大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

麦積山 その弐

2019年05月11日 | 中国の旅

▼麦積山石窟地図

こう見ると入口から乗ったカートってあまり意味が無い…。坂道を石窟方面に
曲がらずにそのまま進むと、麦積山を一望できる観景台があるらしい。
現地では気付かなかった。 

瑞応寺の脇を抜け麦積山石窟の入場ゲートで検票して、いよいよ石窟へ。
麦積山石窟のことは学生時代にテレビ番組で知った。
当時は今と違って日中友好!!中日友好!!だったので、中国の紀行番組や
石窟を扱った番組が多かった。
その番組中で見た哀しい王妃をモデルにした美しい仏像が忘れられず…
大同の上華厳寺の露歯菩薩の次に見てみたい仏像だった。 

ただ、天水は交通の便が良くなかった上、自身高所恐怖症気味なので
断崖絶壁の石窟に来る勇気がなかった。

この夏(2017年)、西寧→蘭州と回った後、天水か銀川か迷ったが、やはり
断崖絶壁に恐れをなして、銀川を選択してしまった。
蘭州を発つ前日、テレビをつけると麦積山石窟を取り上げた番組が
放送されていて、思わず見入ってしまった。
唐代の地震で岸壁が崩落したのも麦積山が衰退した一因と言っていた。

……やっぱり天水にすれば良かったなぁ

後ろ髪を引かれる思いで銀川(別に銀川が良くない訳ではない)に向かったが、
麦積山には必ず行こうと心に決めた。

高所恐怖症ぎみだけど…。

話は戻って、石窟に入ると直ぐ左に寂陵(件の王妃の陵)があるようだが、
既に中国人観光客が殺到していたので、先に上を見ようと階段を上がった

▼石窟図(現地のパネル地図を一部加工)

麦積山石窟は窟の前に太めの金網が張られているので良い感じの
写真が撮れない。

 



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