若き日に諸葛亮が隠棲していたという旧居は、晋代には碑銘があり、
唐代に武侯廟が創建され、興廃を繰り返した後、現存するのは
清代に建てた三顧堂、武侯祠、三義殿、草廬亭、抱膝(ほうしつ)亭、
六角井(ろっかくせい)等。
古隆中牌坊を通り、脇道に逸れると小虹橋(しょうこうきょう)に出た。
小さい虹というだけあって綺麗なアーチ型の橋。
来歴は分からないが、昔から古隆中の名勝旧跡として扱われている。
▲小虹橋▼
天気が良いので、草の緑が目に鮮やか。
小虹橋の先、緑に覆われた斜面の階段を上がって行くと
抱膝亭に出た。
抱膝処と書かれた石碑が鮮やかに塗り直されているが、
これは以前のはげはげで灰色だった頃の方が趣があった。
▲抱膝亭