本日は年始出勤の代休もあったため休暇を取る。
昨日の呑みのダメージあったものの、10時に起きてからチャリで浅草に行って浅草演芸ホールへ。
ホール内は何故か入った順に座席へ座らされる。
周辺を見渡すと、両脇と後ろの席が団体予約になっていて、既に両脇を後ろは立ち見客の姿が・・・・。
団体予約席が空いていて既に立ち見が出ているといった、おかしな客席の光景に、噺家さんたちもやりずらかったかなぁ・・・。
しかし両隣に座られてしまうと、浅草演芸ホールのシートは劣悪なので、さすがに辛い。
中入りまでの3時間30分の後半は辛かったなぁ・・・・。
ってことで、本日の出演者とお題は以下の通り。
~昼の部~
春風亭一力 「寿限無」
一ヶ月半に初めて聴いた一力君。前回と同じネタだったが、この日もハキハキと元気に
演じていた。そろそろ他の噺も聴きたいところ。
五街道弥助 「ぞろぞろ」
弥助さんも前回同様の「ぞろぞろ」を演じていた。
やはり時間が限られる寄席だと噺も同じになるのかなぁ・・。
隅田川馬石 「初天神」
小噺から突然初天神へ。いきなり父子が初天神へ向かう場面から、飴玉を落とすところで
時間切れ。 こんな中途半端な初天神は初めて聴いたわ・・・。時間配分を誤ったのか!?
漫才 ホンキートンク
意外と面白かったりした。
柳家小袁治 「長短」
「長短」は特に気の長い役回りをどう演じるのかにかかってくる噺だと思うのだが、
小袁治師匠はその気の長い役どころをしっかり押さえていて演じているようだった。
柳家さん吉 ~漫談~
奥さんを主題にした漫談をやっていたのだが、なんだか分からず。
民謡漫談 柳月三郎
津軽じょんがら節で締め!
入船亭扇遊 「浮世床」
今回は、昼寝を起こされた男が歌舞伎を観劇して女にモテた夢の話をするバージョン。
金原亭駒三 「親子酒」
特に感想は無し。
マジック ダーク広和
相変わらずキモティだなぁ・・・ww
柳亭市馬 「時そば」
ワシには、はっきりと「蕎麦」が見えた!
さすが故・小さん師匠のお弟子さんです!
素晴らしいです!
入船亭扇橋 「つる」
昨年から師匠の「つる」は3連続ww
漫才 大瀬ゆめじ・うたじ
特に感想無し。
五明楼玉の輔 「動物園」
長めのマクラから、いつの間にか噺に入っていた。
分かり易い噺なので、浅草受けするかも!?
桂文生 「痛風教室」(新作?漫談?)
自らの痛風の診療をネタにした漫談(なのか??)
~仲入り~
古今亭しん丸 「手紙無筆」
浅草演芸の仲入り後は、とりわけ客がざわついているので、噺家さん達もやり辛いと
思うのだが、今回も折角の噺が喧騒に吸い込まれていきますた・・・。
古今亭志ん駒 「谷中慕情」(新作?漫談?)
古今亭志ん生の弟子時代の回顧録や、自らの海上自衛隊時代の話など。
最後は手旗信号で締め。
曲芸 翁家和楽社中
結構受けていた。
3人でナイフを投げ渡す芸には拍手喝さい!
特に和助君の演技は圧巻ですた。
桃月庵白酒 「権助魚」
浅草演芸独特の喧騒に臆する事無く、毒を吐き続け結局お客さんを引き付けてしまう
ところはさすがですわ。でもって、古典もしっかりと演じるところがニクイ!
噺の最初は、こぶが高座にかける「悋気の独楽」に似ているのだけれども、格が違うわ。
(といっても、こぶの方が白酒師匠よりも17年も前に真打に昇進しているのだが・・・w)
粋曲 柳家小菊
いつもの「浅草演芸ホールへご案内~~♪」からスタート。
なめくじの「ぬら」までたっぷりと。
五街道雲助 「肥甕」
雲助師匠の「肥甕」も先月に続き2度目。
勿論噺はピカ一だけれど、主任にしては少し物足りない噺だったかなぁ。
~夜の部~
林家しん歩 「こほめ」
仲入り後同様、浅草の夜の部の前座さんも、会場が落ち着かない中での高座なので、
厳しい立ち位置だとは思うのだが、見事にエア・ポケットに嵌り墜落・・・。
つーか、声が通らなくて殆ど聞こえませんですた。
まだまだ修行せねばねぇ。
柳亭こみち 「たらちね」
自己紹介(幸の薄い小林幸子&萩原流)ネタをかまし、ざわついていた会場を高座の方へ
耳を傾けさせた力はさすがですた。
でも、肝心のたらちねは、夜も明けずにあっけなく終了ww
古今亭菊志ん 「ざる屋」
最初は今年黒門亭で聴いた「七福神」かと思ったのだが、「ざる屋」ですた。
(ストーリーはほぼ同じですが・・・)
予定通り、結城たかしを観ないでww退散しますた。
あの団体空間は、無料客を座らせないための
有償客の「枠」です。
お客を入れた後でも、座れるよう配慮してます。