1/3(月)台中⇒台北 196Km
とうとう最終日となりました
ここまで、本当によく来れたなって、自分で自分にちょっと感動しています。
でも、体の疲れは本当にピークっ!
もう本当に朝からぐったり状態でした
そして、自分の気分を反映するかのように、外も曇り模様です。
今にも雨が降りそうな天気でした
台中の街から、1号線に出て、そのまま台北まで行く道のりです。
一号線を出るのに、地図上では台中からまっすぐ海辺へ西進する道のりなので
進むと、信号でまずかなりつまづきなかなか前に進むことができませんでした。
やがて、坂道が始まります。
そんなに長くないだろうなって、油断しているとこの丘が結構長ーい。
これは本当に予想外の疲労をしてしまいましたね
結局、1号線に出るまで1時間以上かかってしまいました
1号線に出ると、まっすぐ後は北上していくだけです。
丁度、道路には距離の表示が書いてあり、今の場所が台北から何km地点なのかわかるように表示されています。
1号線に出た場所は台北から175km地点でありました
ひょえ~・・あとどんだけあんねん。。。
前日までの疲労が相当残っています。
正直この表示を見た瞬間、、かなりくじけそうになりましたね
めげずに進んでいると、やはり今日も向かい風・・
この日は、時速20kmも出せないほどの風と疲労でした。まじ、泣きそう・・
俺なんのためにやっているんだろう・・
っといつもの自問自答モードへ・・
本当に、はじめからきつかったですね。
とりあえず、モチベーションを保つために、中間地点の新竹まで行くことだけを
考えて走りました。
休みを取っているのは、明日までなので、最悪新竹まで行っとけばなんとかラスト一日で
台北まで着くことができるということも想定しました
そんななか、途中から雨が降ってきました。
ひょえ~~!
泣きっ面に蜂っってこういうこというんだなっ!
雨もしんどいし、路面も濡れて、滑りやすいので気を使いましたし、
なにしろめっちゃ寒いっ!
これは本当に辛かったですね。
新竹まで行くことすら危い感じでした。
ひたすら自分の気持ちを保ち続け、走るばかりでした。
途中いろんな寺を過ぎたので、ちょっと写真を撮ったりしましたが、
いつもよりどんよりした天気で、トーン下がり気味。。
本当修行見たいでしたね。。
そんなこんなで、根性で走っていると、やがて頭分という街に着きました。
丁度昼ぐらいですね。
午前中で、新竹まではいけませんでしたが、その手前の街まで着くことができました。
そこらへんのコンビニでいつものように昼食をとりました。
雨模様だったので、自転車もすっかり汚れてしまいました。
これまでの6日間の激闘もあって、その前までめっちゃ綺麗だった自転車が
戦場のような汚れた自転車になってしまいました。
自転車を眺めていると、よくこんなもので、何百キロも駆け抜けてこれたなっ!
って、感動してきます。。
急に、自転車に愛着がわいてきました。。
やっぱり、この自転車とともに最後まで、予定通りに完走したいという気持ちが
湧いてきます
気を取り直して、午後の旅にでました。
雨は降り続きます。しばらく休んだので、体は冷えてしまい、本当に凍えそうでした
根性だけで、なんとか進んでいきます。
1時間ぐらいすると、新竹に着きました。
普段、仕事ではここら変には、来ることが多いので、周りの感じはこんなんだったんだなっ!
って、初めて気が付きました。
なんか新鮮な感じです。
新竹についたのが、2時ぐらいでした。
あと100kmぐらいの道のりです。あと100km進んだら、自分の家に辿りつけると思うと
なんとか行ってみようという気になってきます
雨の中を、寒さに耐えながら、ひたすら進みます。
新竹を過ぎると、またちょっとした丘が続きました。
雨も坂も風も全部セットになって、襲いかかってきます
しんどーっーー!
最後の最後で、とてつもない壁が・・
そう簡単には、台湾一周なんか、させないよっ!って感じで。。
神様に意地悪されているかのようでしたね。。
でも、負けません。もう意地になって走っていました。
しかし、時間はどんどん経って行きました。
桃園まで着いた時点で、すでに6時を回っていました。あたりは真っ暗です。
真っ暗な上に、雨が降っていて、丁度台湾の1/3は月曜日で出勤開始日です。
だから、ちょうど道路は帰りのラッシュアワーです。
ちょっと危険でしたね。。
ここは、桃園で一晩泊って、明日朝台北まで帰ろうかとも思いましたが、、
やっぱり自分の家はもうあと30km先。。
なんとか帰ろうと思いました。
足も冷え切って、全然動かなくなってきましたが、なんとか帰ろうとしました。
そんな意識ももうろうとしている中で、、
ある時奇跡の瞬間が・・
自転車をこいでいる足を踏む力がなくなって別の筋肉を体が使おうとしました。
でも結局あんまり漕げないのですが・・
でもある時バランスを崩して、足に引っ張る力が働きました。
その時に、もの凄く力が入ったのです。
漕いでもだめなら、引いてみなではないけど、ロードレーサーならではのビンディングシューズを
履いていたので、引き足でペダルを回すことができます。
漕ぐ筋肉は完全に破壊されていたのですが、引き足の筋肉は全然元気です。
普段あんまり引き足は使わないのですが、この日引き足を中心にペダルをこぐと嘘みたいに
回すことができます。
本当に嘘みたいでした。夜になると風もやみ、雨は結構ふっているのですが、
路面がぬれている分、タイヤの転がり抵抗がかなり少なくなりました。
なので、かなりすいすいと進むことができるようになりました。
最後の桃園から台北までの30kmは、時速25-30kmと普段と変わらないような速さで進むことができました。
街の明かりも、自分の凱旋を祝福しているかのように綺麗に見えました。
本当に気持ちよく、台北までのラスト30kmを進んでいきます。
するとやがていつも見る風景に差し掛かりました。
1号線から台北に向かうと、三重という街から橋を渡って、台北に入ります。
この時の川の景色が本当にいつもと違う何か懐かしさと、ほっとした気持ちが入り混じって
いつもに増して綺麗な光景に写りました
あっ、もうすぐそこがおいらの家だっ・・
最後の橋を渡ると、もうすぐそこが自分の家です。
本当っ、感動ですね。。
台湾一周を6日間で完走できちゃうなんて・・
なんのためにやっているか?結局、よくわからなかったけど。。
なんか成し遂げたっという気持ちがひしひし湧いてきました。
橋をわたった瞬間、、思わずガッツポーズと
やったぞーーっと絶叫してしまいました
周りは、車だらけだったので、聞こえた人はいなかったと思いますけどね。。
ホンマにようやるわ~自分。。
マンションにつくと、本当ほっとしました。
何も、事故にも会わずに無事に帰ってこれたことを本当に感謝しました
思わず、家に帰るエレベータで記念写真をパチリっ!
いやぁ、本当によかったよかった。。
家に帰ってから、すぐに心配してくれていた嫁に無事に辿りついたことを連絡して
シャワーと浴びて、焼肉をたべに行きました。
今日のビールと焼肉は格別に美味しかったですわ~。。
以上、台北⇒台北への旅はおしまいおしまい。。
なんか辛いことも多かったけど、楽しかったなぁ・・!
後日、みんなに報告すると、またやることありますか?って質問をよく聞いたけど
僕は、こう答えました。「2度とやるかぁ~!」ってね
とうとう最終日となりました
ここまで、本当によく来れたなって、自分で自分にちょっと感動しています。
でも、体の疲れは本当にピークっ!
もう本当に朝からぐったり状態でした
そして、自分の気分を反映するかのように、外も曇り模様です。
今にも雨が降りそうな天気でした
台中の街から、1号線に出て、そのまま台北まで行く道のりです。
一号線を出るのに、地図上では台中からまっすぐ海辺へ西進する道のりなので
進むと、信号でまずかなりつまづきなかなか前に進むことができませんでした。
やがて、坂道が始まります。
そんなに長くないだろうなって、油断しているとこの丘が結構長ーい。
これは本当に予想外の疲労をしてしまいましたね
結局、1号線に出るまで1時間以上かかってしまいました
1号線に出ると、まっすぐ後は北上していくだけです。
丁度、道路には距離の表示が書いてあり、今の場所が台北から何km地点なのかわかるように表示されています。
1号線に出た場所は台北から175km地点でありました
ひょえ~・・あとどんだけあんねん。。。
前日までの疲労が相当残っています。
正直この表示を見た瞬間、、かなりくじけそうになりましたね
めげずに進んでいると、やはり今日も向かい風・・
この日は、時速20kmも出せないほどの風と疲労でした。まじ、泣きそう・・
俺なんのためにやっているんだろう・・
っといつもの自問自答モードへ・・
本当に、はじめからきつかったですね。
とりあえず、モチベーションを保つために、中間地点の新竹まで行くことだけを
考えて走りました。
休みを取っているのは、明日までなので、最悪新竹まで行っとけばなんとかラスト一日で
台北まで着くことができるということも想定しました
そんななか、途中から雨が降ってきました。
ひょえ~~!
泣きっ面に蜂っってこういうこというんだなっ!
雨もしんどいし、路面も濡れて、滑りやすいので気を使いましたし、
なにしろめっちゃ寒いっ!
これは本当に辛かったですね。
新竹まで行くことすら危い感じでした。
ひたすら自分の気持ちを保ち続け、走るばかりでした。
途中いろんな寺を過ぎたので、ちょっと写真を撮ったりしましたが、
いつもよりどんよりした天気で、トーン下がり気味。。
本当修行見たいでしたね。。
そんなこんなで、根性で走っていると、やがて頭分という街に着きました。
丁度昼ぐらいですね。
午前中で、新竹まではいけませんでしたが、その手前の街まで着くことができました。
そこらへんのコンビニでいつものように昼食をとりました。
雨模様だったので、自転車もすっかり汚れてしまいました。
これまでの6日間の激闘もあって、その前までめっちゃ綺麗だった自転車が
戦場のような汚れた自転車になってしまいました。
自転車を眺めていると、よくこんなもので、何百キロも駆け抜けてこれたなっ!
って、感動してきます。。
急に、自転車に愛着がわいてきました。。
やっぱり、この自転車とともに最後まで、予定通りに完走したいという気持ちが
湧いてきます
気を取り直して、午後の旅にでました。
雨は降り続きます。しばらく休んだので、体は冷えてしまい、本当に凍えそうでした
根性だけで、なんとか進んでいきます。
1時間ぐらいすると、新竹に着きました。
普段、仕事ではここら変には、来ることが多いので、周りの感じはこんなんだったんだなっ!
って、初めて気が付きました。
なんか新鮮な感じです。
新竹についたのが、2時ぐらいでした。
あと100kmぐらいの道のりです。あと100km進んだら、自分の家に辿りつけると思うと
なんとか行ってみようという気になってきます
雨の中を、寒さに耐えながら、ひたすら進みます。
新竹を過ぎると、またちょっとした丘が続きました。
雨も坂も風も全部セットになって、襲いかかってきます
しんどーっーー!
最後の最後で、とてつもない壁が・・
そう簡単には、台湾一周なんか、させないよっ!って感じで。。
神様に意地悪されているかのようでしたね。。
でも、負けません。もう意地になって走っていました。
しかし、時間はどんどん経って行きました。
桃園まで着いた時点で、すでに6時を回っていました。あたりは真っ暗です。
真っ暗な上に、雨が降っていて、丁度台湾の1/3は月曜日で出勤開始日です。
だから、ちょうど道路は帰りのラッシュアワーです。
ちょっと危険でしたね。。
ここは、桃園で一晩泊って、明日朝台北まで帰ろうかとも思いましたが、、
やっぱり自分の家はもうあと30km先。。
なんとか帰ろうと思いました。
足も冷え切って、全然動かなくなってきましたが、なんとか帰ろうとしました。
そんな意識ももうろうとしている中で、、
ある時奇跡の瞬間が・・
自転車をこいでいる足を踏む力がなくなって別の筋肉を体が使おうとしました。
でも結局あんまり漕げないのですが・・
でもある時バランスを崩して、足に引っ張る力が働きました。
その時に、もの凄く力が入ったのです。
漕いでもだめなら、引いてみなではないけど、ロードレーサーならではのビンディングシューズを
履いていたので、引き足でペダルを回すことができます。
漕ぐ筋肉は完全に破壊されていたのですが、引き足の筋肉は全然元気です。
普段あんまり引き足は使わないのですが、この日引き足を中心にペダルをこぐと嘘みたいに
回すことができます。
本当に嘘みたいでした。夜になると風もやみ、雨は結構ふっているのですが、
路面がぬれている分、タイヤの転がり抵抗がかなり少なくなりました。
なので、かなりすいすいと進むことができるようになりました。
最後の桃園から台北までの30kmは、時速25-30kmと普段と変わらないような速さで進むことができました。
街の明かりも、自分の凱旋を祝福しているかのように綺麗に見えました。
本当に気持ちよく、台北までのラスト30kmを進んでいきます。
するとやがていつも見る風景に差し掛かりました。
1号線から台北に向かうと、三重という街から橋を渡って、台北に入ります。
この時の川の景色が本当にいつもと違う何か懐かしさと、ほっとした気持ちが入り混じって
いつもに増して綺麗な光景に写りました
あっ、もうすぐそこがおいらの家だっ・・
最後の橋を渡ると、もうすぐそこが自分の家です。
本当っ、感動ですね。。
台湾一周を6日間で完走できちゃうなんて・・
なんのためにやっているか?結局、よくわからなかったけど。。
なんか成し遂げたっという気持ちがひしひし湧いてきました。
橋をわたった瞬間、、思わずガッツポーズと
やったぞーーっと絶叫してしまいました
周りは、車だらけだったので、聞こえた人はいなかったと思いますけどね。。
ホンマにようやるわ~自分。。
マンションにつくと、本当ほっとしました。
何も、事故にも会わずに無事に帰ってこれたことを本当に感謝しました
思わず、家に帰るエレベータで記念写真をパチリっ!
いやぁ、本当によかったよかった。。
家に帰ってから、すぐに心配してくれていた嫁に無事に辿りついたことを連絡して
シャワーと浴びて、焼肉をたべに行きました。
今日のビールと焼肉は格別に美味しかったですわ~。。
以上、台北⇒台北への旅はおしまいおしまい。。
なんか辛いことも多かったけど、楽しかったなぁ・・!
後日、みんなに報告すると、またやることありますか?って質問をよく聞いたけど
僕は、こう答えました。「2度とやるかぁ~!」ってね