ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

恵比寿ワイン会 MY9回目

2009-07-28 10:27:35 | 外飲み&ごはん♪♪
早いものでもう9回目です。
恵比寿のワイン会。
今回のテーマは「ドイツワイン」。
ドイツというと白ワインのイメージしかないのですが・・・。

まずはドイツといえばリースリング、の白ワイン。

   

PIESPORTER Riesling 2003(Bollig-Lehnert)

ドイツのワイン産地の主流はラインガウとモーゼルの
2つの川の流域だそうで、
ラインガウは重厚な甘み、モーゼルは爽やかな甘みが特徴、
とされているそうです。

こちらはモーゼルの白ワイン。
Riesling 100%です。
香りは何というか…洗剤っぽい
業務用の塩素系の洗剤(爆)
素直にそう言うと「そういうのを鉱物香って言ってよ~」と
言われてしまいました(笑)
確かに「洗剤の香りのするワインです」
なんて言っちゃ、売れるものも売れないですもんね

お味は香りとは全然違った、優し~い甘さ。
スッキリ冷やして飲むのに良い感じ。
アルコール度数が読み取れないのですが、
ちょっと低いんじゃないかな~?
遅摘みのブドウで造るので、糖度が高くなるそうです。
レンジが高くなればなるほど、甘味が強くなる傾向があるとか。

    

MUSSLER Spatburgunder 2004

赤ワインです。
Pinot Noir 100%です。
ドイツではPino Noirのことを
Spätburgunder(シュペートブルグンダー)と呼ぶそうです。
…覚えきれないですね

ちょっと枯れた色合いですが、
ピノにしてはしっかりと色がある感じ。
ジャムっぽい香り。
口に含んだ瞬間、アルコールの強さを感じました。
とはいえ14%。
やはり1本目が度数低かったのかな~。
枯れた味で、キリッとしたタンニンを感じます。
気軽に飲みやすいお味ですね~。

      

Staatliche Weinbaudomane Marienthal 1995

こちらも赤ワインです。
Spätburgunder 100%。
ドイツワインに多いそうなのですが、
コルクがふかふかになってしまって、
古くなればなるほど、きちんと抜けなくなってしまうものが多いとか。
こちらはかなり抜栓に苦戦されていました。
ドイツワインは加糖が認められているので、
その糖分がコルクと瓶の間にくっついてしまうのだそう。
最終的にコルクはボロボロになっていました

こちらはか~なり薄い、くすんだ色。
熟成感のある枯れた香りですが、味は酸っぱい
これだけ酸がしっかりあるから、
長く寝かせられるそうです。
けど、酸っぱいな…。

ちなみに、本日はドイツワインならハムでしょ、
ってことで、ベタにハム…生ソーセージって名前だったかな?
を、差し入れてみたのですが。
ハムと合わせると酸味が弱まって良い感じでした。
てか、あのハム美味しかったな~

   

Schloss Schonborn 1990

こちらもSpätburgunder 100%。
アルコールは12%ですね。
意外と低いのが多いのかな・・・?

ちょっと黒みがかった枯れた色合い。
いぶりがっこみたいな燻製っぽい香り。
酸はしっかりあるけどとってもまろやか。
とんがっている味ではないけど、
しっかりした複雑な味わい。
嫌みがなくまろやかです。
20年近く寝かせるとこうなるんですねぇ。

ちなみにこちら、山本さんが気に入って
どこかに在庫は無いか!と探したところ、
明治屋が持っていたので、全部買い取ったそうです。
そうやってワインも回って行くのですねぇ。

              

本日は5本目の前にブラインドワイン。
ブドウ品種は2種類しか登場していないので、
地域とヴィンテージを適当に言ってみて、なブラインド。

注いだ瞬間「ロゼ?!」と見間違えるくらい、
ピンクがかった、しっかりと濃い色合い。
でも白なんだそう。
今度は粘土っぽい香りがします。
ちょっと口にするのがためらわれるほどの香り(笑)
でも味はとっても軽くまろやかな甘さ。
ちょっと微発泡っぽい感じも…。

コルクを回していただいたのですが、
そこにしっかり「R」の文字入りのロゴがあったので、
ラインガウらしい、と(笑)
ロゼワインっぽくなるほど濃い色になるんだから、
結構古いんだろうなぁ…ってことで、
88年と回答してみましたが、90年でした。
惜しい!
今回は店長さんが正解でした

 

Schloss Reinhartshausen 1990

今買おうと思ってもなかなか手に入らないそうです。
ちなみに90年はとっても出来が良い年だとか。
アルコールは8.5%、みたいですね。

      

Gimmeldinger Mandelgarten 1998(Muller-Catoir)

それまで飲んだ甘口ワインが、
あまり酸を感じないものだったのですが、
こちらはグレープフルーツのようなフルーティーな香り。
スッキリとした甘さで飲み疲れしないお味。
アルコールは9%。

今回は度数が低めのものが多かったためか、
しっかりしたままアフターに突入できました(笑)
それはまた改めて~。

        

ここで、ドイツワインの品質等級をまとめておきます。
(Wikiより<笑>)

①プレディカーツヴァイン (Prädikatswein)
  2007年7月まではクヴァリテーツヴァイン・ミット・プレディカート
  (Qualitätswein mit Prädikat、QmP)と呼ばれていた。
  分類の中では最高位で、更に糖度によって6つに分類される。
   ・カビネット (Kabinett)
   ・シュペトレーゼ (Spätlese)
   ・アウスレーゼ (Auslese)
   ・ベーレンアウスレーゼ (Beerenauslese、BA)
   ・トロッケンベーレンアウスレーゼ (Trockenbeerenauslese、TBA)
   ・アイスヴァイン (Eiswein)

②クヴァリテーツヴァイン・ベシュティムター・アンバウゲビート
 (Qualitätswein bestimmter Anbaugebiet、QbA)
  ①では認められない補糖が認められている

③ラントヴァイン (Landwein)
  地酒的な存在

④ターフェルヴァイン (Tafelwein)
  いわゆるテーブルワイン?
  ドイツ産はDeutscher Tafelweinを名乗れる

                

①の中にも貴腐ワインが含まれたり何だりで、
ちょっと分かりにくい…ですかね…?
本日いただいた中では、ブラインドワインがAusleseでした。
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