![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b9/1c34462aaab96d7d41e09f0b877c7747.jpg)
アルテピアッツァ美唄について、4回シリーズでお伝えします。
そもそも、その「アルテピアッツァ」というピザみたいな名前は何?!
っと聞こえてきそうですがこれはイタリア語。
「アルテ」は「芸術」、「ピアッツァ」は「広場」の意味だそうです。
何度かココを「美術館」と書いてしまいましたが 正しくは「広場」なんですね。
私としては「廃校になった小学校を利用した
イタリアに拠点を置いて活躍する彫刻家、安田侃さんの庭園美術館」
という表現がしっくりくる。
↑いつもは絶対に載せない様なショボイ写真も今回は載せます。
ショボイ写真からでも敷地の広さは伝わるかな。
梅雨の無いはずの北海道であいにくの小雨でした。
(どーした?!晴れ女!)
空が青く晴れていたら、彫刻とクローバーの緑がよく映えただろうなぁ
↑勝手なイメージですが、
現地へ赴く前に、いろんな人のブログで写真を見ていた頃から
何所かヨーロッパ的な空気を感じていました。
しかも私の中ではかなりスイス的(いえ、行ったことありませんけど)。
↑この木のせい?
「おじいさぁーん、ヨーゼフーぅ!」(ハイジ)って感じでしょ。
「広場」という位置づけなので門とか柵にあたるものはありませんでした。
そのまま道路に面しています。
↓奥に見える白いガードレールがバスで来た道。
「触らないで下さい」「登らないで下さい」という
彫刻と自分を隔ててしまう注意書きは一切無く
ただ本当に心地良く自然とそこにある作品たち。
あまりにも心地良くて
出来るだけたくさんの人に来て欲しい。是非オススメしたい!
と思うのだけれど....
美唄駅から市民バスで約20分。
その美唄へは札幌駅から特急「カムイ」で約35分。
札幌へは新千歳空港から快速エアポートで約35分。
新千歳空港へは羽田空港から約1時間40分の飛行。
羽田空港へは品川駅から約25分。
品川駅へは静岡駅からヒカリで約1時間。
静岡駅へは清水駅からー....
って、もういいか。
....っっっという、何とも長く遠い道程なのです。
でも、ここを訪れる価値は確かにあります。
私一応、いろんな美術館を目指して歩いている旅の途中ですが
その中でも他に類を見ないレベルの高さを感じました。
世界基準の美術館に、全く引けを取らない。
こんな美術館(しつこい様ですが正確には「広場」)は初めてでした。
バスを降り立った瞬間、すごく好きになってしまったアルテピアッツァ。
次回は一番好きな彫刻とカフェのスウィーツをちらっと、ご紹介します。
アルテピアッツァ美唄 2 へ続く
イメージでは小さな庭園のように思いましたが、写真からは、かなり広大な感じがしますね(撮影者のセンス?)
東京ミッドタウン、ファサードに設置されたものと同じものもあるようです。
イサム・ノグチとの交流は良く知られていますが、その二人の関係性に興味があります。
その辺りも是非に‥‥
小さな庭園美術館だと思っていました。
想像以上に広大です。
さすが北海道です。
イサム・ノグチとの交流、初めて知りました
全く勉強不足です。
以前、確かエゴン・シーレとクリムトの関係性についてブログに記されていて
それを拝見した時にも思いましたが
やっぱりartisanさんにはかないませんネ!
牟礼の庭園美術館の記事も、今でもとても好きです。
私もまだまだいろんなことを吸収しなければ!
芸術を鑑賞する時、どうも悪い性癖があり、その人のバックグラウンドを見たくなってしまいます。
その結果の人脈であったり、彼らが作り出したであろう物語への関心ですね。
本来、作品にもっと純粋に向き合う方が重要なのです。
イサム・ノグチの「モエレ沼公園」は安田氏の斡旋でしたし、イタリアのアトリエも共同だったようですね。
「私も」、というのはおこがましい様ですが
歴史的な背景から好きになったデザイナー、画家、作家など少なからずいます。
作品に向き合った上でバックグラウンドを知ると
(またはその順序が逆でも)
作品からより多くのパワーを吸収出来ると思います。
結果、自らの人生をより豊かなモノにするのだと思っています。
その辺り どうでもいい芸術鑑賞者も非常に多いので
やはりartisanさんはスゴイと思うのです。
モエレ沼公園が安田さんの斡旋!
イタリアのアトリエが共同!
ドラマチックです!←笑。
とても興味深いエピソードですね。
イサム・ノグチという人が、
日本とアメリカ、2国間でどのような思いをしていた人物なのか知りたいのですが
(例えば広島平和記念公園の慰霊碑をアメリカ人であるとして除外され、
アメリカでは日本人だとして差別を受けたことなど)
何かオススメの書籍等ありますか?
って、メールの様なコメント失礼しました
生誕100年を記念した『イサム・ノグチ 生誕100年』(x-Knowledge HOME No.2)も写真、図版豊富なグラフィカルムック本で楽しめます。
宿命の越境者はartisanさんのブログにリンクされているモノですね!
まずはそこからでしょうか。
本の読めない私ですが 挑戦して....みよう。かな