まちづくりはFeel-Do Work!考えるより感じよう、みずから動き、汗をかこう!(旧“まちづくり”便利帳)

まちづくりの支援者から当事者へ。立ち位置の変化に応じて、実践で培った学びの記録。もう一人の自分へのメッセージ。

関心高まる地域映像-第1回 旅シヨーット!プロジェクト

2010-06-20 07:56:26 | Personal Views
旅シヨーット!プロジェクト コンペダイジェスト


地域のPRをテーマとした映像作品への関心が高まっています。
映画「らくだ☆銀座」や「降りてゆく生き方」のような長編だけでなく、最近は数分~20分程度の短編映画、プロだけでなくアマチュア作品も急増中。
この背景には、①動画配信サイトの普及、②撮影機器の充実化・低廉化、③動画編集ソフトの多様化などにより、映像制作の敷居が低くなったことに加え、前回の記事で紹介したように地域への関心が高まっているからでしょう。
ご当地グルメやB級グルメの人気も、地域への関心の高まりに追い風となっています。

そんな地域映像への関心の高まりを受け、国の事業でも観光庁が民間のショートフィルムの映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」と連携する形で、「旅シヨーット!プロジェクト」という新たなコンペティション部門を、設立されました。
同プロジェクトでは国内観光振興の一環として、「旅っていいな」、「旅がしたくなった」、「日本に行きたくなるね」をキーワードに、「日本の旅」、「日本の魅力(全国各地対象)」を描写する作品を募集。総数71本の作品が集まり、入選作9本が決定。
入選作品は、北は北海道から南は沖縄まで、旅の魅力や日本各地の素晴らしい観光資源を紹介した「ショートフィルム」が昨日・今日とラフォーレ原宿で上映(鑑賞無料)されています。

さっそく私も、静岡県浜松市三ヶ日(みっかび)町の町おこしをテーマとした作品『がんばりますかっ!』を始め、5本の短編映画を昨日見てきました。ユーモアの入った笑える作品から非常に凝った作品まで、それぞれ個性があって質も高く、予想以上に楽しむことができました。
特筆すべきは、沖縄が舞台の作品『やぎの散歩』を撮った14歳の映画監督/仲村颯悟(りゅうご)さん。小学生の頃からホームムービーを撮り始め、これまで30本以上の作品を手掛けたとか。扱いの難しい動物が主役の作品ながら、大人顔負けの作品で将来が楽しみな監督さんです。

また、三ヶ日町の作品『がんばりますかっ!』では、地元のまちづくり集団SM@PE(スマッペ)が大活躍。まちづくりをやろうと立ち上がる人々が結集するラストシーンには、仕事がら目頭が熱くなりました。全国三位の生産量を誇る三ヶ日みかんを核としたまちづくりのその後も気になるところです。

「第1回旅シヨーット!プロジェクト」入選作はこちら↓
http://www.shortshorts.org/2010/ja/ts/ts1.html
http://www.shortshorts.org/2010/ja/ts/ts2.html

ステキみっかび発信プロジェクト「SM@PE」のサイト
http://www.smape.jp/
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1 コメント

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ダイジェスト拝見しました。 ()
2010-06-22 00:22:33
てっちゃんお久しぶりです!
観光や地域振興と絡めた映像制作やアートは、まだまだ色んな可能性がありそうですね。そうか、お硬いものだけでなくてグルメの方向もありかーと改めて思いました
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