新橋に行った帰り道、昼飯に入る店を探しがてら街をぶらぶらしているとJRガードレール沿いに何やら「ラーメン第二くまゴロー」と書かれた看板を発見。
早速行ってみることにする。
東京の陰の部分を見るような路地の真ん中辺りに、昼なのに提灯の灯火とともに「くまゴロー」と書かれた店を発見。
早速中に入る。
中はカウンターとテーブルが2席ほどの、お世辞にも綺麗とは言えない小さな店。
店員さんは、クマはクマでもかなりお年を召したじいちゃんグマただ一人。
しかもこのじいちゃん超がつくほどのマイペースなのか、老化のためなのか分からんが非常に行動が遅く、しかもゼイゼイ息を切らせながら働いている。
これには、テーブルに座っていた若い兄ちゃん4人組も、もはやあまりの遅さとじいちゃんの仕草に表情は苦笑いしか出ていなかったほど。
しかし、ワシが頼んだワンタン麺は、ワシが入店する前から隣で大人しく本を読んでいる姐さんやテーブルの兄ちゃん達を差し置いて、なんと5人抜きで直ぐに出てきた。
まさかメニューの取り間違いで誤って作ってしまったものなのか??
でも、出来上がったものは熱々で、じいちゃんも「熱いから底持ってね♪」と言っているので、そんなことはないのか??
なにはともあれ早速食べてみる。
麺は中細麺で悪くはない。
しかーーし、スープが異常に薄い!!
思わず底に醤油が溜まっているのでは?と思い、箸でスープをかき混ぜてしまったほどである。
いくら普段の料理で薄口が好みのワシでも、このスープには参った。。。
ワンタンも大き目のもので、味もまあまあだったので、このスープじゃなければねぇ。
そころで、待たされている4人組と隣のお姐さんの料理はというと、食べるのが遅いワシが、ようやく食べ終えた後に、ようやく皆さんの餃子とラーメンが出てきた・・・・。
どうやら皆さん、餃子とラーメンのセットを注文していたようで、じいちゃんはずーーっと餃子を作るのに20分近くも時間を要していたものと思われる(爆)
でも、兄ちゃんたちの餃子が出来ていても、ラーメンが出来るまで厨房に置きっぱなしにしていたのをワシは見逃さなかったのだが、これって一体・・・。
でもって、ワシが頼んだワンタン麺なんだけれど、950円の消費税(5%弱??)を入れて980円なり。
バカ高!!
このお店、住所が一応銀座だからラーメンでも銀座値段にしているのかなぁ。
最後は「どうもありがとうございました」と挨拶する、とても礼儀正しい、じいちゃんのキャラクターが良いだけに今後も気になる店になりそうだけれども、これだと一見さんにならざる負えないなぁ。