石家荘双環汽車 小貴族（Shijiazhuang Shuanghuan Auto Noble）

中国産の食品が非常にホットな話題になっていますね

冷凍食品で農薬中毒になるって考えられないですね

うちの家にもありましたよ、、天洋食品有限公司製の食品

冷凍食品じゃなくて牛丼の素でしたが

食べんでよかった…

まあ北京に行ったときにコンビニで売られていた腐った牛乳で腹を壊しましたが

さて、天洋食品有限公司がある湖北省石家荘市には自動車メーカーも存在します

双環自動車です。

SRV事件でホンダから提訴されたあのメーカーです

どうやらSRVは生産停止に追い込まれた模様

最近ではBMWやダイムラーからも次々と提訴されています

ダイムラーが提訴の対象としたのが、小貴族（ノーブル）です

ちなみに、この写真の右端に写っているのが、BMWから提訴されたSCEOです

SCEOのエンブレムがオペル＋韓国のサンヨンっぽい

小貴族のエンブレムはヒューレットパッカード（HP）っぽい

製造元の名前が正確には紅星双環汽車（Hongxingshuanghuan Auto）なので頭文字のHをもじったんでしょうな

見た目は完全にスマート


どちらかというと後ろ姿の方がそっくり…

やはり中国人の大好きなクリアレンズを採用

小貴族はこのサイズで４人乗り

１３億人の国だから、大人数乗れたほうがいいんだろうな…


コックピットはこんな感じ

比べて見ると一目瞭然

クオリティが全然違いますね

こんなものを発見

中国産スマートより、砂製スマートのほうが丈夫やったりして笑

http://www.youtube.com/watch?v=HPdEWLnAQr0
メルセデスベンツSクラスVSスマートフォーツー

吉利汽車 美人豹（Geely Auto Meirenbao , BeautyLeopard ）

中国の民族系メーカーの中では奇瑞汽車についで、２位の実力を持つといわれているのが吉利汽車（Geely Auto）です

90年代後半から、ダイハツシャレードのデッドコピー車『美日（Meiri）』を生産し、大成功を収めました。

もともとは冷蔵庫やバイクの製造メーカーだったようです


その吉利汽車のラインナップの中で唯一のスポーツカーが美人豹です

見ての通りリアデザインは完全にトヨタスープラの模倣です。

ただフロントデザインはオリジナルですね


ちょっとだけ昔のインテグラに似てますがねえ…

最近のモータショーで美人豹2という車が発表されたようです

見ての通り、アルファロメオ＋新型GTRを足して２で割った車です

ただこのクルマはあくまでコンセプトカーで

市販された美人豹２はこちら


サブネームが靂靚というそうな

ライトが大型化されましたね～

若干ヒュンダイクーペの影響を受けていますね


リアランプも意匠変更。中国人が大好きなクリアレンズを採用


調べていると、このようなクルマも発見！

デザインがプジョー＋マレーシアプロトン車っぽいのが面白い笑


リアはメルセデスっぽい。

でもなかなかかっこいいと思ってしまうのは僕だけだろうか？

SRV

中国で暗躍？しているホンダCRVのデッドコピー車の特集をば

ホンダCRVは中国では東風本田汽車で生産されており、現地名は思威（Siwei）という名前で呼ばれています

ちなみに以下に掲載しているクルマは全てデッドコピーです

中順汽車のSRV


山東黒豹集団のSRV




双環汽車の来宝SRV（Laibao SRV）

エンジンは三菱製のようですね


新凱汽車のSRVです

新凱汽車は生産車種にデッドコピー車が多いです

いすゞのDMAXやトヨタハイエースのコピー車がホームページでもたくさん見つかりました




新凱汽車ホームページでこんなものを発見

車名は凱勝（Kaisheng）だそうです

完璧にトヨタハリアーのデッドコピーですね

僕も見分けが付かないです…


こちらは保定大迪汽車　都市威菱（Dushiweiling）です

前はオリジナルですが、リアは完全にCRVです

エンジンはなんといすゞ製です笑

いすゞとホンダのコラボレーションとは…

ホライゾンやジャズ、アスカやジェミニのようですね

今やいすゞもトヨタグループなのでホンダとの提携は今後はないんだろうな…

更に大迪汽車のHPを見ていると、やはり案の定CRVの完全デッドコピーもありました

名前はCITY　STEEDだそうです

やはりエンジンはいすゞ製

ありえないコラボレーションも中国では可能になるんですね笑

一汽紅塔汽車 自由風（FAWHongta Auto Ziyoufeng）

今日は第一汽車集団の一汽紅塔集団の自由風を

一汽紅塔の中国語よみはイーチーホンター

ホンダと間違えてしまいそうです

一汽紅塔はダイハツ技術提携しておりムーヴの旧旧モデルを幸福使者という名で生産しています

コレが幸福使者（Xingfushizhe）

幸福使者の電気自動車版がアメリカに数百台輸出されたそうです

さてさて自由風とはどんなクルマなのでしょうか？

正解＝セレナ＋デリカスペースギア






室内はスペースギアのデッドコピーのようですね

ただコラムシフトはやはり採用されず…


ハイエース＋プリメーラという変なデッドコピー車を生産している中順汽車も同じようなセレナ＋デリカスペースギアの生産をしているようです


中順汽車MPVという名前です
　
両者を比べると、フロントグリルとリアデザインが異なるだけですね

ってか中国にはどんだけデッドコピーあんねん！

北京汽車 雷馳（Beijing Auto Leichi）

中国の首都であり2008年オリンピックの開催地である北京の名を冠した自動車会社が北京汽車です

1983年からアメリカのAMC（現在はクライスラー）と合弁を組んでいた、中国では歴史あるメーカーです。

北京吉普（北京ジープ）は中国ではかなり有名なブランドです

切諾基（チェロキー）とかは実際よく走っていました

最近では三菱のアウトランダ（欧藍徳）ーとチャレンジャー（帕傑羅sports）の生産もしているようです

また北京汽車はヒュンダイと北京現代という合弁会社を設立しています

北京市内のタクシーは８割方、北京現代のエラントラ（伊蘭特）です

北京に行ったとき乗ったタクシーもエラントラでした


１５分乗車してたった４５０円程度でした笑

さて、題名にある雷馳ですが、、、まんまフェイスがエクストレイルです…



フロントグリルは欧州版エクストレイルの踏襲ですね


ただ前周りだけがエクストレイルなだけで、後ろは典型的な中国車…

CRVの偽車のSRVも同じようなクルマでしたね

トラックのシャーシの流用でしょうな

エクストレイルは中国では奇駿という名前です

長安汽車 CM8 （Chang'an Auto CM8）

今日は個人的に気に入っている中国車を紹介します

長安汽車のCM8です。

中国車には珍しい完全オリジナルデザイン車ですね

中国ではいわゆる微型車（軽自動車）に属するクルマです。

デザインがおもちゃっぽくていいですね～

北京でも元気いっぱいに走ってましたよ～


室内は平々凡々なデザインですね

長安汽車のホームページには
長安CM8来自意大利名師手筆と書いてあるので

どうやらDesigned By Italianのようです

最近ピニンファリーナとかジウジアーロ作の中国車も増えつつありますしねえ

ところで中国語でイタリアは伊太利ではなく意大利（Yidali）と表記します

さて中国では最近イタ飯が人気のようです

その中でもサイゼの人気がすごいらしいです

中国でのサイゼリヤの表記は薩莉亜（Saliya）です

日本でもそうですが現地でも激安価格のようです

ちなみに僕が一番好きなメニューは…

モッツァレラチーズのダブルサイズ！！

あれは最高ですね泣

ビンボー大学生が贅沢？できる唯一の場所です笑　

あと半熟タマゴのミラノ風ドリアもいいなあ

クルマじゃなくてイタ飯の話になっちゃった…

華陽汽車 小覇王（Huayang Auto Xiaopawang）

今日はダイハツ　アトレー７＆トヨタ　スパーキー特集を！！





ダイハツがトヨタに供給した自動車第２弾でしたね

アトレーサイズで7人乗りってなかなかすごいですよね

背高ワゴンで、使い勝手もなかなかのモノ

デュエット、キャミ、パッソ、ｂB、ラッシュ

結構OEMしてますよね～ダイハツって

これからはスバルジャスティもブーンになりますよね

さてさて題名の華陽汽車　小覇王とは？？

これです…

見分けつきますか？？ってか何でアトレー7のコピー車が中国で出回るんだろうか？？

ダイハツ工業と華陽汽車には勿論提携関係はありません。


よ～く見るとエンブレムが違うんですね


ボディーカラーが黄色って笑



リアはスパーキーよりアトレー７寄りですね。







内装まで忠実に再現！

見事なまでのコピー精度

でもコラムシフトは真似できなかったようで笑



そういえば、アトレー７にはハイゼットグランカーゴという派生車種が存在しましたね～

東風風行汽車 景逸（DengfengFengxing Auto Jingyi）

卒論で中国車を研究中なので、最近は中国車ネタばっかりですが

中国車を取材しているサイトがあまりないので

僕が先駆者？となりこれからもやっていきますね。

京都好きという題名が最近名ばかりになってますね笑

でも週４は京都に行ってるんですよ笑

大豊神社や貴船神社などの寺社特集、天天有やみよしなどの京都ラーメン店特集も久しぶりにしたいな～

さて、閑話休題！そろそろ東風風行汽車、景逸の特集をば


な～んだ三菱シャリオグランディスじゃないか？

ちゃいます！ちゃいます！

グランディスのデッドコピー車です笑


エンブレムが昔のマツダっぽい笑

後ろもご覧の通り。

グランディスよりはやや小ぶりですね

エンジンは1.8リッターです。



コレが本家のグランディス。

エンジンは2.4リッターMIVECエンジンですね。

本家のほうがパワフルです！！

グランディスは中国でも販売されていて格蘭迪という車名です

なお旧型は東南汽車から菱紳ソブリンという名前で販売されています



景逸の車内はこんな感じです。

グランディスの造形美で有名なコックピットとは似つかないですね

造形技術はまだまだなのでしょうか

ハンドルの形だけはデッドコピーです笑



東風集団はホンダや日産とも提携してるのに、デッドコピー車を販売していいんですかね～笑

安徽江淮汽車 瑞風 （Anhuijianghuai auto Refine）

今日は中国のエルグランド、安徽江淮汽車の瑞風の特集を


前から見ると、まんま三菱デリカスペースギア・ヒュンダイH1スターレックスです
ね。

安徽江淮汽車はヒュンダイから技術供与を受けていたので、H1スターレックスに似ているのは当然ですが

H1スターレックスも三菱からデリカスペースギアの技術供与を受けたものです。

当然のことながら、これがデリカスペースギアですね


そして、コレはヒュンダイ　H1スターレックス

韓国でもよく走っていました。

また韓国にはスペースギアの背中をそっくりくりぬいて作った、ヒュンダイリベロってトラックも走っていました


三菱の不人気車種リベロと同名とは…

さて今日のテーマの瑞風ですが…

後ろがエルグランドのデッドコピーなんです…




このように見分けが付きませんねえ

前　三菱デリカスペースギア＋後　日産　エルグランド

江淮汽車はハリアーのデッドコピー車なども製造しているので、ある意味注目すべきメーカーです笑

衆泰汽車 2008 （Zotye Xplosion）

とうとうあと200日あまりで北京オリンピックですね

この前、北京に行ってきましたが…

あの交通マナーでほんまに実施できるのか心配です。

横断歩道で人と人の間に１０センチの隙間があればクルマが突っ込んできます




さてそんなオリンピックイヤーにあやかって作られたのが

この衆泰汽車の2008です。

少量輸出されてるようで輸出名はZotye Xplotionです


ダイハツテリオス、トヨタキャミやん！と思った方！はずれです！

ニセモノです。完全なデッドコピーです。


中国でテリオスは一汽天津華利汽車で2004年からDario Terios（達路　特鋭）として発売されました。

現在は販売不振のため既に生産停止ですが


コレが衆泰２００８の内装



そしてコレがテリオスの内装ですね

ハンドルの形状までデッドコピーですね

ただエンジンは三菱製のようです




最後にモノホンのテリオス＆トヨタキャミ…　訴えれば勝つと思うねんけどなあ…