お散歩

2005-12-29 23:56:45 | 毎日の暮らし
今日のリエージュは久しぶりに朝からいいお天気だったので、お散歩に行ってきました。晴れとはいえ気温が低く寒かったのですが、このところ家にこもりがちだったので、やっぱり外の空気は気持ちいい♪ このところの寒さのおかげで、近所の川は流れのゆるいところがだいぶ凍っていました。



鳥の足って、寒さは感じないんでしょうかね・・・。

最初は、近所の公園に行って、ぐるっとひとまわりして帰ってくるつもりだったのですが、ちょっと一休みしたくなり、足を伸ばして行き付け(?)のアイスクリーム屋さんでクレープを食べてしまいました。シナモン風味の焼きりんごとシナモンアイスのクレープ。冬限定なので、毎年冬になると何回か食べてしまいます。(^_^;)

その後は帰り道の途中、Médiathèque(メディアテック)へ。メディアテックというのはフランス語圏のメディア・ライブラリーで、各都市に1ヶ所ずつあるのですが、CDやDVD、ビデオ、CD-ROM、それにテレビゲームも借りれます。ベルギーにはCDのレンタルというのがないので結構便利。DVDも普通のビデオ屋さんだと1日単位でしか借りれないのですが、ここでは1週間単位で借りれるし、コレクションの数も巷のビデオ屋さんとは比べ物にならないので、良く利用します。ライブラリーと言っても無料ではないのですが、近所のメディアテックにない作品でも別のメディアテックから取り寄せてもらえるし、自治体単位で運営されている普通の図書館よりはるかに便利です。

メディアテックを出たら外はもうすっかり真っ暗。行きにも通ってきた公園はすっかり人気がなく、鳥小屋の鳥たちもすでに就寝。うさぎだけがちょこちょこと走り回っていました。暗かったのでうまく写真が撮れなかったけど、街灯のもと、真っ白な雪がぼんやりと浮かび上がっていてとてもきれいでした。


王様のガレット

2005-12-28 21:32:07 | 毎日の暮らし
リエージュはこのところ、毎日雪が降ったりやんだりのお天気で、あたりはすっかり真っ白です。以前住んでいたブリュッセルより、リエージュのほうが寒くて雪が多いせいもあるのかもしれませんが、こんなに雪を見たのはベルギーに来てから初めて。雪が降ってきれいだなあ~、なんて言っていられるのも仕事をしていないからなのですが、道もところどころ凍ってしまって買い物に行くのも大変です。それよりも、ガスのメーターがものすごい勢いで回っていて恐ろしい。(^_^;)

ところで、クリスマスが終わると楽しみなのがコレ↓です。


フランス語でgalette des rois(王様のガレット)という名前のこのケーキ、ガレットと言ってもワッフルを薄くしたようなあのガレットではなく、frangipane(フランジパン)と呼ばれるアーモンドクリームをパイ生地で包んだものなのですが、中に→のようなセラミック製などの人形が入っていて(これは何かの動物だと思うのですが、なんなのかよくわからない(^_^;))、人形に当たった人がその日一日王様になれる、というものです。紙などでできた王冠が乗ったガレット・デ・ロワがパン屋さんに並ぶと、それを見るだけでウキウキした気分になってしまいます。(^_^)

実際にはこのお菓子、生まれたばかりのキリストを、東方の三博士が訪問・礼拝したとされる1月6日の公現祭にちなんだものなので、パン屋さんに並ぶのは年が明けてから。でもスーパーなんかではクリスマスの直後くらいからお店に並ぶので、さっそく買ってしまいました。

私はなぜか、このケーキをカットするのが下手。年に1度しか食べられないので、毎年2~3個買ってしまうのですが、ナイフを入れた途端、ガキッ、とお人形に大当たりしてしまうことがよくあるのです。(-_-;) で、実はこの冬最初のガレット・デ・ロワも、3本目の包丁を入れたところで見事にヒット。包丁で人形を探り当てた私が王様、というわけにもいかないので、今回は王様なしになってしまいました・・・。

年が明けたら近所のパン屋さんにも並ぶと思うので、リベンジします!

Wonderful Days

2005-12-27 23:40:44 | アニメ・マンガ・BD
今夜はPlus TVで放送されていたアニメ、Wonderful Days(リンクは日本版サイト)を観ました。

このアニメ、ベルギーで見られる数少ない(唯一の?)韓国アニメのひとつ。実は、私は韓国アニメを見たことがなくて、この映画が初めてでした。もちろん、日本アニメだって韓国の制作会社を使っていないアニメは今時ほとんどないわけですが。

テレビだったので、残念ながらフランス語吹替え版。韓国語オリジナルだとどんな感じなんだろうなあ、と思いながら見ていました。物語は、SFものなので途中フランス語だと若干厳しいところがあったのですが(^_^;)、環境汚染が進んだ22世紀の地球が舞台。一部の人間だけが住める「エコバン」という都市と、その都市に住むことができない人たちのゲットー、という古典的な背景設定の下、常に厚い雲に覆われた空に青空と太陽を取り戻すべく、主人公がエコバンからそのための「秘密」を盗み出し、ゲットーの住人が協力して主人公がその「秘密」の実行を目指す・・・という物語です。そこに、実は主人公はかつてエコバンから追い出された身で、かつてエコバンで親しくしていた昔の恋人と、また、主人公をエコバンから追い出した恋敵と敵同士として再会する、というこれまた古典的なラブストーリーが絡んできます。

そんな古典的なストーリーを支えるのが美しい映像と音楽。3Dと2Dを組み合わせているので、どうしてもいただけないシーンも多かったのですが、常に厚い雲に覆われているはずの空から時折降り注ぐ光が印象的でした。ラスト(ネタバレしてしまいますが)の明るさも、SFものにしてはすがすがしすぎるくらい明るくて、なんだかちょっと新鮮。絵のスタイルは全然違いますが、手塚治虫のメトロポリスをもうちょっと大人向けにした、という感じもします・・・。物語としては、新鮮味も衝撃も全くありませんが、いくつかの美しい映像と、最後まで安心して観られるポジティブな映画を観たいときにはいいかもしれません。(^_^)

クリスマスぼけ

2005-12-26 22:34:23 | 毎日の暮らし
イヴのディナーの後、夜中の2時くらいに家に帰ってきて、日曜日はお昼過ぎまでベッドでだらだらしていたら、なんだか今日になってもだるいです。(^_^;)

気分がすっきりしないので、散歩もかねて買い物へ。来月知り合いに頼んでまた少し家の電気工事をする予定なので、日曜大工のお店に行って必要なものを買ってきました。久しぶり、といっても2~3ヶ月ぶりだったと思うのですが、いつの間にかお店の名前が変わっていてびっくり。中身はほぼそのままだったのですが、久しぶりに行ってみたらお店の名前が変わっていた、とか、違うお店になっていた、ということがあると、いつも一瞬面食らってしまいます。(^_^;)

買い物を終えてお店の外に出ると、朝は曇っていたのにいいお天気になっていたので、ちょっと遠回りをして帰ってきました。昨日も少し晴れていたけど、こんなに明るい青空を見たのはずいぶん久しぶりのような気が・・・。

で、お散歩中は結構気分が良かったのですが、家に帰ったらまたすぐにだらけモードに。イヴのディナーで食べ過ぎたせいか、いまだに気分がすっきりしません。ミシェルも水曜日まで休みなので、彼が休みの間はついつい私もダラダラ過ごしてしまいます。そろそろ大掃除しないといけないんだけどな~。

クリスマスの過ごし方

2005-12-23 22:21:30 | 毎日の暮らし
キリスト教文化圏のベルギー人にとって、クリスマスは家族で過ごす大事な日です。私たちも、日本に帰国した年以外は毎年義母宅で過ごしていて、今年も同じく義母宅に行く予定。今年は義父夫婦が来ないので、義母カップルと私たちとミシェルの伯母さん、5人だけです。ちなみに、日本人の私からするとちょっと不思議な気がしなくもないのですが、義父母は離婚した後も(離婚したから?)それなりに仲がよく、別に息子がらみの用事ではなくても頻繁に連絡を取り合ってます。

ミシェルは父親が苦手、その奥さんがさらにもっと苦手なので、ちょっとほっとした様子。(^_^;) ただ、奥さんのほうの家のディナーに招待されているとか、そういうのではなくて、夜遅くに何杯かお酒を飲んだ後で家まで帰るのが大変、というのが義父の欠席の理由のようなので、そういうのを聞くとお父さんも年なのかな・・・とちょっと思ってしまいます。彼らはブリュッセルの南東30キロほどのところにあるOttigniesに住んでいるので、確かにリエージュまで来るのは遠いんですけどね・・・。

ところで、クリスマスのディナー(クリスマスでなくても、ですが)に欠かせないのがお酒。私は一族揃ってお酒が飲めない家の人間なので、シャンパンやワインを勧められてもいつも断っています。アルコール度数の低いフルーツビールやシードルくらいならかろうじて少し飲めるのですが、私の分だけ別に用意してもらうのも申し訳ないし、今は訳あってしばらくの間アルコール禁止なので、自分用にゼロ度数のシードル(といってもピーチ味)を買ってきました。なんかちょっとお子様ですが、私の舌にはちょうどいい甘さで結構おいしいです。

私の実家では、クリスマスのディナーは毎年ターキーと決まっているのですが、ミシェルの実家では特に定番ものはないので、今年のメニューはなんなのか楽しみ♪ (こんなことを言えるのも、自分で用意するわけではないからなんですけどね(^_^;))

クリスマスのデコレーション

2005-12-22 23:22:03 | 毎日の暮らし


昨日、ワッフルの生地を寝かせている間に義母と二人で買い物に出かけたのですが、クリスマス直前とあってすでにデコレーションが3~5割引になっていました。うちのクリスマス・ツリーはラジエーターのそばに置いてあることもあって、既にかなり乾燥しつつあり、触るとパラパラと葉っぱが落ちてきてしまうほど。(^_^;) なので、今から飾りを増やす勇気はないのですが、来年も使えるので安くなっていたツリーの飾りをいくつか買ってきました。

ついでに雑貨屋さんで買ってきたのが写真の人形とおうち。人形のほうは紐がついていたのでツリーの飾りなのだと思うのですが、セラミックなのでうちの小さなツリーにはちょっと重そう。落ちたら確実に割れるので部屋の隅に飾りました。おうちのほうは、後ろ側が空いていて、中にろうそくを入れられるようになっています。まだろうそくは試していないのですが、窓があまり大きくないのでそんなには明るくないのかな? ちなみに、人形のほうは1個1ユーロ、おうちは2ユーロでした。

クリスマス前とあって、リエージュの中心地は昼間から大賑わい。私も人ごみはあまり好きではないけど、たま~にこうやって買い物に行くとやっぱり楽しい。しかもこういう雑貨を見に行くのは、やっぱりミシェルより義母や友達と行くほうが楽しいです。

ミシェルは、人ごみが嫌い。買い物も、目的があって行くだけで、何の目的もなくぶらぶらする、というのは苦手。そんなわけで結局、今年も夜のクリスマスマーケットには行かずに終わってしまいそうです。(^_^;) 昼間のクリスマスマーケットもそれなりに雰囲気があって楽しいのだけど、イリュミネーションはやっぱり夜にならないときれいじゃないので、一度くらいは行きたいなと思っていたんですけどね。それにしてもクリスマスまであと2日、お正月まで1週間ちょっと。今年もなんだかあっという間に過ぎてしまったなあ。

クリスマスのワッフル

2005-12-21 22:51:34 | 毎日の暮らし
毎年年末になると義母がワッフルを焼いてみんなに配ってくれるのですが、今年は私も暇なので、今日義母の家に行って一緒に作ってきました。本当は午前中早めに行くつもりだったのですが、寝坊して義母の家に着いたら11時くらいになってしまいました。(^_^;)

義母のワッフル(リエージュ・ワッフルです、もちろん)のレシピはこんな感じです。

<材料>
・小麦粉 2キロ
・バター 1キロ
・グラニュー糖 1キロ
・卵黄 8個分
・卵白 6個分
・生イースト 200グラム
・バニラビーンズ 1本
・シナモンパウダー 小さじ2~3杯(好みに応じて)
・バニラプディング用パウダー 1袋(50グラム)
・塩 ひとつまみ

今回はいろんな人に配るので大量です。(^_^;) 後でうちで作ることがあったら、適当に4分の1くらいの分量で作ると思います。

<作り方>
1.生イーストをぬるま湯で溶かし、バターを温めて溶かしておく
2.小麦粉にバニラビーンズからこそぎとったバニラの種、シナモンパウダー、バニラプディング用パウダー、塩を入れてまぜる
3.2.に卵黄を入れて混ぜる
4.3.に生イーストを入れて混ぜる
5.4.にバターを入れて混ぜる
6.卵白を7分くらいに泡立て5.に混ぜる
7.6.の生地をひたすらこね、手に生地がくっつかないようになったら、暖かい場所でしばらく寝かせる
8.生地が2倍くらいに膨らんだら、生地に砂糖を混ぜながらこねる
9.生地に砂糖が十分溶け込み、バターの油分が染み出してきたら生地のできあがり
10.ワッフルメーカーを温め、生地を分ける(今回は小さめに、50グラムずつにしました)
11.温まったワッフルメーカーで、2~3分焼いてできあがり


最も偉大なベルギー人

2005-12-20 23:01:44 | ベルギーのニュース
今夜は、「最も偉大なベルギー人 Les Plus Grands Belges」という番組をテレビでやっていたので思わず見てしまいました。ミシェルには、そんなの何が面白いの、と言われましたが。

この番組、フランス語公共放送のRTBFが、ベルギー建国175年/連邦化25年の記念の一環として制作したもので、「最も偉大なベルギー人」を100人選び、その中からさらに10人選んで、1位を視聴者からの電話投票で決める、というもの。何回かに渡って選ばれた人たちの紹介がされていたのですが、今夜は最終回で投票結果が明らかになりました。

候補者の10人は、こんな人たち。

1.ボードワン1世(1930-1993)
ベルギー第5代国王。在位約40年、コンゴの独立や国の連邦化を見届け、ベルギーで最も親しまれた、父親のような存在だった王です。
2.ジャック・ブレル(1929-1978)
みんなにフランス人だと思われているブレルはスカーベーク出身。最も偉大なベルギー人というよりは、フランス語歌謡界の最も偉大な歌手という感じ。
3.ダミアン神父(1840-1889)
若い頃布教に訪れたハワイでハンセン病者の苦しみにショックを受け、生涯をそのケアに捧げたカトリックの司祭。自らもハンセン病に倒れました。
4.シスター・エマニュエル(1908-)
10人の中で唯一の女性。父親が海で溺死したのをきっかけに信仰の道に入り、途上国の子供たちのケアに今も奔走し続けています。
5.エルジェ(1907-1983)
ベルギーにBD(バンド・デシネ/マンガ)作家は数多いけれど、一番はやっぱりこの人、タンタンの生みの親。世界中で翻訳されています。
6.ルネ・マグリット(1898-1967)
ごくごく平凡な中流の生活を送りながら、「イメージの魔術師」と呼ばれたシュルレアリストの画家。日本でも人気の画家の一人です。
7.エディ・メルクス(1945-)
ベルギー最高の自転車レーサー。ジロ5勝、ツール5勝を始め、プロレース500勝以上という記録はいまだに破られていません。
8.ブノワ・プルヴォールド(1964-)
ベルギーで最も偉大な(?)俳優。ベルギー映画史上最もカルト的な「C'est arrivé près de chez vous」のほか、大ヒットしたフランス映画「Podium」など出演作多数。
9.ジョルジュ・シムノン(1903-1989)
リエージュの新聞社勤務から出発し、世界中を旅行してメグレ警視を生み出したベルギー最大の推理作家。47ヶ国語に翻訳されているほか、映画化・TV化も多数。
10.ジョゼ・ヴァン・ダム(1940-)
ベルギー最大のオペラ歌手。世界中の権威ある劇場で様々な役を演じ、今では若手の育成に力を入れています。

私がこの中で知らなかったのは、ダミアン神父、シスター・エマニュエル、ジョゼ・ヴァン・ダムの3人です。日本人の私からすると、この中で一番有名なのはやっぱりジャック・ブレルでしょうかねえ~。

ということで投票の結果は・・・

1位 ジャック・ブレル
2位 ボードワン1世
3位 ダミアン神父
4位 エディ・メルクス
5位 シスター・エマニュエル
6位 ジョゼ・ヴァン・ダム
7位 ブノワ・プルヴォールド
8位 エルジェ
9位 ルネ・マグリット
10位 ジョルジュ・シムノン

6位以下うろ覚えです。間違っているかもしれません。(^_^;)

ちなみに、「最も偉大なベルギー人」というからには、ベルギー全国でやっているのかとも思ったのですが、どう見てもこのリスト、フランス語圏に偏ってます。で、番組を見ていたら、やっぱりオランダ語圏は公共放送のVRTが同じくオランダ語圏バージョンの「最も偉大なベルギー人」を作っていました。(^_^;)

ちなみにその結果は次の通り。

1位 ダミアン神父
2位 ポール・ヤンセン  ヤンセン・ファーマ生みの親。
3位 エディ・メルクス
4位 アンビオリックス  今のトングル/トンゲレンを中心とするベルガエ族の一部族の長。ローマ軍を破った英雄
5位 アドルフ・デーンズ  フランダースのキリスト教民主主義の代表的人物
6位 アンドレ・ヴェザル  ルネッサンス期に活躍した解剖学者
7位 ジャック・ブレル
8位 ゲラルドゥス(ジェラール)・メルカトール  ルネッサンスの有名な地図製作者はフラマン人です
9位 ペーテル・パウル・ルーベンス  バロックを代表する画家
10位 アンリ・コンシアンス  フランダースを代表する作家のひとり

オランダ語圏バージョンのほうが、歴史的な人物が多いですね。アンビオリックスを偉大なベルギー人、と言われるとちょっと・・・という感じがします。ちなみに私は、1位のダミアン神父、5位のアドルフ・デーンズ、6位のアンドレ・ヴェザル(カタカナ表記は違うかもしれません)は知りませんでした。

フランス語圏バージョンとオランダ語圏バージョン、重なっているのはダミアン神父とメルクスとブレルだけ、というところがなんとも、この国らしいです・・・。(^_^;)

カーテンの作り方

2005-12-19 20:30:28 | プチリフォーム
ようやくカーテン作りが終わりました。(^_^) ずっとこればっかりでほかのネタもないし、次回作るときのためにも忘れないうちにカーテンの作り方をメモしておこうと思います。紙に書いておくより、ブログに書いたほうが楽そうだし。

1.準備

<必要なもの>
・生地・・・窓の枠を測って生地を選びます。窓のサイズがわかっていれば、たいていお店で必要な生地の量を計算してくれます。ごく普通のカーテンの場合は、横が窓の枠の2倍、縦が仕上がりの長さ+20~25センチ必要です。丈の長さに合わせてあらかじめ生地をカットしてもらうと便利。柄物の場合は、何センチおきに柄がリピートされているか測って、きちんと柄が合うように生地をカットする必要があります。
・糸・・・糸は目立たない色を選びます。
・ギャザーテープ・・・簡単にヒダが作れるよう、今回はギャザーテープを使います。
・その他の裁縫道具・・・マチ針、チャコペンなど

2.生地の縫い合わせ

今回はごく普通の2枚開きのカーテンで、それぞれ生地を2巾合わせて作ります。2枚、中表にして直線縫いをします。ほつれやすい生地の場合は合わせ縫いの後縁かがりをしておくと安心。
柄物の生地の場合は、柄がきちんと合うように縫い合わせる必要があります。今回買った生地はモノトーンなのでそんな心配はいらず、ひたすらミシンをかけるのみ。

3.両脇の始末

1枚になった生地の両脇を始末します。1.5センチくらいの幅で三つ折にしてミシンをかけます。左側と右側、両方同じように縫います。




4.上部の始末

今回はギャザーテープで簡単にヒダを作れるようにするので、上部の始末も簡単です。まず、2つ折にして1.5センチくらいのところで縫い付けます。




上部の処理ができたら、上から1センチくらいのところでギャザーテープを縫い付けます。ギャザーテープの端は、カットしたところからどんどんほつれてしまうので、3センチほど内側に折り込んで縫い付けます。
片方は完全に縫いとめて、片方の紐を引っ張ると、こんなふうに簡単にヒダができます。

5.裾の始末

ギャザーテープの縫い付けが終わったら、実際にフックを取り付けてカーテンを吊るしてから丈の長さを決めると簡単。普通のカーテンの場合は、床から1センチ上くらいの長さにすればいいと思います。マチ針でしるしをつけて、またカーテンをはずし、10センチから15センチの幅で裾を三つ折にして縫い付けます。

2枚開きのカーテンの場合は、2から5をもう一枚の分も繰り返して、裾の始末が終わったらようやく完成。

6.完成

2枚とも縫製が終わったらカーテンをレールにかけて完成です。今回は窓2つで合計4枚作ったので、くたびれました・・・。でも、遮光生地とあってカーテンを閉めていると昼間でもほぼ真っ暗なので満足。(でも最近ずーっと曇りだから、いいお天気になったらもうちょっと明るいのかもしれません)それなりに厚みもある生地なので、冬は保温効果もあるといいな。

ベルギーのお医者さん

2005-12-16 22:57:38 | 毎日の暮らし
このところ毎日だらだらとカーテンを作っていてあまり日記のネタがないのですが(^_^;)、今日は夕方近所の医者に行ってきました。

今日のお医者さんはジェネラリストという、いわゆるホームドクター。日本だと町中の開業医も内科、皮膚科、耳鼻科・・・というように専門別になっていますが、こちらでは何かあったら最初に相談するのがジェネラリストのお医者さんです。その名の通り、風邪から、打撲から、水虫から、何から何まで診てくれるお医者さん。基本的には、専門医に診てもらうにはジェネラリストの紹介状が必要です。

今日は、私の健康相談(?)のついでに、ミシェルが3年くらい前から抱えている肩の痛みのことで相談に。一度空手で痛めて以来、動かし方によって時々痛くなるのですが、レントゲンでも何も出てこないのでどうにもしようがないのです。結局いろいろ診てもらって、肩のレントゲンしか撮ったことがないのなら胸から上全体のレントゲンを撮ってみては、と言われたのですが、ミシェルはあまりレントゲンに乗り気ではないのでとりあえずしばらくビタミンを摂ることになりました。(^_^;)

ちなみにこのお医者さん、うちから一番近いお医者さんなのですが、ブリュッセルでは30分くらいかけて友人の医者にかかっていたミシェルは、彼ほど親切じゃない(そりゃ、友達ではないですから・・・)と言ってちょっと不満げ。(^_^;) でもジェネラリストだから、近所のお医者さんにかかるのが一番。友人ほど親切じゃない、と言ってもとても気さくで、経験も豊富そうな人です。

ちなみにベルギーのお医者さんは、(患者さんに対しては、かもしれないけど)気さくな人が多いです。今まで何人かお医者さんにかかっているけど、この人いやだなあ~というお医者さんに会ったことは一度もありません。(^_^)