉からすると「箱を開けたら何が入ってるかわかる」って意味に思えるけど、映画の中でもそう言うのではないと思う。
一つ一つのチョコの中身が食べてみるまで分からないって意味だと思う。
まさに私の人生もそう。

一つ目が外がダークチョコレートで、食べてみたら中のフィリングが白いパッションフルーツのだった。
外の苦味と中の酸味とほのかな甘みがマッチして美味しかった。
二つ目は上がクリスピーな感じで側面を見たらダーク。中身はチョコナッツのガナッシュ。
こんな風に。
次に何が来るのか、始まってみないとわからない。
選ぶのは自分だけど。

小さいころから、絵描きや幼稚園の先生になりたかったけど、それは親に「やめた方が良い」って言われたし。
化学の先生にも、偶然採用人数が少なくてなれなかったし。
留学してシュタイナーの勉強もしたかったけど、どうしても行けなかったし。
アルコール依存症の人たちの作業所も俄然やるつもりだったけど出来なくなっちゃったし。
そんな感じ。

でも、偶然好きな人と結婚して、すぐに子どもが生まれて。
偶然良い先生に恵まれて手仕事を教える機会が与えられて。
今もそんな感じで不思議とどこも医療関係なんだけどこんなに聞いたことも観た事もない仕事だけど頼まれることが続いていて。
結局は自分が好きな事しかしていない。

だから、今だって計画とか夢はないことはないんだけど。
前みたいに絶対に実現しようっと気張らないで。
次のチョコの中身は何かな?って気分で暮らしています。

結局は私は一番役に立つ所で働くことになっているから。それで安心して次のチョコレートを選ぶことができる。



今日のおやつに。
この前栃木のスリランカ人の友達から貰ったお土産。
見た事もないほど小さなタピオカパール。
それを少しずつ料理して食べるのが楽しみ。

       

この前はミルクティーにして美味しかった。
今日はココナッツミルクと牛乳と砂糖で。温かいぜんざいみたいに。
この季節でも美味しい。ココナッツミルクタピオカドリンク。
ほっこりする~!


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっこり養生スープとお灸

2016-10-21 21:51:31 | 心と体 Mind&Body
このところ、娘夫婦が随分疲れている模様。
ようすを観ていたんだけど、ここらへんでいいタイミングだと思って行くことにした。

二人とも就職してまだ少し、苦労する年頃だと思う。
その苦労が同時に結構強い感じで来てる。へろへろ。

買い物して早めに行ってゆっくりとじっくりと料理をして出迎える。
私に出来る事はいつもこれだけ。いつでもどこでも。

ご飯に麦を入れて少し柔らかめに炊いて。
手羽先を揚げて、甘辛いタレにからめる。
サラダにはレタスをちぎって、角切りにして茹でたジャガイモには塩コショウとリンゴ酢を絡めて、鶏のササミは塩と酒をふりかけてバターでソテー、砂糖とみりんと醤油で甘辛く仕上げて細かく裂いて乗せる。このコンビネーションがたまらんうまいんです。
それと養生スープ。

養生スープは白いものだけで出来ています。体が弱っているときは白いものが体を養生してくれると言う謂れから。
昆布ダシをとって、そこに今回は鶏のササミも入れてササミのダシも加えた。ササミは取り出して冷めたら細かくほぐしてもどす。
そこに大根おろしとなめたけの刻んだのと豆腐を入れて加熱。塩と薄口醤油少しで味付け。
これだけなんだけど、しっかりと美味しい味が出て、お腹からほっこりと癒されるスープです。

       

白身のお魚を入れても美味しいだろうし、貝でも美味しいだろうなと思う。
お腹に元気がない時に食べてみてください。

それと注文して置いた「せんねん灸トライアルセット」が届いたのでそれを紹介する。お灸は食後30分以上経ってから。

       

この「ツボブック」が良くて、私もお世話になっているけれど、症状別に効くツボをわかりやすく示してあって探しやすい。
私は鍼灸の先生に講習でツボの探し方を教わったので、本を頼りにツボを探すことが出来ます。
お灸はいくつかのアロマの薫りがするお灸。熱は一番穏やかなものです。火を使わない「太陽」と言うお灸は寝てる時や外出の時にも使えるから便利。
熱いほど効くと思いがちだけど、実際は効果は変わらないのだそう。好みで熱さを選んで下さいと長浜のお店に行った時に教えて貰った。
それとライターをコンビニで買ってきた。

娘とお婿さん一緒に症状を考えて、基本のツボから一緒に探してお灸をして行く。
ほんのりと温かくて気持ちが良いと言う。
いくつかしたところで娘がお腹がぐるぐる言って来たと。
動きが止まってたんだなと思う。
二人とも会社の仕事で緊張していた表情が目元からふんわりとほぐれて来た。
そのまましばらく過ごしてお風呂に入って寝たら、良く寝れたらしい。
疲れすぎると深く眠りにくくなるから、久しぶりにしっかり寝れて良かったと言っていた。
お灸教えて良かったなあ。

たまにこうやって一日くらい行った所でなんの役に立つかもわからないけど、私のために行ってやってるところが大きいと思う。
大切に思っている人がいるとわかるだけでもしかして違うかもしれない。

朝起きて、夫が一人でいるうちに早く帰りたくて、駅前で美味しいお寿司を買って帰りました。
また行くね!あとしばらくしんどいとき乗り切ってね!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする