フォト ダイアリー

ミニチュアダックス 愛犬りりぃとのお気楽生活

今宵も、ひたすら一生けんめい

2007年12月15日 | 
『今宵も、ひたすら一生けんめい』 有馬秀子 著



1948年に46歳の時、銀座に店を開き、50年以上にわたり現役の「銀座のママ」を続 けた有馬秀子氏の経営する店は、政治家の河野一郎や財界の永野重雄、作家の遠藤周 作らが足しげく通った店としても知られていた。一人暮らしで自分で何でもこなし、現役で毎日お店に出ている「100歳ママ」のお話です。 

この本を書いたのが2002年で100歳の時。生きていらっしゃれば105歳だなぁ、なんて思いながらネットで調べたところ、2003年9月に心不全のため101歳で亡くなっていました。 

100歳。
今の私にとってはまだまだ先の話だし、そこまで生きていられるかどうかは分からないので100歳の人の気持ちというのも想像するのは難しい。 

有馬さん曰く「ずっと自分の年齢を意識しないで生きてきたけれど、90歳を過ぎた頃に”あら、いつの間にかこんなに歳をとってしまったのね”と思いました」

長生きすると、旦那さんとの死別、息子さん夫婦にも先立たれて悲しい思いもたくさん経験し、それでも”私にはこのギルビー(バーの名前)がある”という気持ちで乗り越えることが出来たそう。

歳をとれば、体が思うように動かず何をするにも時間がかかるそう。椅子から立ち上がったり腰をおろす際にも90歳を過ぎた頃から激痛が走るようになったそう。

私は幼い頃、お願い事をする際は特に深く考えもせず『長生きできますように・・・』ということがまず頭に思い浮かんでいたんだけど(今はあんまり思わなくなったけど)、長生き出来たとしても、楽しく長生きできるようにするためには、体も丈夫でいなくちゃいけないし、いわゆる生き甲斐ってものを見つけないと人生楽しめない気がする。 

いろいろ考えさせられた本でした。 


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイトルの・・・ (モコ)
2007-12-17 11:00:11
『ひたすら一生けんめい』ってのがいいですね!
グッときちゃった。
私も頑張って生きよー!!って。
それとは逆になるんだけど、島田洋七のがばいばーちゃんの言葉で「好きで産まれた訳じゃあないんだから気楽に生きればいい」って言葉にもグッときました。
100歳まで生きる自信も、生きたい願望もないけど(笑)目標は「抱きしめたくなる可愛い老人」です☆
返信する
お返事♪ (りりぃママ)
2007-12-17 21:21:09
モコちゃんへ
『好きで産まれた訳じゃない』って、ホンマにそうですね。でも、産まれてきて良かったなぁっていつも思ってますよ。その言葉、私もグっときました。
モコちゃんの目標・・・・達成できるんじゃないの~?
返信する

コメントを投稿