心の敷石

Candyの 思いつくまま気の向くまま

ほとんどのチャネリング・メッセージは3次元的思考の産物だと思うわけ

2009年10月30日 | Weblog
 
●今回の記事は以前このブログで紹介したビデオ、リサ・ランドールの
「5次元(異次元)への招待」の続編です。今回の記事を書くためにあの
ビデオを紹介したのですが、文章としてどう表現してよいのかわからない
まま今まできてしまいました。

         

あのビデオの中にあった一こまです。この3次元世界は5次元世界に取り
囲まれているという説でした。けれども、3次元世界で、5次元を表現する
ことはどうしても不可能です。

これでは遠近の感覚は3次元と同じということになってしまいます。それで
2次元世界と3次元世界を例にとって考えることにしてみました。

  A
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(無限長の実線と考える)
  B      
                        C

この図を2次元的な思考で考えると、BはAのところまで永遠に行くことは
出来ません。どれほどBとCを離そうが、線より下にあるCの方が近いと
いうことになってしまいます。

しかし、もし僅かにでもBが平面の世界から浮き上がることが出来たら、
当然「永遠に行き着けなかったはずの」Aのところまでほんのわずかな
距離、時間で行けるということになります。

もし、はるかかなたの宇宙から地球に来ようとすれば、当然3次元より
高い次元を利用して来るということになります。もし地球にいても5次元
の世界に浮き上がることが出来れば、UFOはもしかしたら目の前にいる
のかもしれません。

2次元世界で、BがA方向を向いたからと言って、決してAを見ることは
出来ません。Bが向くべき方向は360度の範囲ではありません。もし
Aの存在を知らなかったとしても、浮き上がることが出来れば、BはAを
見ることが出来るということになります。

チャネリングメッセージとしての信頼が厚いシルバーバーチの霊訓では宇宙船
の存在などを否定されているようです。けれどもこれは、シルバー・バーチが
地上の人達に対して、なるべく道草を食わせないで霊性を高めて欲しいが為の
方便だと思います。

何故なら、2次元にいるBに対して「Aがいる位置」を示せば、Bの意識は
A方向に向いてしまい、浮き上がる為の方向を見出だすことが困難になって
しまうからです。

しかし仮にAという存在を否定されても(つまり宇宙人や宇宙船の存在など
否定されていても、という意味です)それで2次元世界の360度という世界
から意識を開放して浮き上がることが出来たとすれば、

その時に、BはAの存在を初めて確認することになりますが、Aの存在を
否定された理由もその時に分かるでしょう。それは2次元世界でAの位置を
教えられたら、かえって3次元に浮き上がることが遠い道になってしまう
事が理解できるからです。

この3次元世界にいる私達にとって、宇宙からのメッセージというのはとても
魅力的です(私自身も宇宙人、宇宙船の存在は子供の頃から信じています)
でも、地球の人達になるべく早く霊的な進化を望んでいてくれている存在
ならば、地球の霊界、神界からの働きかけという形をとるのではないかと
思うのです。

それは2次元のBに対して、A方向に意識を向けさせないためにです。Bが
気が付くためには2次元の360度すら捨ててしまわなければならないから
です。

だから宇宙からのメッセージという、人間に3次元の世界(それがどれほど
壮大でロマンに満ち溢れたものであっても)を想像させてしまうような「宇宙人」
「宇宙船」というものに意識を向けさせてしまうようなメッセージというものを
安易に考えるべきではないと思う・・・・というわけです。



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