
ってワケで、京都旅行の続きなんですけれども....
今回の一番の目的は 何と言ってもココ、京都 大原 三千院ですっ。
京都駅からバスで約1時間、
恋に疲れた女が一人 さみしく訪れる場所かと思っていましたが、
全然 違った。フツーに観光地じゃん(笑)。
大原のバス停から徒歩3分ほどのところ
ふらっと立ち寄ったお土産屋さんで お店のお姉さんと話し込んでしまい
「三千院までずっと坂道だから これ食べて行って」と、
和菓子なんかをいただき まったりしてしまった。
そろそろ目的地に向かおうと重い腰を上げると最後に
「....で、学生さん ?」
「.....!! 」
若く見積もって下さっているのでしょうけれど、ないな、それはない。
「.....す、すみません 」
思わず謝る私でした。
そこから坂道をのぼること約10分で三千院に到着
三千院の前に 子供の頃から大好きな土井志ば漬け本舗がありました。
千枚漬け うまーい!! ....が、ここで買うと重いので試食してスルー(笑)。
いよいよ憧れの三千院です。
どどーん ↓
広いお寺でした。
そして すっごく緑が多い。
お庭に面した特等席は 毛氈が敷かれたお茶席になっていました。
が、そんな贅沢はできない貧乏旅行なので 必死にスルー
[そうだ、京都いこう]のポスターにもなった ↑ 往生極楽院。
ここの菩薩さまは 少し前屈みで跪く「大和坐り」をしていました。
ちょっと変わっていてカッコ良い。
三千院内で人が入らない写真を撮るのは不可能でした。
この時 まだ青々していますが まわりはモミジなので 今頃すごいんだろうな。
森の精みたいなヤツいました ↓ にっこり。
三千院の奥にある宝泉院にも寄ってみました。
なんと!こちら拝観料でお抹茶が付きましたヨ
三千院でガマンしてよかったーーー
お庭の 樹齢700年(!)の松を見ながら お抹茶デス。きらりん
そして改めて 額縁庭園 ↓
写真の撮りがいあるこぢんまりしたお寺....
で、不思議な庭園もありました
一度 大原のバス停に戻り 今度は三千院とは逆方向に約20分。
三千院とセットの寂光院です。
中学生くらいの頃かな?
修学旅行準備の予習で 私はこのお寺の下調べをする様に言われました。
結局 こんな郊外まで修学旅行で行けるはずもなく、
行けるはずもないのに 何故 下調べを言い渡されるのか 全く腑に落ちず、
そのままずっと 自分の中にしまっていた所です。
ようやく胸のつかえがとれましたヨ
豊臣秀吉が寄進した南蛮鉄の雪見燈籠 ↑
特別拝観が+300円だというので ここまで来たし ハイハイっと出したら
数年前、放火により炎上した本堂から なんとかかんとか救い出したという
真っ黒こげのご本尊だった....。
宗教的なこととは全く別の次元で ひどくショックで泣きそうになった。
見ない方が良かったかもしれない....
建礼門院 徳子 大原西陵 ↑
これを判官贔屓と言うのか、ついつい義経側に立ってしまいがちですが
彼女もまた 壮絶な人生だったんだろうな。
ちょうどつい先日ウチの工房にいらしたお客さんも、
帰りに三千院に行ってきたそうです。
羨ましいっ。
休み欲しいっ。
PAЯOさんのブログ楽しく拝見しています。
京都はどこも本当にヤバいです。
行けば行く程 ヤバい感じです。
PAЯOさんのお客さんが三千院を訪れたときは
ちょうど 紅葉が見頃でしょうね