大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

古隆中 その3 小虹橋と抱膝亭

2015年11月08日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

若き日に諸葛亮が隠棲していたという旧居は、晋代には碑銘があり、
唐代に武侯廟が創建され、興廃を繰り返した後、現存するのは
清代に建てた三顧堂、武侯祠、三義殿、草廬亭、抱膝(ほうしつ)亭、
六角井(ろっかくせい)等。

古隆中牌坊を通り、脇道に逸れると小虹橋(しょうこうきょう)に出た。
小さい虹というだけあって綺麗なアーチ型の橋。
来歴は分からないが、昔から古隆中の名勝旧跡として扱われている。 


  ▲小虹橋▼

天気が良いので、草の緑が目に鮮やか。
小虹橋の先、緑に覆われた斜面の階段を上がって行くと
抱膝亭に出た。
抱膝処と書かれた石碑が鮮やかに塗り直されているが、
これは以前のはげはげで灰色だった頃の方が趣があった。 


  ▲抱膝亭


古隆中 その2

2015年11月08日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

古隆中の入場料は80元(1600円)。

……諸葛亮で街起こしを目論んでいるだけあって高い。

……以前来た時は入場料は無かったような…。

昔の日記を探してみないと定かではないが、
当時、洛陽の龍門石窟の入場料が人民料金で2角(0.2元)、
外人料金で3元だったので、あったとしても1角程度だろう。
1角は当時のレートで6円だ。 

 
  ▲古隆中の入場券

入場券の裏を見ると、地図が無い。昔の入場券は気が利いていて、
裏面には必ずといっていいほど、観光地図がついていた。

……以前は入場券の裏を見ながら観光できたのに、使えない… 

入場料はべらぼうに上がっているのに、入場券はレベルダウンしているなんて
残念だ。 古隆中に改善提案したい(笑)。

  ▼入場券の裏

入口脇に地図があったので、写真に収めようと思ったら
保護ガラスに朝日が反射して全く見えなかった。
地図は諦める。

古隆中は朝の8:00開園。

……そういえば、中国の観光地は早くから開いていたっけ

朝の9:30だというのに、もう結構な観光客が来ている。
以前来た時は、ほぼ貸切状態でなんだか寂しかったが
観光客が多いというのもゆっくり見られなくて嫌だ(笑) 

団体観光客が行く順路らしきものから外れて、観光することにした。


  ▲古隆中牌坊  ▼牌坊裏