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『道具置合 天然宗左口授』を読む15

2013年02月27日 | 茶書を読む


道安囲の座敷
炉の手前の角に中柱が立ち、そこから居前座(手前)の方に壁が作られ、中柱から火灯口が開けられ、襖が入っています。
炉より向うに壁はなく、点前を始める時に、火灯口の襖を開けます。



道安座敷
客は席入りして、道具を見る時、火灯口の襖を開けて見て、見終わればまた閉めておきます。
亭主、炭手前はいつもの向切の仕方と同じようにします。
香合や羽箒は台目の時の仕方と同じです。
点前は、一般的な台目の時と同じです。
初めに、火灯口の襖を開け、柄杓蓋置を引きます。
その外、替る事はありません。