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★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

書道家 武田双雲

2006年02月05日 | 報道・ニュース

今日、NHKの「課外授業ようこそ先輩」(再)という番組で、
若手書道家 武田双雲先生にお会いすることができた。

この番組は、各界で活躍する人たちが自分の出身小学校を訪ね、
それぞれの専門について授業し、
子供達に熱いメッセージを送る・・・という構成になっている。 

今日は武田双雲先生の授業を紹介された。

双雲先生の出身である熊本の小学校で、
6年生を対象に3日間にわたる授業。

授業1日目は、「風」という文字を書くのがテーマ。
先生は子供達と野外に出て、
青空のもとで風を感じながら、遊びから「風」を書いていく。

「上手だけではダメ。人の心を動かす『書』をかくこと。
ルールはない。面白いのがいい。」
と指導された。

子供達は手本から離れ、思い思いに書いた。

ウォーミングアップができたところで本題に・・・。

教室で「楽しい」をテーマに『作文』を書かせた。
そして、翌日は「楽」の文字で『書』をすることを伝えた。

授業2日目は、「楽」をテーマに、子供達に自由に『書』をさせた。

書き方などは指導しない。
前日子供達自身が書いた「楽しい」の作文をイメージし、
それぞれが「楽」を書いた。

・・・すると、「遊び」が入りすぎ、
ほとんどの子供達が文字よりイラストを優先した「楽」になってしまい、
双雲先生も苦笑気味だった。

授業3日目は、「楽しい」の『作文』から離れ、
みんな同じ条件で、同じ筆で、イラスト抜きで再び「楽」を書くよう指導する。

子供達は一発勝負で書き始める。

そしてそれをみんなが発表する。
不思議に個性がでていた・・・

今回の授業で、双雲先生は、
「見る人を感動させる文字」を書くよう強く指導した。

他人と比べなくてよい。
自分が下手だと思っても、人に伝えようと思って書いた文字はすばらしいと。
そして、青空のもとで書いた「風」の『書』や、
作文のイメージで書いた「楽」の『書』の経験は決して無駄ではなかったこと、
一生懸命積み上げてきたことは『書』に表れ、
それが個性であるのだから・・・と。

私の母は若い頃から著名な書道家に師事し、
最近でも自分の作った短歌を『書』にしたり、
写経等して心穏やかに日々を送っている。
私たち子供にも『書』を勧め、その先生に指導していただいた時期があり、
今日懐かしく思い出した。

『書』は、日本人の心に合った伝統の芸術だなぁと今日あらためて思った。

30分のこの番組で、
ますます武田双雲先生に魅了され、早速ネットで検索した。

HPを開いてすぐに出ていた言葉は、

音楽家は言魂を声と楽器で表現し、

書道家は「言霊を筆と墨で表現する」…アーティストである。


そして、「双雲  短い日記」から印象に残った文章。

【1月12日】
          自分を否定することは、
    育ててくれた人や応援する人を否定すること。
             背負ってる。
【2月2日】
           日本人のほとんどが、
         江戸時代の殿様より贅沢だ。
    なぜ身の回りにあるありがたさを忘れるのだろう。


現在武田双雲先生は、湘南で創作活動を続けておられる。
昭和50年生まれの若い双雲先生に、
これからのご活躍をお祈りしたいと思う。


【ふで文字や.comのHP】 
http://www.fudemojiya.com/futaba-mori/souun.htm








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