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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

シュプレー川遊覧船

2009-06-20 | ベルリン旅行 090516~
ネフェルティティと別れて旧博物館を出ると近くで鐘の音がしました。
教会の鐘ではなく、カーン カーン という消防車の様な音
遊覧船乗り場からです。
出発の合図かと思って急いで行ってみましたが客寄せの為の鐘の音、
急がなくても大丈夫でした。

数年前、セーヌ川で「船に乗ろうヨ」と言われて
「そんな時間ない」とばっさり切り捨てた為
同行者ぶんぶんの遊覧船への執着は今なお続いている....。
旅行前に2社の遊覧船の会社を調べて時間もチェックしておいたけど
シュプレー川沿いには想像以上に観光船の発着所があって
現地で空いた時間にふらっと乗れる様な便数が出ていました。



私達は シュロス橋、ドイツ歴史博物館前からの1時間コース 9ユーロに乗りました。
美術品の見過ぎで疲れた脚と目と頭にはちょうどいい!
こぢんまりした船に乗り込むと 大抵の観光客はまず「ビール!



席について見上げたシュロス橋↓
わー、目線がぐっっと低くなってゆらゆら感が心地いい。
さて いよいよ出発です!



船はシュプレー川の中州を南下し 途中でUターン。



ボーデ美術館を東に折り返して また途中でUターン。
↓あ、TV塔!
この頃にはすっかりお気に入りでした。
すれ違う船とはお互いに手を振ったりなんかして。



DDRミュージアム↓
DDR時代の市民の生活が再現されているとかで
ベルリンにレトロなカワイイ東欧雑貨を
求めてやってくる人にはたまらない場所らしい。
時間が足りなかったー。



この辺りもキレイな街並が続いていたのに行けなかったエリア



再びボーデ美術館の分岐点に戻ってくると今度は西へ向かいます。
↓ベルリン大聖堂。



↓以前 記事にしたドイツ連邦議会議事堂を東側から。
大き過ぎてカメラに納まりません!



遊覧船にはガイドさんが乗っていて
その解説を聞いたお客さん達が 面白そうに笑ったりしていました。
ドイツ語だったので 私にはさっぱり理解出来ませんでしたが
唯一理解出来たのがコレ↓
たっくさんのデッキチェアが並んでいる様子、見にくいかなー?



「ビーチ」という英単語だけ聞き取れました。
まだ肌寒いこの時期、ちょっとお天気が崩れるとコートの人だって見掛けたのに、
暗くて厳しい冬を過ごして来たドイツ人の夏への想いはとても強く
川沿いが「ビーチ」化しているワケです。
そういえばドイツという国は面積の割りに海に面した所が非常に少ないですよね。
(島国の人間の感覚でしょうか??)

↓連邦議会事務棟と連邦首相府。
この辺りの建物はとても現代建築。
地図で見る上からのシルエットにも相当ビックリします。
遠くにジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)を見ながら首相府前でUターンし
発着所に戻って行きます。
これで1時間くらいでした。










↓コレがベルリン中央駅。
2006年、サッカーW杯ドイツ大会の時にオープンしたばかり!だそうです。
この駅からドレスデンに出発したのですが それはまた後日。





↑途中で見えた白と茶と水色の組み合わせが可愛かった建物。



シュプレー川沿いだけでも
ベルリンの建築事情がどれだけバラエティに富んでいるか
見えて来る気がします。




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