大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

永泰門(南門)

2018年06月24日 | 中国の旅

関帝廟見学後、道教の文昌帝君を祀った帝君廟を観て、17時直前に
南門に到着。冬場だし田舎だから17時に閉まっちゃうかも、
と心配していた城壁の開放時間は、20時までだった。

おーっ。

しかもなんと入場無料だった。すご〜い、西安なんて900円弱取るのに。
入場券は身分証を見せるとくれるので、外人はパスポートを提示すればいい。

11月半ば、大同は17:00を過ぎるとそろそろ暗くなる。

▼大同古城

城壁入口の看板によれば、大同古城の面積は3.28平方キロ。
現存の城壁は、明の大将軍徐達(じょたつ)が、漢、魏、唐、遼、金、
元の城壁を元に洪武5(1372)年に完成させた。
城壁の周囲には堀を巡らし、吊り橋、城楼、箭楼、月楼、望楼、角楼、
控軍台と軍事施設を完備している。
城壁の高さは14m、上部の幅12m、下部の幅18m、一周7.2kmで
正方形。4つの主城門は、東を和陽門、南を永泰門、西を清遠門、
北を武定門という。

大同古城って本当に要塞っぽい。
さすが、徐達…。 

▼大同城南東にある雁塔

城壁は日が暮れるとライトアップされる。
西安よりもかなりセンスあるライトアップっぷり。
そして、大同は日が暮れると一気に寒くなった。
氷点下かも、と思わせる寒さにライトアップどころではなくなり
早々とホテルへ撤退(笑)。 

▼ライトアップされた南門