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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

PAUL KLEE+

2011-06-26 | 美術館・博物館

"パウル・クレー" と名の付く展示会と美術館には

他の画家の展示会より足を運んでいると思いますが

決定打となるベルンが いまだ遠い。

いまだ遠いので とりあえず 東京国立近代美術館で開催中の

「パウル・クレー おわらないアトリエ」展(7月31日まで)に行きました

 

東京駅で地下鉄の切符を買おうとしたら

節電のために券売機の稼働が半分になっていて

切符を買うのに何事かと思う様な長蛇の列!!

仕方ないと思いつつ これには驚いた。

その後もあちこちで「節電」の文字と

エスカレーターが止められているのを見ました。

急ぐ旅をする際には要注意デス!

クレー展自体にそれほどの混雑は見られず すんなり鑑賞することができました

生涯に5つの街(ミュンヘン、ヴァイマール、デッサウ、デュッセルドルフ、ベルン)に

アトリエを構え クレー自身が緻密な計算のもとに写したその住居や作業場の写真と

そこに登場する作品を並べる構成は臨場感がありました。

「油彩転写」のコーナーはかなり良かった私も描いてみたい!

入口でイヤホンガイドを借りてみたけれどレアな情報は無かったです....。

めずらしく張り切ってみたのに ちょっとがっかり

 

もれなく無料チケットが付いてくる工芸館にも行ってみました。

ここは明治43年(1910年)に旧近衛師団司令部庁舎として建築され

昭和52年(1977年)に国立近代美術館の分館としてオープンしました。

現在は重要文化財↓

受付で「建物内部の写真を撮ってもいいですか?」と聞いたら

「建物はもちろん、企画展示品意外なら結構ですよ」と返ってきた!

展示品OKってすごい!!

玄関正面の階段を上りきると↑黒田辰秋。

その正面に↓ジョージナカシマ。奥に柳宗理、剣持勇。

んー、安定した貫禄。

さて 折角なので工芸館の所蔵作品で気になったモノを撮ってみました。

これ↓ガラスで出来ているそうです。どうやって???

分からないけど文句なしに美しい。紙風船みたい。

これは有名な小松誠の「スーパーバック」↓

磁器で紙を表現する様は素人目にも楽しい。

 職人技とは違う工芸家魂を見せてもらいました。

どれも時代は全く感じさせないモノばかり。

こういう刺激はとても大事です

 

最後に、ずっと興味があった三菱一号館美術館、の、

美術館はスルーして(笑)、Cafe 1894へ行きました。

明治の頃の銀行の窓口を再現しているカフェ↓

私は全くもってグルメではないし

大抵のモノは美味しくいただける楽天的性格ですが

ちょっと期待しすぎたかな....

建物内部の再現はキレイ過ぎだし(←仕方ないけど)

紅茶はアカラサマにティーパックだし

クロックムッシュ↑はirodoriさんの圧勝だし。

クロックムッシュというよりホットサンド的でしたうーーーむ。

 

気を取り直して、

自宅へのお土産にフェスティバロの唐芋レアケーキ、リンド

試食させてもらった季節限定?マンゴーも美味しかったけど、

スウィートポテトも美味しかったけど、(どンだけ店頭で試食?)

ココはやっぱり大丸限定紫芋ですわな。

おいしーーーっ、うれしーーーっ

 

 

 


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2 コメント

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成熟 (artisan)
2011-06-26 20:34:42
クレー展、2週ほど前に私も拝観しましたが、
サワノさん同様、ちょっと物足りない内容でしたね。
企画コンセプトが制作プロセス、手法などに焦点を当てた、かなり専門的なもので構成されていたせいですかね。
それほどに日本でもクレー展は回を重ね、成熟してきたという証しなのかもしれません。
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コメントありがとうございます! (サワノ)
2011-06-27 20:23:38
artisanさん コメントありがとうございます。
クレー展 やっぱりもう行かれていましたか!
なかなか工房通信にUPされないので
もしかすると今回はまだ?なんて思っていました!
お忙しそうですがくれぐれもお身体に気をつけて下さい。
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