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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

竜馬がゆく

2014-06-15 | 日々のこと

本日 無事に、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」全8巻を 読み終えることが出来ましたー!! 

きゃーー嬉しいー!! 

 

途中、こちらはこちらで睡魔という刺客に襲われたり 

数週間も手に取れない時は 竜馬の事情など忘却の彼方ではありましたが それは致し方なし。

とにかく、読書が苦手な私にとっては 読んでいる最中に 坂本龍馬の最後の舞台となった

京都を旅することが出来たことを含めて 自分史に残る出来事でありました。笑。

この竜馬と平行して読んだ「王城の護衛者」の中では

最後の5行が読み手の心にグサッと突き刺さる様な刺激的な短編が並んでいて

やっぱり司馬さんは短編が面白い!とか思っていましたが

短編であろうと長編であろうと 幕末を生きたそれぞれの登場人物が

実に個性的で魅力的に描かれていることは、やっぱり司馬さんの人気に繋がっているのだろうね。

竜馬そのヒトの面白さは、その人生がまるで起承転結の様にあざやかに展開された点かしら。

司馬さんは、非常に冷静なヒトだなぁと思ってしまった、笑。

8巻まできて どれだけ盛り上げて終わるのだろうと思っていたら、

この小説の構想は「事を成す人間の条件とは何か」を考えたかったことにあり

それを坂本龍馬に求めただけで その死因は主題と関係がない、まで言い切ってた!笑!

もちろん、最終的には TVなんかでもう何度も再現ドラマを見てきたあの近江屋の事件について

分かっている限りのことが文字として並ぶのですが その大半が「あとがき」に過ぎない。

すごい文章構成!

おもしろ過ぎる!

出来ることならこんな手法をパクりたい!笑!

 

えー  ....さて、長編「竜馬がゆく」を読み終えて 一抹の寂しさなど感じたりするのですが

竜馬は私の中でも この先もずっと歩き続けるでしょう。

出来れば 司馬さん以外の龍馬も読んでみたい。

そして私にはまだ「最後の将軍」も待ってるワケです  

さぁて どっからでもかかってこい、慶喜!

 

 

 

仕事帰りに寄ったカフェの焼き菓子、

オレンジピール入りのパウンドケーキがすごく美味しくて、パウンドケーキを作りたくなった ↓↓

オレンジピールじゃなくて、たまたま家にあった かぼちゃだけど(笑)

しっとりふわふわに出来て 大満足  このレシピはメモっておこーっと 

 

 

 


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2 コメント

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歴史に乾杯 (ninjin_m)
2014-06-17 22:23:04
綺麗ごとばかりではないですが時代が変化をする場所ではその舞台を飾る人々がいます。
こまちさんと違い今の年になって歴史の重みを感じています。安土桃山、江戸末期、明治初期、そして太平洋戦争 激動の時代です。
歴史を堪能し今の時代のありがたみと問題点を感じて下さい。私は、現在、東京裁判にはまっています。歴史の流れって本当に深いですね。自分の力のなさと歴史の不思議さに感動します。龍馬も時代の人 本当に感動できる人生ですよね。
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コメント感謝です♪ (サワノ)
2014-06-19 18:34:53
ninjin_mさま。

東京裁判!
私も二次大戦はとても興味深い時代です。
今を生きる私達は 歴史から学び、次にの時代にそれをいかしていくのが
与えられた使命なのだと思いますが、このままでは歴史を学ぶことだけで
一生かかってしまいそうです
でもそれでも歴史から学ぶことはやめられないですよね。
いつか私も自分流で 東京裁判など学んでみたいです
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