こんにちは
アカデメイア高等学院は先日、入学式が挙行されました。
その時の学院長の告辞を紹介したいと思います。
学院長告辞
この度、晴れてアカデメイア高等学院に入学された皆さん、おめでとうございます。学院長としてお祝いを申し上げます。
また、この日を心待ちになさっていた、ご家族の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。
ここにいる新入生の皆さんは、言葉には必ずしも出来ないにしても、ご家族の皆様に対して深い感謝の思いを持っているはずです。
今日これから新入生の皆さんに、どの様な高校生活を送ってもらいたいかをお話ししますが、ご家族の皆様にも、アカデメイア高等学院としての教育姿勢をご理解頂き、またご協力も頂ければと思います。
高校生活は、就職・進学と分かれはしますが、社会に出る一歩手前の教育機関です。
社会に望まれる人材として、この間に大きな成長を成し遂げていかれることを願っています。
そのためには、多様性との出会いを通じて、知力を高める。
決して、良い成績だけを取るのではなく、社会で幅広く活躍するには、学問的能力はあくまでもベースにして、より多くの人々との交わりを通じて、自分の夢あるいは目標に向けて進むことの出来る総合的な力が必要です。
何より皆さんに期待する事は、まずは当学院に慣れて下さい。
それから、自分で行動してみてください。まずは、やってみる。
学ぶという事は、教科書や本で学ぶことの他に、人の中で学ぶという事を強調しておきます。
そのサポートは、キャンパス長を始め、皆で支援していきます。
アカデメイア高等学院ならではの、密度の高い独自のカリキュラムは他の高校では体験し得ないもので、皆さんの知力を効果的に延ばしていく事になるでしょう。
ただ、こうした取組みを学院サイドだけで進めても効果はありません。それには、先ほど述べたように、まずは意欲を持って行動する事です。そうした皆さんの主体性と当学院の取組みが一体となって動いてこそ、アカデメイア高等学院としての新しい教育のあり方が生まれてくるものと信じています。
自分自身の頭でものを考え、自分自身の意見をもつ、ともかく仮にそれが下手な意見であっても、自分自身の考えを持つ事が必要です。
アカデメイア高等学院は、試行錯誤が許され、引き返すこと、やりなおすことが許されます。
感受性が豊かで、柔軟性があり、失敗も許容される若いうちに、世界の多様性と出会う経験をしておくことが、将来の大きな力になります。
今日のこの入学式が、より素晴らしい教育を目指すアカデメイア高等学院と皆さんとの共同作業のキックオフとなることを願いながら、私の告辞を終えます。
誠におめでとうございます。
平成26年4月12日
アカデメイア高等学院
学院長 岡本 悦生
次回はキャンパス長の式辞を紹介したいと思います。
miki