１２月３１日放送のゲストは！（３１１回）

今年最後の放送のゲストは、岩手日報二戸支局長菊池拓朗さんです！

二戸地域の取材の中から今年を振り返って色々と語ってもらいました。
やはり、新年１月１日からの豪雪による停電時、当時振り返って良く覚えていない
それぐらい、大きなことで右往左往、取材も大変だったようです。

菊地さんが取材された、金田一の民家でのローソクを囲む家族の写真は私も
良く覚えておりますが、寒い中家族が寄り添い、ローソクを囲む写真は印象的でした。

その中で地域でコミュニティーＦＭが果たす役割について本当に大きな力があると
感じたと言って頂きました。

その後、３．１１の震災ですが、前の勤務地が宮古市だったこともあり宮古に応援に
行ったそうですが、良く知っている土地でありながら全く変わってしまった姿に本当に
茫然としたということです。

明るい話題もありました、１０月に開催された全国エコツーリズム大会in二戸では
この地域の地域づくりを行っているお母さん方が、こんな田舎料理で本当に来てくれる人が
喜ぶかと言う、半信半疑の中、本当に大喜びしてくれたことにびっくりしていた話など
もっともっとこの地域は自分たちの持っている宝物を誇っていいように思えました。

菊池さんは独身なのですが、なぜか歴代先輩ここでお嫁さんを見つけて帰られるパターンが多く
菊池さん、嫁さん募集中だそうです。

どなたか立候補される方いたら、そっとこのブログにコメント寄せてくださいね！

最後に菊地さんに今年を一文字で表すと・・・お聞きしましたところ

「支」

という字を上げてくださいました。

人と人が支え合う年であったのですね！

今年一年大変な年でありましたが、来年は明るいニュースであふれるような一年でありますように
お祈り申し上げます。

今年一年お付き合いくださいましてありがとうございました。


放送日
１２月３１日(土)　１２：００～１２：５０

再放送
　１月　１日(日)　　９：００～　９：５０
　１月　３日(火)　２０：００～２０：５０

番組提供　☆川村医院
　　　　　☆十文字チキンカンパニー
　　　　　☆カーランド


ｂｙゆんず！

１２月２４日放送のゲストは！（３１０回）

二戸歴史民俗資料館、館長菅原孝平先生です。

現在、１月９日まで、二戸駅開業１２０周年を記念した「二戸駅と小野三十郎展」
（東北新幹線二戸駅等利用促進イベント実行委主催）がカシオペアメッセなにゃーとで開かれております。

今回は、明治時代に同駅誘致に尽力した小野三十郎（１８４０～１９０８年）の功績にスポットを当て
当時石切所村長であった三十郎がどのような想いで、現在の二戸駅をつくったのかについて語って頂いております。

三十郎は、当時横須賀から東京まで開通した汽車をこの地より徒歩にて見てきており、これからは鉄道が重要であると
村民に鉄道の重要性を説き、１８９１年９月の日本鉄道の盛岡―青森間の開業に伴い、同年１２月に福岡停車場として
開業にこぎ着けた駅誘致の立役者だそうです。

当時鉄道を誘致するに当たって、疫病がはやるとか、農作物が育たないとか、悪い人が入ってくるとか様々な風評があり
停車場開業にあたっては本当に大変なことであったということです。

現在ある駅は三十郎が自らの土地を提供して造った駅であり、本来はもっと南にある現斗米駅あたりに出来る計画で
あったということです。

三十郎の先を見る先見性にて今の新幹線駅もあるのだと思います。

クリスマスの日の放送にあっては、過去から未来への大きな贈り物が現在の二戸駅であるのかもしれないなあ～
との感慨にて菅原先生のお話をお伺いいたしました。

放送日
１２月２４日(土)　１２：００～１２：５０

再放送
１２月２５日(日)　　９：００～　９：５０
１２月２７日(火)　２０：００～２０：５０

番組提供　☆川村医院
　　　　　☆十文字チキンカンパニー
　　　　　☆カーランド


ｂｙゆんず！

１２月１７日放送のゲストは！（３０９回）

九戸城ボランティアガイドの会、会長の小保内淳さんです。

九戸城ボランティアガイドの会は、今年で１０周年を迎えられ
４月～１１月まで祝祭日はガイドの詰め所に待機して九戸城を
訪れる観光客や歴史愛好家の方々などをご案内しているそうです。

九戸城は九戸政実の乱にて豊臣秀吉の全国統一の最後の砦として
この地域では知られておりますが、しばらくの間この事実はあまり
知られていなかったのです。

2001年に高橋克彦氏により小説「天を衝く」にて広く知られるようになりました。

それから１０年ガイドの会は九戸城を紹介し続けてきたのですね。

地元に住む私たちも普段は気軽な雰囲気で足を踏み込めない雰囲気が
九戸城跡にはあります。

九戸政実は数百年経ち今でも現世に語り継がれることにきっと喜んでいる
ことではないかと思います。

この地域に住むもとしての誇りを政実に感じるのです。

ガイドの皆様は、その誇りを伝えてくれているとも言えますね！

本当にありがとうございます。


放送日
１２月１７日(土)　１２：００～１２：５０

再放送
１２月１８日(日)　　９：００～　９：５０
１２月２０日(火)　２０：００～２０：５０

番組提供　☆川村医院
　　　　　☆十文字チキンカンパニー
　　　　　☆カーランド


ｂｙゆんず！

１２月１０日放送のゲストは！（３０８回）

今回のゲストは、「本気で日本一を取りにいった監督と選手たちの物語」
を執筆されたケアマネージャーの古里素祐さんです。

この冊子は、昭和３０年～３２年当時、岩手県立福岡高校陸上部中村精七郎監督の
もとで全国駅伝最高３位をとった時代の選手と監督そしてそれを取り巻く方々の
ドキュメンタリーを書いたものです。

なぜケアマネージャーの古里さんがこの本を書いたかと言うと・・・
と言うところから話は始まりますが・・・

南舘正行さんは、高校駅伝１区２年連続１位を記録したランナーでした。
その南舘さんの担当ケアマネだった古里さんが、南舘さんが亡くなられる直前に
励まそうと考えて言った「南舘さんの輝けるランナー時代の本を作りましょう」
がきっかけで始まったそうです。

それが、どんどん話が大きくなり、南舘さんだけにとどまらず、当時の監督中村精七郎さん
から始まり、オリンピック選手となった椛沢聖子さんも登場し、その当時この小さな町
福岡に全国に通じる一流選手が集っていたことが物凄いなあと感心しました。

古里さんは、当時の時代背景から何から何まで知らない中で何かに導かれるように
この本を書き上げたと言います。導いたのはまさしく南舘正行さんの魂なのでしょうね。

昭和３０年～３２年頃福岡高校の陸上部もしくは興味のある方には差し上げて
いるそうなのでほしい方は、このブログのコメント欄にでもお寄せ下さい。

様々な方面からの反響にて既に２０００部増刷したそうです。

私も読みましたが良くできております。
古里ケアマネージャー、次はどなたの半生をお書きになるのか楽しみですね！


放送日
１２月１０日(土)　１２：００～１２：５０

再放送
１２月１１日(日)　　９：００～　９：５０
１２月１３日(火)　２０：００～２０：５０

番組提供　☆川村医院
　　　　　☆十文字チキンカンパニー
　　　　　☆カーランド


ｂｙゆんず！

１２月３日放送のゲストは！（３０７回）

今回のゲストは、岩手県カーリング協会会長の浪岡正行さんです。

岩手県カーリング協会は設立１７年を迎え、昨年度は日本ミックスダブルス
カーリング選手権大会優勝、日本シニアカーリング選手権優勝と全日本クラスの
選手権大会の二つのタイトルを取るという快挙を成し遂げました。

ミックスダブルスにおいては４回中２回の優勝であり他２回も銀、銅と毎回入賞
する実力です。今年夏ニュージランドで行われたウィーンターゲームでは、見事
銀メダルを獲得しています。

その実績も認められてか、旧姓小野寺、林選手、率いる北海道銀行フォルティウスに
苫米地美智子さんスカウトを受け、今シーズン既にカナダ合宿に同行するなど
チームの一員として単身北海道に身を置き頑張っています。

１７年前目指せオリンピックを目標にスタートした、この地域のカーリングですが
まさかそのスローガンが実現しそうな可能性まで来るとは夢にも思えないことでした。

フォルティウスは全員北海道カーリングのメッカ常呂町の出身者です。
そこに１９歳から始めた苫米地美智子さんが入り、一緒にチームを組むなどということは
それこそ夢のまた夢のようですが、本人のたゆまない努力により今回このような
ことが実現したのです。

このことは、浪岡会長がカーリングの普及期に何度も何度も自ら北海道常呂町に身を運び
交流を深めてきたことが大きく、まさかこの地域から北海道のチームに入れるなんて
到底ありえないことです。

今シーズンのカーリング女子はフォルティウス、マリリリンのロコソラーレ、札幌国際大学
、中部電力、チームフジヤマ、チーム青森、など経験実力共に充実したチームが揃い
どこが勝ってもおかしくないようなシーズンになりそうです。

単身北海道で頑張る苫米地美智子さんを応援していきたいと思います。

浪岡会長も昨年に続き、シニア２連覇狙うと張り切っておられました。
まだまだ現役バリバリの浪岡会長にみんなも頑張って続きたいものです。


放送日
１２月３日(土)　１２：００～１２：５０

再放送
１２月４日(日)　　９：００～　９：５０
１２月６日(火)　２０：００～２０：５０

番組提供　☆川村医院
　　　　　☆十文字チキンカンパニー
　　　　　☆カーランド


ｂｙゆんず！