登りたい山の候補はたくさんあるんですが。
どうせなら、その山ごとにベストシーズンを狙って行きたいもの。
4月半ば~ヒカゲツツジが満開になるとのことで、その頃を狙って兵庫県丹波市にある「三尾山」へ行ってきました。
朝8時に大阪市内の自宅を出発、高速代節約のため宝塚から高速に乗り、無料中の舞鶴自動車道の春日インターで降り、予め調べてあった高架下の駐車場に向かったのですが。
あと1,2キロという地点で、ナビの示す方向とは違うところに「三尾山登山口」の案内板が見えてきたので、ナビを無視してそちらへ車を走らせました。
なんか事前にチェックしていたような駐車場とは違うなぁと思いつつ、そこへ車を停めて出発したのは9時半でした。
ガイドブックによると、車を停めてからほどなく、山道に入るようなことが書かれてあったんですが、歩けども歩けども↓こんな舗装された道が延々と続き。
まさか、このまま山頂へ行っちゃうんじゃないかと思うくらいにしばらく続きました。
駐車場で出会い、私たちより5分ほど先に出発していたおじさん2人組みに追いついて。
そのおじさん達も、思うような道じゃなかったらしく。私たちに「合っているんでしょうかね」みたく、話しかけてきました。
皆、う~ん、間違ってるんじゃないかなぁって。
結局、それからしばらくすると、やっと、山道に突入。
登山らしい道になりましたよ。
「三尾山山頂まで、あと○○m」という案内板が、数百メートルごとに立てられていて。
それを励みに登っていきました。
初めの頃は緩やかだったのに、だんだん急坂になってきたなぁと思ったところで、分かれ道に。
そこに書かれていた道標を見て、私は絶句
全く思いも寄らぬコースを歩いていたのでした。
ここで初めて、車を停めた場所が間違っていたことに気づいたのでした。
登山口はいくつかある様で、ナビ通りに行けば良かったのに、手前にあった別の登山口の案内板につられて間違えてそちらに行ってしまったのが原因です。
本来なら、三尾山を通って鏡峠に向かうルートを通るはずだったのに、いきなり佐仲峠方面から行ってしまったんです。
はて、右へ行くか左へ行くか。
結局、鏡峠方面へ行く途中にヒカゲツツジが咲いているとガイドブックに載っていたので、そこだけ見に行き、また戻って三尾山方面へ向かうことに。
ヒカゲツツジはそんなに遠くない場所に、すぐにたくさん咲いている箇所に巡り会えたんで良かったです。
また、かなり展望のきくところで、眺めも抜群に良かったです。
この山、他にもいくつか花が咲いていました。
名前、分からないんだけど、スズランみたいな形の花がぎっしり咲いているこのお花。
ここからまた先ほどの分かれ道に戻り、更に進んで三尾山の主峰へ向かいます。
三尾山は西多紀アルプスの中では飛びぬけて険しく、東峰、西峰、主峰の三峰からなるそうです。
途中、りりぃが横道それて歩いて行くのをついていったら。
”きゃぁ~、危ないからこっちに戻ってぇ~”と思わず叫んでしまった断崖絶壁
高所恐怖症のりりぃは、普段、自ら進んでこんな場所へ行くことはないんだけど、今日は珍しく平気なようで、こんなところでクンクンやってました。
あれ?もう着いた?と拍子抜けしちゃうほど、すぐに主峰の山頂に到着。
三角点の標石は無く。三尾城址の石碑がありました。
登山中はあまり人には会わなかったんだけど、この広場には結構人が休憩とったりお弁当を広げたりして賑わっていました。
時間はまだ11時前だったんだけれど、私たちもここで持参した”たこ焼き”を食べることに。
昨夜、我が家で”たこ焼き”をしたんですよ。
大量に作りすぎて余ったんで、持ってきたというわけです
腹ごしらえも済んだところで、いざ出発。
”やれやれ地蔵”の看板が見えてきたんだけど、あまりに小さくて通り過ぎそうになってしまった。
西峰は気づかぬままに通り過ぎてしまった様で、東峰に到着。
ここもまた素晴らしく展望が良かったです。
真下に舞鶴自動車道が見えましたよ。
出だしを間違えてしまったため、ガイドブックに載っているコースとは逆周りで歩くハメになった私たち。
でも、ややこしい道はほとんど無いからと、地図も何も見ないで歩いていたのが失敗でした。
東峰でしばし小休憩をとった後、本来ならもとのコースに引き戻る必要があったんですが、そのまま突き進んでしまったんですよね。
かなり崖っぷちの危険なコースに出てきて。
りりぃは自力で下れないような岩場に出てきて、私たちもりりぃを交代で手渡しするような感じで少しずつ崖っぷちを降りていったんですが。
ほどなくして、身の危険を感じるようなコースとなってきたため、ガイドブックでは危険度を示す★マークは一番低い一つだったので、明らかに間違っているのでは?とようやく感づいた私達。(遅っっ)
下ってきた岩場を見上げると、何やら「R7」とかペンキで記号が書かれていて。
どうも、ロッククライミングのコースを下り始めていたようで
・・・・恐かったです。身の危険を感じたら、すぐに引き返すのが鉄則ですね。
でも、かなり景色が良かったです。
本来のコースに戻ると、なんてラクチンな道なんだろうって思うほど。
両手両足を使って進まなきゃいけないところを通っていたので、普通に歩けるところだと、足取りもかなり軽くなりましたよ。
このピンク色のは、前の登山中も見かけた”コバノミツバツツジ”
舞鶴自動車道沿いにも、結構多く咲いているのが見えましたよ。
後は延々と沢に沿って下るのみ。
前日の雨のせいかは分かりませんが、足場がじゅくじゅくしているところも多かったです。
こういう道は、スニーカーだととてもツライです
本来停める予定だった駐車場を横目に通り過ぎ、しばらく高速の下を歩きましたよ。
今回の山登り、想定外のことでハプニング有りましたけれど、結果オーライということで楽しかったです。
コースタイム
佐仲峠コース林道中部駐車場(9:30発)==登山口(10:02)==三尾山・佐仲峠・鏡峠の合流地点(10:17)==鏡峠方面へ、ヒカゲツツジを見に行き、引き返す==三尾山主峰(10:49)昼食==東峰(11:16)==道を間違えまた戻る==ロックゲレンデの東壁(12:31)==舞鶴自動車道高架下(12:45)==佐仲峠コース林道中部駐車場(13:20着)
どうせなら、その山ごとにベストシーズンを狙って行きたいもの。
4月半ば~ヒカゲツツジが満開になるとのことで、その頃を狙って兵庫県丹波市にある「三尾山」へ行ってきました。
朝8時に大阪市内の自宅を出発、高速代節約のため宝塚から高速に乗り、無料中の舞鶴自動車道の春日インターで降り、予め調べてあった高架下の駐車場に向かったのですが。
あと1,2キロという地点で、ナビの示す方向とは違うところに「三尾山登山口」の案内板が見えてきたので、ナビを無視してそちらへ車を走らせました。
なんか事前にチェックしていたような駐車場とは違うなぁと思いつつ、そこへ車を停めて出発したのは9時半でした。
ガイドブックによると、車を停めてからほどなく、山道に入るようなことが書かれてあったんですが、歩けども歩けども↓こんな舗装された道が延々と続き。
まさか、このまま山頂へ行っちゃうんじゃないかと思うくらいにしばらく続きました。
駐車場で出会い、私たちより5分ほど先に出発していたおじさん2人組みに追いついて。
そのおじさん達も、思うような道じゃなかったらしく。私たちに「合っているんでしょうかね」みたく、話しかけてきました。
皆、う~ん、間違ってるんじゃないかなぁって。
結局、それからしばらくすると、やっと、山道に突入。
登山らしい道になりましたよ。
「三尾山山頂まで、あと○○m」という案内板が、数百メートルごとに立てられていて。
それを励みに登っていきました。
初めの頃は緩やかだったのに、だんだん急坂になってきたなぁと思ったところで、分かれ道に。
そこに書かれていた道標を見て、私は絶句
全く思いも寄らぬコースを歩いていたのでした。
ここで初めて、車を停めた場所が間違っていたことに気づいたのでした。
登山口はいくつかある様で、ナビ通りに行けば良かったのに、手前にあった別の登山口の案内板につられて間違えてそちらに行ってしまったのが原因です。
本来なら、三尾山を通って鏡峠に向かうルートを通るはずだったのに、いきなり佐仲峠方面から行ってしまったんです。
はて、右へ行くか左へ行くか。
結局、鏡峠方面へ行く途中にヒカゲツツジが咲いているとガイドブックに載っていたので、そこだけ見に行き、また戻って三尾山方面へ向かうことに。
ヒカゲツツジはそんなに遠くない場所に、すぐにたくさん咲いている箇所に巡り会えたんで良かったです。
また、かなり展望のきくところで、眺めも抜群に良かったです。
この山、他にもいくつか花が咲いていました。
名前、分からないんだけど、スズランみたいな形の花がぎっしり咲いているこのお花。
ここからまた先ほどの分かれ道に戻り、更に進んで三尾山の主峰へ向かいます。
三尾山は西多紀アルプスの中では飛びぬけて険しく、東峰、西峰、主峰の三峰からなるそうです。
途中、りりぃが横道それて歩いて行くのをついていったら。
”きゃぁ~、危ないからこっちに戻ってぇ~”と思わず叫んでしまった断崖絶壁
高所恐怖症のりりぃは、普段、自ら進んでこんな場所へ行くことはないんだけど、今日は珍しく平気なようで、こんなところでクンクンやってました。
あれ?もう着いた?と拍子抜けしちゃうほど、すぐに主峰の山頂に到着。
三角点の標石は無く。三尾城址の石碑がありました。
登山中はあまり人には会わなかったんだけど、この広場には結構人が休憩とったりお弁当を広げたりして賑わっていました。
時間はまだ11時前だったんだけれど、私たちもここで持参した”たこ焼き”を食べることに。
昨夜、我が家で”たこ焼き”をしたんですよ。
大量に作りすぎて余ったんで、持ってきたというわけです
腹ごしらえも済んだところで、いざ出発。
”やれやれ地蔵”の看板が見えてきたんだけど、あまりに小さくて通り過ぎそうになってしまった。
西峰は気づかぬままに通り過ぎてしまった様で、東峰に到着。
ここもまた素晴らしく展望が良かったです。
真下に舞鶴自動車道が見えましたよ。
出だしを間違えてしまったため、ガイドブックに載っているコースとは逆周りで歩くハメになった私たち。
でも、ややこしい道はほとんど無いからと、地図も何も見ないで歩いていたのが失敗でした。
東峰でしばし小休憩をとった後、本来ならもとのコースに引き戻る必要があったんですが、そのまま突き進んでしまったんですよね。
かなり崖っぷちの危険なコースに出てきて。
りりぃは自力で下れないような岩場に出てきて、私たちもりりぃを交代で手渡しするような感じで少しずつ崖っぷちを降りていったんですが。
ほどなくして、身の危険を感じるようなコースとなってきたため、ガイドブックでは危険度を示す★マークは一番低い一つだったので、明らかに間違っているのでは?とようやく感づいた私達。(遅っっ)
下ってきた岩場を見上げると、何やら「R7」とかペンキで記号が書かれていて。
どうも、ロッククライミングのコースを下り始めていたようで
・・・・恐かったです。身の危険を感じたら、すぐに引き返すのが鉄則ですね。
でも、かなり景色が良かったです。
本来のコースに戻ると、なんてラクチンな道なんだろうって思うほど。
両手両足を使って進まなきゃいけないところを通っていたので、普通に歩けるところだと、足取りもかなり軽くなりましたよ。
このピンク色のは、前の登山中も見かけた”コバノミツバツツジ”
舞鶴自動車道沿いにも、結構多く咲いているのが見えましたよ。
後は延々と沢に沿って下るのみ。
前日の雨のせいかは分かりませんが、足場がじゅくじゅくしているところも多かったです。
こういう道は、スニーカーだととてもツライです
本来停める予定だった駐車場を横目に通り過ぎ、しばらく高速の下を歩きましたよ。
今回の山登り、想定外のことでハプニング有りましたけれど、結果オーライということで楽しかったです。
コースタイム
佐仲峠コース林道中部駐車場(9:30発)==登山口(10:02)==三尾山・佐仲峠・鏡峠の合流地点(10:17)==鏡峠方面へ、ヒカゲツツジを見に行き、引き返す==三尾山主峰(10:49)昼食==東峰(11:16)==道を間違えまた戻る==ロックゲレンデの東壁(12:31)==舞鶴自動車道高架下(12:45)==佐仲峠コース林道中部駐車場(13:20着)
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