最近、仕事を終えるとぐったりして、食事を摂ると、少し吞んで寝ることしか出来ていません。
ブログが更新なかなかできないでいます。
それで、昼休みにゴソゴソPCに向かっていることも多いです。今日は深夜にゴソゴソしておりますけどね。
新型コロナの新たなワクチン接種が「無料は最後」で、大人気です。インフルエンザの予防接種も始まりました。そして、新型コロナもインフルエンザも流行っているので、可及的速やかに接種を進めなければなりません。そして、勿論、発熱患者さんの来院も多いです。発熱患者さんの多くはは、新形コロナかインフルエンザですが、高齢者の中には誤嚥性肺炎なども混じっているので厄介です。
先日も38度台の発熱で来院された91歳男性、呼吸不全は認めませんでした。インフルエンザ、新型コロナの抗原検査施行:いずれも陰性→ 新型コロナのPCR検査施行:これも陰性→それで血液検査をしたら白血球増多&左方移動を認めたので抗生物質を点滴したのですが、点滴開始後まもなく薬剤性ショック出現、救急処置の後、救急車で病院に搬送、緊急入院していただくことになってしまいました。
翌日、収容先の病院にお見舞いに行ったら、病床から元気にご挨拶していただき、ホッとしました。
収容した下さったHO病院のスタッフの皆さんありがとうございます。そして元気に挨拶していただいたYさんにも感謝。早く元気に退院してきてくださいね。
私、来年5月で70歳になります。先日みたいな救急対応では自身の能力低下を感じざるを得ません。患者さんへの応急処置、入院病床の確保、救急車の手配等をパラレルにさばくことが以前ほど手早く出来なくなっています。開業医、緊急時には相当大変なのですよ。全方位的な能力を要求されます。人間的な繋がりも関係してきますしねぇ。これまでは何とかこなしてて来ましたが、今後も今までの様に処理していけるとは思えないのです。今後、処理能力は低下する一方だと思われます。
この先、何とか引退の方向にに舵を切っていきたいと思っているのですが、田舎の開業医の引退はなかなか難しいのです。高齢化を訴えても、周囲の多くの医院も同様で、状況を考えると69.5歳の私が・・・なんと「中堅」あたりに位置してしまうのであります。
https://www.medicalplus.info/column/7061/
何しろ、開業医平均年齢が60歳を超えております。そして田舎では、平均値もっと高いです。
若い医師に仕事を引き継ぐことが出来たら何よりなのですが・・・若い医師の多くは、私のように「仕事と日常生活の線引きがあいまいなやり方」には拒否的な反応を示されます。坂根医院の今後について、色々と模索しているのですが、現在のところ何の目途も立っていません。数年後に廃業もあり得てしまいます。残念ですが。
私自身の人生の残り時間もカウントダウン段階に入っているので、自分としては、とりあえず休診日を増やして受診患者さんを減らしていこうと考えています。ですが・・・・休診日を増やしても受診患者さんが減りません。それで、近畿厚生局に「一人当たりの点数が高い診療所」として目を付けられて、苛められております。どうしたらいいのか分からないですが、私は自分の考えを曲げたくないので、これまで通り、通院できなくなった患者さんには在宅に訪問して医療を行い、お迎えに行けば何とか通院できる患者さんにはお迎えに行き、発熱患者さんには新型コロナやインフルエンザに対する診断や治療を可能な限りしたうえで、治療薬を投与し、自分の出来る範囲内で患者さんの期待に応える治療をし続けていきたいと思っています。
でも、そうすると、レセプト点数が増えてしまって、怖ーい近畿厚生局に目を付けられてしまうのです。
出来るだけ点数を下げるように様に努力してきたのですが、現在以上には無理です。
これ以上下げるように努力すると、患者さんの平均余命が短くなってしまいます。
良い薬は高いのです。リウマチなどの自己免疫疾患、糖尿病、心不全、腎性貧血などの治療薬は本当に日進月歩、素晴らしく効果的でかつ副作用の少ない薬が出来ています。でも、高価なのです。
坂根医院ではそれらの高価な薬を必要であれば使ってしまいます、伸ばせる命を薬価が高いからと出し惜しみすることはしたくないのです、ですから個別指導を受けることも致し方なしと思ってはいます。
とてつもなく嫌ですけどねぇ。
その上に、昨年度は頑張って働きすぎたので、利益が上がって税務調査も入るかもしれません。
真面目に働くことは悪なのでしょか??????
腹立ちますが、こんなのが事実です!!
腹立ちますねぇ!!!!ホンマに!!!!!!!!!!!