15時過ぎに頤和園を後にして地下鉄で北京西駅へ。
中国で列車に乗る場合、先ず駅の入口でパスポートと乗車券を駅員に
見せ、荷物のX線検査と身体検査を経て構内に入る。
中国の列車は直接プラットホームへ入れないシステムで、
乗る列車ごとに待合室が決まっているので、改札が始まるまで
待合室で待つことになる。
待合室は例えれば、体育館かと思うような広さの部屋に固定された椅子が
延々と並んでいる感じ。
中国の長距離列車は、主に軟臥、硬臥、硬座、無座の4ランクに分かれている。
軟臥は4人一部屋の個室寝台、 硬臥は仕切りの無い3段ベッドの寝台車。
硬座は6人掛けのボックス席と4人掛けのボックス席が車両の左右に並ぶ
指定席。無座は立ち乗り。
短距離列車は軟座、硬座、無座の3ランク。
軟席(軟座、軟臥)は高いので、一般とは別の待合室がある。
軟席待合室の改札は硬臥、硬座よりも早く始まるし、なにより静かだ。
▼北京西駅構内
T49次は軟臥をとってあるので、軟席の待合室(軟席侯車室)で優雅に
改札が始まるのを待ちたかった。
昨日、切符を取りに来た時に北京西駅の構内図をカメラに収めていたので
部屋で必死に軟席侯車室を探していたのだが、どうしても見つからなかった。
……せっかく軟臥取ったのに(泣)
帰国してよくよく見たら、第一侯車室が()付で軟席侯車室って書いて
ありました(笑)。
北京西駅を利用する折には、以下構内図をご参照ください。
北京西駅構内にはコンビニ、売店、マクドナルド等、乗車前に食料等が
調達できるお店が入っている。
以前北京西駅を利用した際は、まだ二十世紀だった。
当時の売店には干からびたリンゴや硬いパン類、干し肉、缶詰、
瓶詰め等が販売されているだけだったから、かなり進歩したもんだ。
テイクアウト専用のマクドナルドがあって、コーヒーとソフトクリームが
飛ぶように売れていたので、列に並んでソフトクリームを買ってみた。
以下黒ゴマ風味のソフトクリーム、「麻麻黒」。
何故か私のものだけ失敗作。とぐろが崩れたようにずれている。
ソフトクリームを作っていたお姉さんが、レジ係のお姉さんに笑いながら
「あらやだー、失敗しちゃった!」
「それは酷いわね」
……そんな凄いの私にくれる気???
「はい」
………くれるんだ…
クリームが落ちないように必死で完食しました(笑)。
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