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正月釜御礼

2012年01月07日 | 道場稽古
本年、干支の楽汲み出し碗。
紅白で揃います。

それぞれ着順にお好みの茶碗をお土産に持って帰っていただくのが正月釜の常です。


そして、本年の東京道場主の新年の茶花。


大福茶(梅干しと昆布)にちなんだ小吸い物膳から、「はちまき岡田」の正月八寸をいただき、一献。
正月の菓子と続き、福を呼ぶ抹茶を一服、皆様といただきました。

今年は、静岡の抹茶にて。


*大福茶とは、その昔、空也上人が梅干しの入ったお茶を病に苦しむ人々に振る舞ったという。また、村上天皇も正月にこのお茶を服用したことということから「皇服茶」、福を呼ぶ茶ということから「大福茶」と称すようになったとも言われ、名の由来は諸説ある。茶家では、正月にいただく抹茶を「大福茶」と呼んでいる。