王様のガレット

2005-12-28 21:32:07 | 毎日の暮らし
リエージュはこのところ、毎日雪が降ったりやんだりのお天気で、あたりはすっかり真っ白です。以前住んでいたブリュッセルより、リエージュのほうが寒くて雪が多いせいもあるのかもしれませんが、こんなに雪を見たのはベルギーに来てから初めて。雪が降ってきれいだなあ~、なんて言っていられるのも仕事をしていないからなのですが、道もところどころ凍ってしまって買い物に行くのも大変です。それよりも、ガスのメーターがものすごい勢いで回っていて恐ろしい。(^_^;)

ところで、クリスマスが終わると楽しみなのがコレ↓です。


フランス語でgalette des rois(王様のガレット)という名前のこのケーキ、ガレットと言ってもワッフルを薄くしたようなあのガレットではなく、frangipane(フランジパン)と呼ばれるアーモンドクリームをパイ生地で包んだものなのですが、中に→のようなセラミック製などの人形が入っていて(これは何かの動物だと思うのですが、なんなのかよくわからない(^_^;))、人形に当たった人がその日一日王様になれる、というものです。紙などでできた王冠が乗ったガレット・デ・ロワがパン屋さんに並ぶと、それを見るだけでウキウキした気分になってしまいます。(^_^)

実際にはこのお菓子、生まれたばかりのキリストを、東方の三博士が訪問・礼拝したとされる1月6日の公現祭にちなんだものなので、パン屋さんに並ぶのは年が明けてから。でもスーパーなんかではクリスマスの直後くらいからお店に並ぶので、さっそく買ってしまいました。

私はなぜか、このケーキをカットするのが下手。年に1度しか食べられないので、毎年2~3個買ってしまうのですが、ナイフを入れた途端、ガキッ、とお人形に大当たりしてしまうことがよくあるのです。(-_-;) で、実はこの冬最初のガレット・デ・ロワも、3本目の包丁を入れたところで見事にヒット。包丁で人形を探り当てた私が王様、というわけにもいかないので、今回は王様なしになってしまいました・・・。

年が明けたら近所のパン屋さんにも並ぶと思うので、リベンジします!


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2 コメント

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Unknown (e-maria)
2006-01-01 06:53:41
カットしていてフーブに中るのって、きっと、ねーじゅさんが当たりってことよ♪

私はまだ当たったことが無いんですよ。

王様にならなくていいので、フーブだけ集めたいです(^_^;)



ねーじゅさん、2006年もよい年を過ごしてくださいね!!
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>e-mariaさん (ねーじゅ)
2006-01-02 17:44:56
でもカットのときに人形に当たってしまうとやっぱり楽しさ半減。(^_^;) いっつも当たらないようにって気をつけてるんだけどねー。



ベルギー人ってコレクション好きな人多いけど、この人形のコレクターもかなりたくさんいるみたいですよ。人形目当てで毎年いくつも買う人とか・・・。(^_^;)



最後になってしまったけど、今年もよろしくお願いしますね!
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