折角富士宮に来たのに、焼きそばだけ食べて帰るのは、あまりも勿体無かったので、事前にメモっておいた住所を頼りに、日帰り温泉に行く事に。
地図も持っていかなかったので、メモだけを頼りに車を走らせると、どんどん市街地から離れて富士山に向かって行くだらだらした上り坂を登ってゆき、舗装されているものの何だか山道をひた走っているようだ。
少し不安になったのだが、目印の奇岩博物館の案内板があったので、道は間違っていないと確信。
やがて、多くの車が停まっている駐車場に着き、ようやく目的地の「富士山天母(あんも)の湯」に到着。
400円の入湯料を販売機で購入して中に入ると、休憩用の大広間が目に入る。
横には個室の休憩所や大広間で食事が出来るように食堂も併設されていて設備は完璧。
さっそく温泉に入る。
車の数に比べて温泉に入っている人は少なく、ゆったりのんびりと寛ぐ。
湯船はやや小さめで、それよりもスペースに比べて洗い場の数が少ないような気がした。
今回は利用している人が少なかったので、全く気にしなかったのだが、利用者が多いときには洗い場は混雑するだろうな・・・。
外には露天風呂の岩風呂と檜風呂がある。
高地にあるだけに、富士宮市街の夜景が一望できて眺めは最高。
ただし岩風呂のほうは小さいながらも人が少なかったので、ゆったりできたが、檜風呂のほうは小さくて大人2人で入ると一杯になってしまうほどのミニサイズ。
お湯は、内風呂も露天風呂も温めだが、マイルドで気持ちが良かった。
この設備で400円(1時間)は、お得感ありだと思った。
ただ、隣のごみ焼却炉での余熱で沸かしているので、@niftyの温泉情報には掲載されてはいるものの、本当に温泉なのかはチト疑問。