ゆうと君のお父さんから、メールが来て、さっき電話したよ。
昼間からボロボロと泣いてしまったよ。
以下、そのメールの内容です。
載せても構わない、と了解を得ています。
俺だけに来たメールだと、俺は思っていない。
みんなに来たメールです。
俺は、なんて幸せなのだろう。
なんて、自由なんだろう。
いつか、ゆうと君も連れて、皆でキャンプにでも行こう。
仙一の肉を持って。
心して読みなさい。
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平 様
はじめまして。平さん。
横山由宇人の父で横山慎也と申します。
このたびは息子・由宇人の渡航心臓移植に募金に
関しまして素晴らしいデザインのチャリティTシャツの
企画・販売・運営と並々ならぬご協力をいただきまして
まことにありがとうございました。
おかげさまで目標額を達成させていただくことができまして
心から御礼を申し上げます。
私がTシャツを知ったきっかけは2つありました。
一つは妻の通っている美容室のアングーさんで販売していた
ということ、一つは救う会広報兼会社の上司が街頭募金活動中に
CANN LINE JEANSさんの女性スタッフさんから
フォーラスで販売しているということを聞いておりました。
ある日会社の上司が「ゆうとくんTシャツ買ってきたぞ!」と
会社で速攻で着て見せびらかしているのを見て
私も無性に欲しくなりフォーラスへ最後の2着を買いに行きました。
その後、妻も感銘を受けアングーの方へお問い合わせをしたところ
2~3枚ならあります。ということで取り置きをしていただき購入させて
いただきました。写真の由宇人が着ているカラーはアングーの
スタッフさんからのご厚意でプレゼントしていただきました。
由宇人は「これボクのTシャツなの?パパもママもボクもおそろいでうれしいね!」
と
とっても喜んでいました。
私が紺色のTシャツを探しているという件もブログで呼びかけていただいて
いるようでしたが何とか入手できましたのでご厚意に感謝いたします。
私がなにより心をわしづかみにされたのは
【彼はぼくらの子どもの親友になるかもしれない】という
Tシャツの中に入っていたフライヤーのコピーでした。
「そうだ、由宇人は数え切れない方々からの優しさに助けられ
数え切れない出逢いを実はもう既にしていて、もしかしたら
今回の募金活動にたずわさっていただいた誰かと友達になり
彼女ができたり仕事をしたり、結婚したりするのかもしれないんだな・・。」
としみじみ思いが込み上げ泣かずにはいられませんでした。
私ども家族は今回の募金活動を通してさまざまなことを経験し勉強をさせて
いただきました。
本当に過分な募金をいただきましてありがとうございました。
由宇人が命をかけて教えてくれた人と人をつなぐ絆や地元宮城の
皆さんをはじめとした日本人の善意たるものをしかと心に刻み、
渡航心臓移植手術を成功させていただく所存でおります。
本来ならば由宇人の好きな利府ジャスコで御茶菓子のひとつも
購入して皆様方おひとりおひとりへ御礼のご挨拶に伺いたいのですが
ままならず申しわけございません。ただ、そういう気持ちはあります。
平さん、どうか本チャリティ企画にご賛同とご協力をいただきました
皆様方へくれぐれもよろしくお伝えくださいませ。
由宇人は入院から今まで数々の奇跡を起こしてきました。
由宇人が無事帰国して「ミラクルボーイ・スマイル」をお届けすることが
皆様への恩返しになるのかなと思います。
ほんとうにどうもありがとうございました。
いつかお会いしたいですね。
由宇人の父 横山慎也.
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以上です。
当たり前の事をしたまでですよね。
なぁ、みんな。