クラブ/サークル名称に関するガイドライン
JCA事業部 (2001.2.10)
クラブ(含サークル以下同じ)の名称はそのクラブを象徴し、将来の発展の拠り所となる重要な要素である。クラブはその名称に従って次のカテゴリーに分けられ扱いも多少異なるが、この違いはクラブの振興を考えての事である。
A、企業・学校名を付したクラブ名称
1. 企業名、学校名を付したクラブは、それぞれの企業・学校を代表するため、企業・学校ごとに1個のみ公認される。対抗戦等公式行事において、正規にその企業・学校などを代表するためには、一般に例え在籍者であっても、みだりにその企業・学校の名称を“代表として”使うことは企業・学校側の管理体制上、不都合を生ずる。
2. 企業・学校名を付して、クラブをJCAに登録するときは、リーダーは企業の文化活動管理担当者、学校の学生課スポーツ担当者(文化活動担当者)あるいは学生会の担当責任者(学生主導クラブの場合)等の学校代表権を認可できる権限を持つものにより、そのクラブが企業・学校を代表するチェス活動として企業名・学校名を使うための許可証(JCA事務局に書式があります。)を添付することを必要とする。(企業名・学校名はその企業・学校の知的所有権であり、勝手に”代表”を名乗れない。)
3. 企業・学校等にJCAに登録されたクラブがあるときは別のグループがクラブを称しても、それは正規でなく、上記の手続きでJCAに登録されたクラブのみが正規クラブとして活動する。
4. (学生主導の)学校チェスクラブの欠点は、リーダーがまもなく卒業し、次のクラブ員への引渡しがスムーズに行かず、クラブ活動が停止してしまう恐れの少なくないことで、特にクラブ員の数が少なかったり、メンバーが1学部にかたよったりする場合にその例は数多い。
5. 従って、例え学生主導のクラブであっても、リーダーはOBもしくは教員のうち、チェスをある程度理解し、クラブ活動振興に熱心な方が継続的にリーダーを務めることが望ましい。
6. 教員もしくはOBが継続的にリーダーである学校チェスクラブは基本メンバー(リーダーを含む)が3名でも公認される。(例会の開催条件、eg.年12回の集会は一般クラブと同じ)在籍学生がリーダーの場合、メンバー過少のクラブは、数年後に消滅する例が多い。継続性のない学校クラブは学校代表とはいい難いだろう。一般的な許可の条件は基本会員10名が必要である。
6. 企業名を付すクラブについては柔軟に扱う。
B.地域(都市・町村)名を付したチェスクラブ
1. オープンなチェスクラブは例会の集会場所の位置によって、都市・町村名を付すのが判り易く、推選する。ただし、県名、大地区名(関東、山陽等)はあまりに広く、クラブ例会場を象徴しないから、認可しない。
2. 例会場は同名の駅を最寄駅とする事が望ましいが、大都会では駅が沢山あり、これは条件ではない。
3. 基本メンバーの10名は、例会に常時出席可能の範囲に居住または通勤するものとする。極端な遠距離のものは基本メンバーとしては失格である。(JCAは“名目上”の登録は認めない。)
4. 都市名等を付したクラブはその都市のJCA会員を代表しない。クラブには縄張りがなく、そのクラブに参加するかどうかは会員の自由である。
5. 同一都市内に2つめのクラブがJCAに登録され、同一都市名を付すことを望んだ場合は「第二○○チェスクラブ」とする。
6. JCA公認チェスクラブと同都市名の任意クラブ(※)が存在しても、JCAの認可にはそれを無視し、考慮しない。
※任意クラブ
1、JCAレイティング競技に関係しない会員による非公認クラブ
2、非会員によるクラブ
C.連想による名称を付したチェスクラブ
1. 特にクローズドなチェスクラブではそのクラブの性格を象徴する特殊な名称を付すことがふさわしい。特定な階層を意味したり現実の職業名以外はクラブ名称は自由である。
2. 連想によるクラブの名称は、先登録主義で他のクラブによる重複を認めない。任意チェスクラブとの重複もトラブルを避けるため望ましくない。
3. B3項はそのまま適用される。
4. 一度正規にスタートしたクラブのクラブメンバーが10名を大きく割り、クラブの条件を欠いて、継続性が危ぶまれる時、更新に当り、保証金の供託を事務局から求められることがある。
D. ABCいずれの公認チェスクラブも、JCA会員以外にクラブメンバーを名乗ることを許してはならない。準メンバーがクラブ名を名乗ることは所属クラブリーダーが許可すれば自由である。
チーム・マッチ要綱
JCA事業部(2001.2.10)通達
1. JCA内におけるチーム・マッチには次のものが考えられる。
1. クラブ対抗戦(サークルを含む)
1. 学校名、企業名を名稱に含むクラブ。
チーム・メンバーは基本メンバー又はその学校、企業に属すること。
その他の準メンバーはチームメンバーに加えることはできない。
2. 一般クラブ
a. チームメンバーは基本メンバー及び準メンバーによって構成される。
チームゲストメンバーは事前にリーダー会議で合意があれば1チームにつき1名を加えることができる。
b. クラブマッチは独立した2個以上のクラブの連合行事であり、同好会行事ではない。クラブはそれぞれ独立したJCA機関であり、正しい形式で行われ報告されたクラブ・マッチはJCA公式戦として扱われ結果はJCAに記録される。JCAによって記録されないクラブ・マッチは公式戦ではなく、そのマッチも公認されない。
但し、個々のゲームは例会の競技として個々に報告された場合(集会場は問題とされる)公式戦として扱われる。
クラブ・マッチは、クラブ・リーダーの公式戦開催権(クラブ例会に限られている)のワクを超えている。
c. クラブ対抗戦は参加する全てのクラブ・リーダーの合議成立が必要である。JCAに登録された各クラブと各クラブリーダーの立場は対等であり、開催に当たって1つのクラブ・リーダーがイニシアティブを取ったり、他チームに干渉したりすることは禁止する。
d. 参加するクラブのクラブリーダーは合議で次の事を決め、連名(各自署)で、事業部所定の用紙で開催認可申請の登録をする。
(イ) 大会名稱(希望) (ロ) チーム・メンバーの数
(ハ) ゲストプレーヤー名 (二) 持時間(打切りか否か)
(ホ) 日時・会場・集会場所 (ヘ) チーム負担金
(ト) 各チームキャプテン氏名・連絡方法
(チ) 回戦数.組み合わせシステム.選手登録.発表のシステム
(リ) 競技主任.チーフアービター (ヌ) その他 必要事項
e. 競技はFIDE The Laws of chess 又は日本チェス棋約に厳密に従い、いずれのクラブのサブルールも無効となる。
f. チーム・マッチにおいては個人戦の数十倍トラブルが起きることが経験されている。アービターの能力に確信のないときは、JCAはチーフ・アービター又はコンサルタントをJCAから派遣することを大会公認の条件とすることができる。
トラブルが起きたときの解決はルールとチェス界の伝統による慣例と、そのアナロジーで行われるべきである、囲碁将棋界の慣例に従ってはならない。まあまあの解決や和の押し付けによる解決はスポーツのものではない。スポーツ競技会はたとえ全員が顔見知りであっても同好会ではない。(クラブ例会は個々の対戦を集合したものであり競技会(トーナメント)ではない。
2. 都市対抗、地区(県)対抗、東西対抗 等
1. 各チームのメンバーはその地域在住又は出生又は在勤とする。
1. 都市名等を符したクラブはその都市などは縄張りではない。
チーム・メンバーはクラブ所属でなくともよい。
2. 都市対抗、東西対抗などはクラブリーダーのレパートリーではなく(協力は必要)JCAが直接主催する。選手としての参加資格はJCA会員全員にあり、告知が必要である。
3. キャプテンの重要性
チーム対抗戦に出場するチームは必ず1名のキャプテンを指名しなければならない。FIDEの競技規定に従いキャプテンは次の責任を生ずる。
1. キャプテンはチームとチームメンバーを全権代表し、一切の交渉権を持つ。その他のチームメンバーは自己のゲームといえど交渉権はない。
2. キャプテンは運営側からの連絡事項、指示をチームメンバーに通知し、運営側に協力する。
JCA事業部 (2001.2.10)
クラブ(含サークル以下同じ)の名称はそのクラブを象徴し、将来の発展の拠り所となる重要な要素である。クラブはその名称に従って次のカテゴリーに分けられ扱いも多少異なるが、この違いはクラブの振興を考えての事である。
A、企業・学校名を付したクラブ名称
1. 企業名、学校名を付したクラブは、それぞれの企業・学校を代表するため、企業・学校ごとに1個のみ公認される。対抗戦等公式行事において、正規にその企業・学校などを代表するためには、一般に例え在籍者であっても、みだりにその企業・学校の名称を“代表として”使うことは企業・学校側の管理体制上、不都合を生ずる。
2. 企業・学校名を付して、クラブをJCAに登録するときは、リーダーは企業の文化活動管理担当者、学校の学生課スポーツ担当者(文化活動担当者)あるいは学生会の担当責任者(学生主導クラブの場合)等の学校代表権を認可できる権限を持つものにより、そのクラブが企業・学校を代表するチェス活動として企業名・学校名を使うための許可証(JCA事務局に書式があります。)を添付することを必要とする。(企業名・学校名はその企業・学校の知的所有権であり、勝手に”代表”を名乗れない。)
3. 企業・学校等にJCAに登録されたクラブがあるときは別のグループがクラブを称しても、それは正規でなく、上記の手続きでJCAに登録されたクラブのみが正規クラブとして活動する。
4. (学生主導の)学校チェスクラブの欠点は、リーダーがまもなく卒業し、次のクラブ員への引渡しがスムーズに行かず、クラブ活動が停止してしまう恐れの少なくないことで、特にクラブ員の数が少なかったり、メンバーが1学部にかたよったりする場合にその例は数多い。
5. 従って、例え学生主導のクラブであっても、リーダーはOBもしくは教員のうち、チェスをある程度理解し、クラブ活動振興に熱心な方が継続的にリーダーを務めることが望ましい。
6. 教員もしくはOBが継続的にリーダーである学校チェスクラブは基本メンバー(リーダーを含む)が3名でも公認される。(例会の開催条件、eg.年12回の集会は一般クラブと同じ)在籍学生がリーダーの場合、メンバー過少のクラブは、数年後に消滅する例が多い。継続性のない学校クラブは学校代表とはいい難いだろう。一般的な許可の条件は基本会員10名が必要である。
6. 企業名を付すクラブについては柔軟に扱う。
B.地域(都市・町村)名を付したチェスクラブ
1. オープンなチェスクラブは例会の集会場所の位置によって、都市・町村名を付すのが判り易く、推選する。ただし、県名、大地区名(関東、山陽等)はあまりに広く、クラブ例会場を象徴しないから、認可しない。
2. 例会場は同名の駅を最寄駅とする事が望ましいが、大都会では駅が沢山あり、これは条件ではない。
3. 基本メンバーの10名は、例会に常時出席可能の範囲に居住または通勤するものとする。極端な遠距離のものは基本メンバーとしては失格である。(JCAは“名目上”の登録は認めない。)
4. 都市名等を付したクラブはその都市のJCA会員を代表しない。クラブには縄張りがなく、そのクラブに参加するかどうかは会員の自由である。
5. 同一都市内に2つめのクラブがJCAに登録され、同一都市名を付すことを望んだ場合は「第二○○チェスクラブ」とする。
6. JCA公認チェスクラブと同都市名の任意クラブ(※)が存在しても、JCAの認可にはそれを無視し、考慮しない。
※任意クラブ
1、JCAレイティング競技に関係しない会員による非公認クラブ
2、非会員によるクラブ
C.連想による名称を付したチェスクラブ
1. 特にクローズドなチェスクラブではそのクラブの性格を象徴する特殊な名称を付すことがふさわしい。特定な階層を意味したり現実の職業名以外はクラブ名称は自由である。
2. 連想によるクラブの名称は、先登録主義で他のクラブによる重複を認めない。任意チェスクラブとの重複もトラブルを避けるため望ましくない。
3. B3項はそのまま適用される。
4. 一度正規にスタートしたクラブのクラブメンバーが10名を大きく割り、クラブの条件を欠いて、継続性が危ぶまれる時、更新に当り、保証金の供託を事務局から求められることがある。
D. ABCいずれの公認チェスクラブも、JCA会員以外にクラブメンバーを名乗ることを許してはならない。準メンバーがクラブ名を名乗ることは所属クラブリーダーが許可すれば自由である。
チーム・マッチ要綱
JCA事業部(2001.2.10)通達
1. JCA内におけるチーム・マッチには次のものが考えられる。
1. クラブ対抗戦(サークルを含む)
1. 学校名、企業名を名稱に含むクラブ。
チーム・メンバーは基本メンバー又はその学校、企業に属すること。
その他の準メンバーはチームメンバーに加えることはできない。
2. 一般クラブ
a. チームメンバーは基本メンバー及び準メンバーによって構成される。
チームゲストメンバーは事前にリーダー会議で合意があれば1チームにつき1名を加えることができる。
b. クラブマッチは独立した2個以上のクラブの連合行事であり、同好会行事ではない。クラブはそれぞれ独立したJCA機関であり、正しい形式で行われ報告されたクラブ・マッチはJCA公式戦として扱われ結果はJCAに記録される。JCAによって記録されないクラブ・マッチは公式戦ではなく、そのマッチも公認されない。
但し、個々のゲームは例会の競技として個々に報告された場合(集会場は問題とされる)公式戦として扱われる。
クラブ・マッチは、クラブ・リーダーの公式戦開催権(クラブ例会に限られている)のワクを超えている。
c. クラブ対抗戦は参加する全てのクラブ・リーダーの合議成立が必要である。JCAに登録された各クラブと各クラブリーダーの立場は対等であり、開催に当たって1つのクラブ・リーダーがイニシアティブを取ったり、他チームに干渉したりすることは禁止する。
d. 参加するクラブのクラブリーダーは合議で次の事を決め、連名(各自署)で、事業部所定の用紙で開催認可申請の登録をする。
(イ) 大会名稱(希望) (ロ) チーム・メンバーの数
(ハ) ゲストプレーヤー名 (二) 持時間(打切りか否か)
(ホ) 日時・会場・集会場所 (ヘ) チーム負担金
(ト) 各チームキャプテン氏名・連絡方法
(チ) 回戦数.組み合わせシステム.選手登録.発表のシステム
(リ) 競技主任.チーフアービター (ヌ) その他 必要事項
e. 競技はFIDE The Laws of chess 又は日本チェス棋約に厳密に従い、いずれのクラブのサブルールも無効となる。
f. チーム・マッチにおいては個人戦の数十倍トラブルが起きることが経験されている。アービターの能力に確信のないときは、JCAはチーフ・アービター又はコンサルタントをJCAから派遣することを大会公認の条件とすることができる。
トラブルが起きたときの解決はルールとチェス界の伝統による慣例と、そのアナロジーで行われるべきである、囲碁将棋界の慣例に従ってはならない。まあまあの解決や和の押し付けによる解決はスポーツのものではない。スポーツ競技会はたとえ全員が顔見知りであっても同好会ではない。(クラブ例会は個々の対戦を集合したものであり競技会(トーナメント)ではない。
2. 都市対抗、地区(県)対抗、東西対抗 等
1. 各チームのメンバーはその地域在住又は出生又は在勤とする。
1. 都市名等を符したクラブはその都市などは縄張りではない。
チーム・メンバーはクラブ所属でなくともよい。
2. 都市対抗、東西対抗などはクラブリーダーのレパートリーではなく(協力は必要)JCAが直接主催する。選手としての参加資格はJCA会員全員にあり、告知が必要である。
3. キャプテンの重要性
チーム対抗戦に出場するチームは必ず1名のキャプテンを指名しなければならない。FIDEの競技規定に従いキャプテンは次の責任を生ずる。
1. キャプテンはチームとチームメンバーを全権代表し、一切の交渉権を持つ。その他のチームメンバーは自己のゲームといえど交渉権はない。
2. キャプテンは運営側からの連絡事項、指示をチームメンバーに通知し、運営側に協力する。
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