『県庁おもてなし課』 有川 浩著
おもしろかったです~。
高知県庁に実在する「おもてなし課」を舞台に、高知県の観光売り出しに奔走する課員の姿を描いた作品なんです。
ないないづくしの町に、観光客がたくさん押し寄せてもらうにはどうすればいいか、どうあるべきか。
自分も「おもてなし課」の一員になったような気分で、本を一気に読んでしまいました。
観光業に就いている人にとってはもちろん . . . 本文を読む
『プリンセス・トヨトミ』 万城目 学 著
はい、やっと読みました。
映画でやってたのは知ってるけれど、見てないのでストーリーは全く分からないまま読みました。
勝手に昔の時代のお話だと思っていたんだけれど。
現在の設定でしたよ。
この本を読んでおもしろかったのは、ストーリーもそうだったけれど、何といっても舞台が今私が住んでいるところだったから
本の中にはいくつかの挿絵があるんだけ . . . 本文を読む
阪急電車
2011年07月29日 | 本
『阪急電車』 有川浩 著
一足遅れましたが、読みました。
ある程度まとまった時間がとれれば1、2日間で読めちゃいます。
私自身、阪急電車は1年に1度乗るか乗らないか・・・なんですが、これを読むと、阪急沿線に住んでみたいなぁっていう気分になります
ホっと心あったまるストーリー展開で、仕事が忙しくてギスギスしちゃったりした時は、いい”お薬”になると思います。
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『森のなかの海』 宮本輝 著
宮本輝さんの本は好きで。
初めて知ったのは、学生時代に『錦繍』という本に出会ったとき。
登場人物が、なんという言葉で表現するのが一番ピッタリなのか
分からないけれど、器が大きいんです。
チッポケなことでイライラしてしまう私は、なんだか恥ずかしく
なってしまうのです。
この人の本を読むと、”心が洗われる”気がするんです。
宮本輝さんの本は、それ以 . . . 本文を読む
『またね、富士丸』 穴澤 賢 著
犬を飼ってる人なら、知ってる人も多いかもしれません。
富士丸。
富士丸が元気だった頃からブログで知り、私もファンになり。
会ったことのない犬だけれど、すごく親しみが湧いていて。
ある日突然、ブログの更新が滞り。
しばらくして、富士丸が死んでしまったことを知ったのでした。
そのときのショックはとても大きかったのを覚えています。
その . . . 本文を読む
『永遠のゼロ』 百田 尚樹 著
図書館で予約を入れてから半年近く待って、やっと順番が周ってきた本です。
内容については特に知らなくて、たまたまネットで何かのランキングで上位だった本を適当にピックアップして予約していたんです。
読み始めて、すぐに”ゼロ”の意味が分かりましたよ。
そう、零戦のゼロ。
特攻隊のお話でした。
子供の頃、おじいちゃんの話を聞いたり、”はだしのゲン” . . . 本文を読む
今日、会社で仙台支店の人と内線電話で話していたら。
相手が「あれ?地震が・・・・。あ、地震が・・」とつぶやき始めたと思ったら。
悲鳴に変わりました。
その後、相手は受話器から手を放したようで。
私はじっと息をひそめて受話器から聞こえてくる音に耳を傾けました。
地震のものすごい音と、大きな悲鳴。
音だけしか分からなかったけれど、すさまじさは伝わってきました。
音を聞いてるだけでも、背筋がぞく . . . 本文を読む
『告白』
2011年03月10日 | 本
久しぶりの本のレビューです。
奈良に住んでいた頃は、通勤電車でたっぷり読書の時間もあったんだけど(半分くらいは寝てたけど)、今は会社のお昼休みに、気分転換に読むことが多いかな。
『告白』 湊かなえ著
松たか子さんが主演の映画、とっても話題になってた時期がありましたが、私はまだ見たことがなくて。
映画は見れなかったけど、小説はぜひ読んでみたいなぁと図書館に予約し、ようやく読むことが出来ま . . . 本文を読む
『存在の美しい哀しみ』 小池真理子 著
母親が死ぬ間際、「あなたには異父兄がいる」という事実を告げられた主人公。
自分が妹であることを隠し、その兄をガイドに雇ってプラハを旅するのです。
(行ったことないけど)プラハの美しい場面が目に浮かぶようで、まるで映画を見ているような気分で読みました。
さてさて、今年も今日でおしまい。
新しい2011年も楽しく過ごせますように・・・・・。
皆様 . . . 本文を読む
富士丸
2010年12月10日 | 本
図書館に読みたい本を数冊予約しているんだけど、数ヶ月待ってやっと手に入った本。
『八日目の蝉』 角田光代 著
以前、NHKのドラマでやってたらしいんだけど、私は見てなかったので知りませんでした。
友達が読んだというのを聞いて、私も読んでみようと予約したのだけど。
さて、読もうと本を開くと。
・・・・なんで英語なん?
どうやら、私、間違えて英字版を予約しちゃったみたいなのでした
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『カッコウの卵は誰のもの』 東野圭吾著
今年の1月に新刊が出てすぐの頃、図書館で予約を入れていたのですが、やっとのことで順番が周ってきましたぁ
人気作家の本なので、ずいぶんと待ちましたよ。
忘れた頃に順番が周ってきました
読み始めるとなかなか止まらない~
久しぶりにそう感じた本でした。
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1Q84
2010年06月10日 | 本
村上春樹の『1Q84』
大阪市内の図書館に予約を入れると、なんと1000人以上待ちは覚悟の本。
現在、Book3まで出ておりますが、Book2まで読み終えました。
Book3は先日予約を入れたのだけど、順番がまわってくるのは恐らく半年以上は先のことでしょう。
既に読んだ内容、忘れてしまいそうだわ
いつも村上春樹の本を読むと思うんだけど、抽象的な世界のお話なので、想像力豊かな人ほどおもしろ . . . 本文を読む
新参者
2010年03月04日 | 本
久しぶりに本について書いてみます。
図書館で読みたい本を予約し、借りて読む・・・・ということをずっと続けているんですが、人気のある作家の本だと長くて1年くらい順番待ちをすることもあります。
これも、半年近く待ちましたよ。
東野圭吾の『新参者』
なんとなく、この作家さんの本はハードボイルドな性格の人が登場するイメージがあったんですけれど、この本は違いました。
とある女性が殺害されるん . . . 本文を読む
最近読んだ本でよかったと思ったモノ。
『配達あかずきん:成風堂書店事件メモ』 大崎梢 著
本屋さんが舞台となっていて、お客さんから寄せられる相談や問題を次々と店員さんが解決していくというストーリー。
本の中にはいろんな本が登場しますが、中でも源氏物語を漫画にした「あさきゆめみし」は懐かしかったなぁ。
普段あまり漫画は読まない私なんですけれど、これは高校・・いや、中学?の時、自分で買 . . . 本文を読む
ちょっと前、話題になってた『容疑者Xの献身』やっと読むことが出来ました。
半年くらい前から図書館で予約して、やっと順番がまわってきたんです。
実は、3月にハワイへ行った際、飛行機でこの映画のプログラムがあったんで、帰りの便でぜひ見ようと楽しみにしていたものの、なぜか私の席は故障のためか映画が見れなかったんです
そんな残念な思いをして、ぜひとも本は読みたい!と思っていて。
読み終えた感想 . . . 本文を読む