SL230のブレーキパッドを交換しました。
Project μ の、ECO SPORTS パッド です。
写真はフロント用です。
先ずはリヤから交換します。
パッドピンプラグを外します。
パッドピンプラグを外したところです。
後ろから見たところです。ピストンがかなり露出しています。
パッドピンを緩めます。
パッドピンを抜き取ると、パッドが外れます。
新品との比較です。
まだ使えそうですが、交換します。
ピストンの摺動部をウエスで綺麗にして、ラバーグリースを薄く塗ります。
ピストンをプライバーなどを使って押し戻します。
この時、リザーバータンクからフルードが溢れないか注意します。
通常は溢れることはありませんが、中古車などで前オーナーがフルードの継ぎ足しなどを行っていたりすると溢れることがあります。
パッドをはめて、パッドピンで固定します。
パッドスプリング、リテーナー、パッドピン、ピストン等、パッドと接する部分にシムグリースを薄く塗ってから取り付けました。
注:パッド摩擦面にグリスが付着しないようにします。ブレーキが効かなくなります。
パッドピンを規定トルクで締め付けます。 18 N・m
パッドピンプラグを規定トルクで締め付けます。 2 N・m
ブレーキペダルを踏み込んで、ピストンを押し出します。
ブレーキフルードの交換もついでに行いました。
これでリヤは終了です。
続いてフロントです。
リヤと同じくパッドピンプラグを外して、パッドピンを緩めます。
パッドピンを抜く前に、マウントボルト2本を外して、キャリパを取り外します。
パッドピンを外して、パッドを取り外します。
フロントの残量は新品とあまり変わりませんでした。
なので今回は交換しない事にしました。
パッドは交換しませんが、キャリパが汚いので洗うことにしました。
お湯と中性洗剤で丸洗いします。
綺麗になったところで、エアブローして水分を取り除きます。
ピストンの摺動部にラバーグリスを塗り、何回かピストンを出し入れしました。
リヤ同様、リザーバータンクからフルードが溢れないか注意します。
パッドも同様に洗って、ブレーキクリーナーで水分・油分を取り除いた後、シムグリースを摺動部に塗って元に戻します。
注:パッド摩擦面にグリスが付着しないようにします。ブレーキが効かなくなります。
マウントボルトにネジロック剤を塗ってから、規定トルクで締め付けます。 30 N・m
この時ガタを取って取り付けるようにします。
パッドピンを規定トルクで締め付けます。 18 N・m
パッドピンプラグを規定トルクで締め付けます。 2 N・m
ブレーキレバーを何回か握って、ピストンを押し出します。
こちらも、ブレーキフルードを交換しました。
ボルトの締め忘れ、ブレーキの効き具合をチェックして作業終了です。