危険運転致死罪の初公判で男は無罪を主張 鹿児島

2013-11-28 | 事件
危険運転致死罪の初公判で男は無罪を主張

(鹿児島県)

県内で初めて睡眠導入剤の服用が原因の交通死亡事故を起こしたとして、危険運転致死の罪に問われている奄美市の無職・安田勝允被告(69)の裁判員裁判が12日から鹿児島地裁で始まった。

安田被告は、薬は飲んでいないと無罪を主張した。

起訴状によると安田被告はおととし10月、睡眠導入剤を飲み、正常な運転が困難な状態で車を運転。

トンネル内で中央線をはみ出し、対向してきた原付バイクと衝突し、運転していた男性を死亡させたとされている。

12日の初公判で、安田被告は起訴内容を否認し、無罪を主張した。

検察側は冒頭陳述で「睡眠導入剤を飲んだ安田被告は、ふらふらした状態になるなど妻からも運転をしないよう制止されていた」と指摘。

さらに「事故後、安田被告の尿から睡眠導入剤の成分が検出された」と述べ、薬物の影響で正常な運転が困難な状態だったと主張した。

これに対し、弁護側は「事故の当日、睡眠導入剤は服用していない」などと述べ、事故は不注意によるもので危険運転致死罪にはあたらないと無罪を主張した。
[ 2013/11/12 19:15 ]








安田勝允 睡眠薬 交通事故 事故 車 運転 安田勝允 安田 勝允 裁判


最新の画像もっと見る

コメントを投稿