心の敷石

Candyの 思いつくまま気の向くまま

東国原知事、自民党の救世主になる?

2009年06月30日 | 嘘の無い社会に

衆院の解散が間近に迫っているようですが…東国原知事の自民党に対する要望は、
どういう結末を迎えるのでしょうか?

ここで自民党サイドが、東国原知事の要求は到底飲めないからと白紙に戻すという
予想はしがたい。そもそも知事サイドの要望がオープンになっていること自体に、
両者の間に何らかの取引があったと思えるのですが。

東国原知事の「次期総裁候補」要求は、はっきり言って私も「アホらし」と思うし
松浪さんは好きじゃないけど「顔洗って出直せ」発言はもっともだと思います。

だいたい肝心の知事本人だって知事就任後一期も全うしていない身で「総裁候補」
を要求すること自体、身の程知らずであることは充分分かっていると思われます。
人気だけで国会議員になってしまうタレントも珍しくない中で、彼は宮崎知事選に
打って出る前に早稲田大学できちんと勉強し準備をしています。

そういう意味では常識を備えている東国原知事が、いくら自民党の幹部に平身低頭
されて衆院での立候補を依頼されたからといって、もし話が白紙に戻ってしまった
時には国民的人気や地元の支持も失いかねない「次期総裁候補」などという要求を
突然自分の方からするでしょうか?

しかし、マスコミを通して伝わってくる彼の態度は、とても自信に満ちています。
もしかすると初めから何らかのシナリオを提示されていて、それに沿う形で古賀氏
などと着々と準備を進めてきたのかなあ~と考えてもおかしくないと思うのです。

先の横須賀市長選で、小泉元首相(息子含)の応援を受けながら現職候補が破れて
しまうほど、今や小泉人気も地に落ちているなかで、自民党としては次期選挙で
「自民旋風」を巻き起こしてくれそうな「顔」が喉から手が出るほど欲しいのは間
違いないところです。

とすると、次期総裁候補は無理だとしても、何らかのポストが用意されているわけ
でしょうかね?

どちらにしても東国原氏の最近の動向には・・・少しがっかりさせられました。


脳死を人の死と認めることには反対です…⑤

2009年06月30日 | 脳死・臓器移植

臓器移植に使うドナーの臓器のことに関してです。ほとんどの人は心臓死で最期を
迎えるわけで、脳死状態になるケースはほんの一部(0,4%)です。要するに、
移植の為に臓器を乞われるドナーというのは、事故などで身体の方はさほど大きな
ダメージを受けなかったけれど頭には…という場合でしょう。

そのようなケースは全体から見れば稀少なケースです。そのような亡くなり方を
する少ない人達の、そのまた一部の人達が臓器を提供していることを考えると、
私にはある疑問が生じてしまいます。

それは、これまでに移植の為に渡米した人達のドナーが「意外に早く」見つかって
いることです。特に小さい子供の場合など、ドナーもそれなりの年齢の子と思われ
るのに何故こんなに早く手術が出来たのかというのが「?」なところです。

ドナーの家族の立場なら、幼い我が子が脳死になったからといって安易に臓器
提供を受け入れはしないでしょう。しかし、そこに多額の金銭が絡めば「話は別」
になることは考えられます。

そして、臓器移植に絡む人身売買の噂。ブラジルなどで親のない子供達を「飼育・
管理」して金持ちに臓器を売るという臓器売買ビジネスの存在は、単なる噂では
無さそうです。

もしA案が参院も通過してしまったらどうなるのでしょう。事故で病院に運ばれた
子供が「脳死」と告げられ、もし臓器を提供してくれれば?千万円の報酬を…と
言われたら、中には心が動いてしまう親だっているでしょう。

臓器移植が早くから行われているアメリカではドナーになった人達の家族(遺族)が
後になって「後悔」して苦しむことも多いということは、このような行為が単純に
「人助け」にはなってはいないことを示しているのではないかと思います。

          ※独り言:オバマさんでもマシュー君でもいいから、
              この問題(脳死とか臓器売買)なんとかして欲し…