犬連れ登山（高岳）

今日はいいお天気でしたね。　
・・でも、昨日の夕方からざっと雨が降っていたので、足場が悪かったら嫌だなぁって思い、予定していた遠くの山はやめて近場の山へ行ってきました。　
ハイキングっていう軽いノリで行ったものの、結局、所要時間は５時間もかかって歩き続けたのでした。　
３時間程度のはずだったのに、なぜにそんなに大層な山登りになってしまったのか・・・はのちほど・・・・。　


まずは”猪名川変電所”へ向かいます。ここに車４，５台くらいは停められるスペースがあります。　
私たちが到着したのは９時半ごろだったのですが、既に１台だけ停まってました。　



まずはこんな砂利道を歩いていきます。　
気温は２５℃くらいだったでしょうか。　比較的涼しく気持ち良く歩けました。　

『滝の下キャンプ場』と書かれた看板がありましたが、”跡地”っていう雰囲気。



しばらく歩いていくと、６０歳前後かと思われる女性二人連れに追いつきました。　
これから山頂に着くまで、追い越したり、追い越されたり・・・を繰り返します。少しお話をさせていただいたんですが、川西市から来られたそうです。天候が良いので、お互いに「気持ちいいですね」って声を掛け合いました。　



「猪名川不動尊」へも足を運びました。　
鎌倉の執権、北条時頼が民情を案じ、行脚僧となって諸国を周遊され、しばらくここに住んでおられたとかで鎌倉という地名がついたといわれているそうで、「鎌倉のお不動さん」と呼ばれているみたいです。　



滝も勢いよく流れており、修行も行われるそうです。　
ここから徒歩数分のところに、これから目指す”高岳”への登山口があります。　



登山口からしばらくはとても足場が悪く、ところどころがけ崩れでもあったの？と思われるような箇所があったんだけれど、その後はとっても気持ちのよい山道に。　



全般的に眺望のきくコースではなかったんだけれど、始終、木蔭を歩くコースなので、夏場は直射日光が当たらなくて気持ちが良いです。　
それに、急登や階段もほとんどありませんので、りりぃも大半を自力で歩くことが出来ました。　



出発してから１時間半ほどで山頂に到着です。
ちゃーんと三角点もありますので記念写真を撮りますよ。　



気温はそれほど高くないし、ずっと木蔭を歩いているとはいっても、やっぱり山登りしてると汗をかいてきちゃうんですよね。　
いつものことながら、汗びっしょりになってたんだけれど、山頂はめちゃくちゃ風の通りもよくって、しかも、ひんやりしてるのでとっても涼しく快適でした。　

十分休憩をとったねぇ・・・っていう頃になって、先ほど追い抜いてきた女性二人組も山頂に到着。　
そのタイミングで、私たちは後半戦に突入です。
（↓この写真、りりぃのとっておきの笑顔がとれた～と思ったら、耳の端っこに枯葉がぶら下がってました）　



そのまま来た道を戻るか、それとも先へ進んで周回コースをとるか。　周回コースでもそんなに大変じゃないってことだったので、折り返さずにそのまま進んでいくことに。　
で、その二人組には「周回コースとるなら、まっすぐ進んじゃだめよ。右へ折れなきゃ。」ってアドバイスもいただきました。　



私たち、地図も持ってなかったし、そんな難しいコースじゃないだろうって甘くみていたら。
アドバイスももらっていたのに、なぜか間違えてしまったようで。
確かに、アドバイス通りに右へ折れたんだけど、もっと手前のところで右に折れなきゃいけなかったみたいで。　

山を登ったり降りたりを繰り返し、最終的には川沿いに歩き続け、民家のある山の麓へやっと到着した際、スマホのＧＰＳを使って現在地を確認したときに、とんでもない場所にたどり着いたことに気づきました。　



そこから車を停めた猪名川変電所までは徒歩１時間半・・・・という、気が遠くなるような場所まで来てしまっていたのでした。　
山頂からまったく逆方向へ下ってしまっていた様です。　

そこからはただひたすら黙々と車が通る道を、炎天下歩き続けました。　
おそらく山を下りてから７、８キロは歩いたと思います。　

バス停があったので、一縷の望みを託して時刻表を見てみると。１日に４本しか通っていない。しかも朝９時台と１５時台のみ・・・・。
本気でヒッチハイクしようか思いました。


山登りは快適だったのに、その後のしんどさといったら。しかも、暑いアスファルトはりりぃを歩かせられないので、ずっと抱っこ
足は痛いし、腕も筋肉痛・・・・・・。　

山中で道に迷って遭難・・・ってことになることを思えば、十分にマシですよね。・・・って思うしかありませんわ～