大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

飛んで飛んで成田▶︎武漢▶︎大同 3

2017年12月19日 | 中国の旅

フライトは東方航空2621便で9:35発。
空港使用料等諸経費込みで608元。(支払いはドル建てなので$90。) 

チケットは空港のカウンターでパスポートを提示すれば受け取れる、
という話だったので、カウンターでパスポートを出してみた。 

どこまで?

カウンターのお姉さんはパスポートを広げもせず聞いて来た。

えっ、大同…

何で行き先を聞かれるんだろう。
パスポートを開いて、端末に名前を入力すれば出るんじゃないの?
と思っていたら、カウンターのお姉さんは都市毎に
プリントアウトしたリストを捲って確認していた。
そして発券済みのチケットの束から、私のものを取り出した。

…なんか超アナログ…。

▼無事チケットゲット

手荷物検査でバックパックがひっかかる。
手荷物検査では、バッテリやコイン等、ひっかかりそうなものを
事前に取り出して、鞄をX線検査機に通し、問題がなくなる迄
何度でもこれを繰り返す。
この時の検査員は皆さん女性。
私のバックパックは執拗にNGを食らった。

検査の若いお姉さんと二人で五回もバックパックをかき回し
最後には二人で、顔を見合わせて

若いお姉さん「バッテリなんか無いわよねぇ」

私「バッテリは全部出しましたよ」

若いお姉さん「バッテリなんてもう入ってないわよ!!」 と、
画面を眺めてる年季の入ったお姉さんに半切れ気味に叫んだ。

年季の入ったお姉さん「まだ入ってるわよ!!四角いのが」

……えっ四角いの?

私と若いお姉さんはある物体に目をやった。
それは一口羊羹。
スーパーマーケット等で四個入で売ってる小さい羊羹だ。
日持ちして糖分補給が出来るし、高温でも溶けないので、
サバイバルな中国旅行にはピッタリ。
普通にお茶請けとしても活躍するので中国旅行では
結構な割合で持ち歩いている。 

羊羹を取り上げて眺めるお姉さんに

私「これ、日本のお菓子なんですけど…」

若いお姉さん「知ってる」

羊羹を取り出したバックパックは、お見事!!検査をパスした。
手荷物検査を通る時は、羊羹は予め出しておくべし(笑)。

▼天河空港国内線ターミナル

この日の武漢はかなり霧が出ていた。

飛行機、飛ぶんだろうか…。

地下鉄、手荷物検査と今朝はケチがつきまくりなので気になる。

だいぶ前の話だが、上海▶︎武漢の時も上海はもの凄くいい天気だったのに、
武漢に霧が出ているということで5時間遅れて出発した。

武漢って霧が出やすいんだろうか…

また、夕方便になったりして…

と心配していたところ、大同行きのMU2621は定刻通り離陸。
定刻通り11:35に大同雲岡空港に到着した。

▼機内軽食/品川巻きが入ってて嬉しかった。

久々の国内線だったので、その定刻運行っぷりにかなり感動(笑)。
さすがは、東方航空。
昔は数時間遅れは当たり前だったのにね〜。 

▼大同雲岡空港…荒野の中にポツンとある感じ

空港を出ると、目の前に市街地行きのバスが停まっていた。
終点は大同賓館。昔風に云えば、市政府の招待所。
運賃は10元(160円)。乗車後支払い。
満席近くなると発車する、昔ながらの中国ルールバスだった。

ここから大同駅行きが出ていればいいのだが、大同賓館線のみと
云う事だった。
乗車して20分ほどで発車、大同賓館まで30分位だった。

▼ 大同賓館