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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

ボーデ美術館

2009-07-16 | ベルリン旅行 090516~
ベルリン博物館島の中でも一番最後にまわしたボーデ美術館。
コチラのトップの写真が→ボーデ美術館外観です。
ベルリンの街の中でも印象に残る建築のひとつだと思います。
時間があったら行こう、と 焦り気味に日程をこなして
閉館数時間前に滑り込みました。

宗教に関連する展示が多いとは聞いていましたが
この美術館は建物だけでも一見の価値がある。
ご覧下さい この大階段↓



これはまさに、幼い頃に夢みた「お姫さま階段」!!でしょう!!

美術品の価値はその国の権威を示すものでもあるので
美術館や博物館は大抵の場合 歴史的な建物を使用しています。
そのため何度となく大理石の大階段を歩いてきましたが
これ程までに美しい階段は滅多にお目にかかれません。



2階にカフェがあったのでのぞいてみました。
中途半端な時間帯のせいかガラガラ。



博物館島の中の美術館のカフェではココが一番よかった。
ココでは飲み物だけで何も食べていないので味は分からないけれど
天井が高く落ち着いていて 居心地のいい空間でした。
ランチもここで取りたかったなー。
カフェの天井、明かり取り部分↓
最高に美しい。



展示室はこんな感じで白が基調。



↓建物の奥にある小階段。
っていうか「小」は「大」との比較からくるものであって
決して「小さな階段」ではありません!!
大階段が「お姫さま階段」ならば
こちら小階段は「大富豪の邸宅階段」みたいな



古い家具の展示もありました。
ここまでくると日頃 修理の仕事で目にしているアンティーク家具、
いわゆるエクレクティックスタイル
(様々な時代のデザインを混ぜ合わせた折衷様式の意味)ではなく
ホンモノのアンティークでしょう。



だって丁番コレ↓だもん。



遠目に見ると悪くなさそうですが
抽き出しはガタガタ、ムシ喰いや割れも好き放題。



↓これに似たタイプの丁番はミッドセンチュリーの家具で見たことあります。
継承されているのだね。



こういった家具を見ると....手に取って、ホコリを払って
なおし始めたくてうずうずする職業病




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