旅に出ている間は旅の事だけだから自由な時間は沢山ある。
自宅にいると、自分の事も含めて、あれやこれや次から次にと、仕事が増えて
中々キャンピングカーまで行きつかない。
最近の仕事としては、カミさんから言われてキッチンのガスレンジとガスオーブン(電子レンジ付)を更新した。
こんな事は、今までだったらカミさんに任せてしまうのだが、今は僕も時々台所を使うので今回は勉強の為もあって、僕が主体で進めた。
これは既設のガスレンジとオーブン
うちのキッチンはTOTO製だから、カミさんと一緒にまずショールームに出かけた。
最近のキッチンを見ながら、どのレンジとガスオーブンを取替えられるかを調べてもらう。
機能的にはほとんど変わってなさそう。
カミさんはカミさんで色々なところで見積って貰って僕に見せる。
ところが、ネットで調べると価格が大幅に違う。
この価格差は何?
とかく、電気やガスと言えば専門性もあって工事を行うのに資格がどうやこうやと素人には手が出しづらいが、自家の場合は全て専門家に任せる必要はない。
ここまでは自分に出来るが、これは専門家の範疇だという事をきちんとわきまえられる判断が大事だ。
既設を調べるとガスの配管工事も不要だし、電気も既設のコンセントが使える。
要は機材の交換だけで済みそうと判断。
結局、ネットで調べて最も安い業者に発注し、数日で一式が揃った。
夕食を終えて、既設のレンジとガスオーブンを撤去する。
撤去するのは簡単だが、掃除の方が大変だ。
掃除はカミさんの仕事。
掃除に時間がかかるので、新しい機材は翌日取付けることにした。
掃除が済んで天板にステンレスのアダプターを取り付けた。
今までのは、埋込式で恰好が良かったが、次は上に乗っかるタイプだ。床に転がっているのは、都市ガスの配管と電気のコンセントとアース線。
機器に付属している工事要領書はきちんと読んだ。
ほとんどの事はこれに細かく記載されている。
朝食を済ませて、工事要領書通りに進めて3時間弱でガス漏れチェックも行い全て完了。
ガスオーブンから取付けだ。
流し台の高さによって、オーブンの足の長さを調整する。
ガスレンジの裏にオーブンの排気筒を設置してレンジカバーを取付ける。
完成だ。
今回全て自分で行うことによって、業者に発注するよりも十数万円ほど安く出来た。わずかな努力でこれだけコストが下がるとは思わなかった。
ショールームでガスオーブンを取付けるのは1割程度しかいないと言われたが、サザエのつぼ焼きや、牡蠣、グラタン、魚料理など、わが家ではガスオーブンはフルに使っている。
これでまた10年くらいは美味しい料理が食べられそう。