最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

(2)ハロー効果

2010-08-01 11:33:51 | 日記


●ハロー効果

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心理学の世界には、「ハロー効果」
という言葉がある。

要するに、美人、美男子は、得、
ということ。もっとはっきり言えば、
人も、外見で、その中身の価値が
判断されるということ。

外見のよい人は、聡明で、精神力も
強じんで、なおかつ性格もよいと判断
されやすい。人格者と見られることも
多い。

一方、そうでない人は、そうでない。

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●A首相誕生

 昔、「男は、一にマスク、二にマスク、三に親の財産」と言った、女子高校生がいた。そ
こで私が、「心はどうするの?」「心が大切だよ」と言うと、そこに居合わせた女子高校生
が、みな、こう言った。

 「マスクのいい男は、心もいいに決まっているじゃん」と。

 マスク……つまり、顔のこと。

 昨日(9月12日)、安倍首相が、突然辞任を申し出た。健康問題も含めて、いろいろあ
ったらしい。政界の内情をよく知る人は、「クーデターだ」などとも言っている。

 で、つぎの総理大臣は、あのA氏になりそうである。もしそうなら、クーデターの仕掛
け人は、A氏自身ということになる。

 心理学の世界には、「ハロー効果」という言葉がある。「ハロー」というのは、「後光」の
こと。「光背効果」と呼ぶ人もいる。つまり外見のよい人は、それだけ中身もよいと判断さ
れやすいということ。そうでない人は、そうでない。

 その第一が、マスク(顔)であり、身長であるという。それはたしかにそうで、安倍首
相(まだ首相なので……)と、A幹事長(まだ幹事長なので)を、比較してみれば、それ
がわかる。

 いかにも育ちのよさを感じさせる安倍首相。一方、いつもにがり虫をかみつぶしたよう
な顔をしているA氏。2人の人物が私たちに与える印象は、まるでちがう。

 が、これが偏見かというと、どうもそうとも言い切れないらしい。

 渋谷昌三氏の「心理学」(西東社)によれば、「美人は子どものころからまわりの人にか
わいがられ、素直な性格に育つ」とある。

 さらに「(教授に)魅力的であると評価された学生ほど、学業の成績がよいということも
わかっている」とか。また「大統領の候補者のばあい、背が高い候補者ほど有利」「背が高
い社員のほうが、1割程度、給料が高い」というデータもあるとか。

 この「ハロー効果」を、まったく無視することもできないようだ。私のワイフも、「あの
A氏が、次期総理だってエ」と、どこかがっかりしたような言い方で、そう言った。これ
はあくまでも見た感じだが、そのA氏を見ていると、「美人は子どものころからまわりの人
にかわいがられ、素直な性格に育つ」の、ちょうど反対のことが起きているのではないか
とさえ、思われる。

 マスクは、お世辞にも、よいとは言えない。背も低い。つまりそれが積み重なって、あ
の独特の「にがり虫をかみつぶしたような顔」になったのではないか。もしそうだとする
なら、性格も、かなりゆがんでいる? 実際、A氏の発言は、どこかおかしい。

 Y神社問題についても、「天皇が行けばよい」とか、あるいは、憲法改正についても、「天
皇を元首に」とか述べている。イラクのアメリカ軍を揶揄(やゆ)して、「ドンパチ」と表
現したこともある。最近でも、公の場で、「ロシア」と「ソ連」を言いまちがえている。右
寄りというよりは、極右的。

 だいじょうぶか、日本?、と書いたところで、この話は、おしまい。日本という国が、
どんどんとおかしな方向に進んでいるような気がしてならない。自衛隊のインド洋上での
燃料補給についても、民主党は、「反対」「中止」で勢いづいている。

 しかし前回の参議院議員選挙で、民主党が大勝したのは、民主党の政策に賛同したから
ではない。自民党への批判票が、民主党に回っただけにすぎない。一番、大きな問題は、
社保庁の年金問題、それに各閣僚の不適切発言。インド洋上での燃料補給は、争点にもな
っていなかった。

 それを、つまり大勝したことをよいことに、突然、奥の院から、O代表が顔を出してき
て、言いたい放題のことを言っている。言い忘れたが、A氏の印象もよくないが、O代表
の印象も、さらによくない。

 民主党が今、総力をあげてすべきことは、年金改革問題ではないのか。それもしないで
おいて、どうして今、燃料補給問題なのか。

 ハロー効果……おそらく、世界の人たちも、(無意識ではあるにせよ)、そういう効果を
感じながら、この日本を見ているにちがいない。

 だいじょうぶか、日本?、と、書いたところで、この話は、ほんとうに、おしまい。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●幸福感

 どうであるにせよ、私たちは気にしない。
ビッツであっても、プリウスであっても、私たちは私たち。
他人は他人。
他人の目は気にしない。
他人の変化など、私たちには興味はない。
つまり私たちの中身まで変わったわけではない。

 ただこういうことは言える。
昨日も音楽をかけながら、あちこちをドライブした。
そのとき覚えた満足感は、どこかで幸福感につながっている。
ゆったりとした気分。
やわらいだ雰囲気。
静かな心。
瞬間的だが、何かをやり遂げたような達成感すら覚えた。
とくにワイフのどこか得意げな様子を見たときに、それを強く感じた。

 たぶん脳内では、エンケファリン系、もしくはエンドロフィン系のホルモンが
分泌されていたのだろう。
心地よい倦怠感も覚えた。

 性能のよい新車に乗るというのは、悪いことではない。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
 BW はやし浩司 ハロー効果 後光効果 見かけ 人は見かけで決まる 見かけ論)


Hiroshi Hayashi+++++++July. 2010++++++はやし浩司

●7月25日(プリウス・悲しい相談+日本の格言)

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昨日、TOYOTAのプリウスが届いた。
注文してから、3~4か月。
純白(パールホワイト)のプリウス。
ワイフは朝から、ウキウキ。
私もそれにつられて、何となく、ウキウキ。

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●プリウス

 私は車には、ほとんど興味がない。
あまり知らない。
……というか、まったく知らない。
しかし2年ほど前、こんな雑誌を読んだ。
「TOYOTAのプリウスvs.HONDAのインサイト」とかいうようなタイトルの
雑誌だった。
性能や価格を、ことこまかく比較していた。

 それを読み終えたとき、「次はプリウス」と心に決めた。
その雑誌でも、「プリウスの完勝!」「インサイトの完敗!」というような結論を下して
いた。

●初乗り感想

 約8年間、TOYOTAのビッツ(水色)に乗っていた。
それで不便はなかった。
が、買い換えどき。
それでプリウス。
加えてワイフの趣味は、ドライブ。

しかし今度のプリウスは、すごい!
その一言。
公称では、リッター38キロも走ることになっている。
「実際には25キロくらいですよ」と、店の若い男性は話してくれた。
25キロでも、すごい!
が、実際に走ってみると、5分間隔の瞬間燃費計算だが、それでも30キロ前後は走る。
下り坂がつづいたかなと思われる道路では、何と40キロ!

 エンジン音も静かで、まるで夢の中を走っているよう。
そんなわけで昨夜は、息子も乗せて、浜名湖を一周した。
途中で食事をしたこともあり、帰ってきたのは、午後9時ごろ。
昨日は、1日、プリウスでつぶれた。

 この8年間で、車も、すっかり様変わりした。
言い忘れたが、内装もよい。

●ナビゲーター

 車もさることながら、ナビゲーターの進歩にも、驚いた。
私としては、むしろそちらのほうに興味があった。
何といっても、それだけで超高性能のデスクトップ型パソコンが一台買える。

 最初は道路標示程度しか期待していなかった。
が、これがとんでもないまちがい。
ワンセグは常識。
DVDも観られる。
ブルーレイを使って、電話もかけられる。
もちろん目的地を入力すれば、道順まで教えてくれる。
さらに……。
30分間隔で、道路の渋滞情報まで表示してくれる。
「ヘ~エ!」と驚くこと、しきり。

 ナビゲーターと遊んでいるだけで、結構、楽しい。……楽しかった。

●ドライブ

 そんなわけで今日(25日)は、ワイフとドライブに行くことになっている。
目的地は決めない。
ワイフの体調次第。
あまり遠出はできない。
しかしそれなりのところへは、行きたい。

 それもあって、起きたとき、運動量をいつもの2倍にふやした。

(1)ルームウォーカーで、まず20分。
(2)乗馬マシンで、10分。
(3)マッサージチェアで、15分。

 1、2か月前、ルームウォーカーの上で、ジョギングをした。
ひざを高くあげて、はげしく台を叩くようにして走った。
が、それがよくなかった。

 右足の裏が、以来、歩いているときなど、時折ヒリヒリと痛むようになった。
微小骨折(?)。
5、6年前に、左足で経験している。
以来、ルームウォーカーの上では、静かに歩くようにしている。
気をつけよう!

 あとでもう一度、朝食前に、10分ほど、歩くつもり。
このところ体重がオーバー気味。

●世界の格言

 昨日、「世界の格言」についての原稿を書いた。
推敲をしないまま、BLOGにUPLOADしてしまった。
そのため、あちこち、まちがいだらけ。
先ほど読み返してみたが、どうも気分がすっきりしない。
「後味が悪い」という表現は正しくないが、それに近い。
私にとって、原稿というのは、そういうもの。

 だれに対して、というのではない。
自分に対して、後味が悪い。
電子マガジン上で発表する原稿は、いつも一度推敲したものにしている。
そんなわけで、もし読んでもらえるなら、どうか電子マガジンのほうを読んでほしい。
電子マガジンのほうでは、一度熟成させたものだけを配信するようにしている。
(「熟成」というのは、1、2日、日をおき、読みなおしてからという意味。)

 ……ということで、今朝(2010/07/25)も始まった。

(1)土手の草刈りをする。
(2)電子マガジンの発行予約を入れる。
(3)ワイフとドライブをする。

 とりあえず、これが今日の目標。

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以下、昨日書いた原稿を直した部分。

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【外国から観た日本】

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イギリスの「Quote Site」(World of Quotes)
では、世界中の格言を紹介している。
もちろんその中には日本のものもあり、105編
近くが載っている。
それらを読んでみて、「こんな格言、あったかなあ?」と
思わないものもないわけではない。
(これはたぶんに私の知識不足によるものかも
しれないが……。)

もちろん、「ああ、あれだな」と、わかるのもある。
たとえば『あばたもえくぼ』は、つぎのように訳されて
いる。

「A man in love mistakes a pimple for a dimple.」

全部は紹介しきれないので、アルファベット順に最初の部分
をいくつか紹介する。

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●日本語の格言に学ぶ、私、日本人(欧米人から見た日本人像)

A fog cannot be dispelled by a fan.
Source: (Japanese)
『霧は、うちわでは追い払えない』。

……どういう意味なのか?
元となった格言は、何なのか?
そこで英語サイト調べてみる。

「Answer Com(疑問に答えるサイト)」には、つぎのようにある。

「Short answer: fog is just a cloud that has lost altitude. Long answer: Because the
humidity has reached more than 100% and the water starts to appear as vapour. You
will also find that every outdoor……」と。
つまり「霧というのは、高いところを見えなくする雲のようなもの。
つまり湿度も100%に達すると、水も水蒸気になる。
つまり……」と。

外国人は、このばあいの「Fog(霧)」を、「湿気」と解釈しているようである。
が、そんな程度のことなら日本人は、わざわざ格言にはしない。
あえて日本流に解釈すれば、『うわさは、うちはでは追い払えない』とか、『人の心は
うちわでは消せない』とか、そういうことになる。
『悪評は、うちはでは払えない』でもよい。

日本語で「霧」というときは、「疑い」「黒いうわさ」「心のモヤモヤ」などを意味する。

さらに今風に言えば、いくら小沢さん(民主党前幹事長)が、「私は関係ありません」と
言っても、国民はだれもそう思っていない。
「小沢さん、うちわ(=権勢)でいくら払っても、霧は消えませんよ」と。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

A good husband is healthy and absent.
Source: (Japanese)
『よい夫というのは、健康で、そばにいない夫』。

この格言はどこかで聞いたことがある。
『亭主……』とか、言う。
何だったか?
『亭主健康で、留守がいい』だったか?

要するに、家事にはあれこれ口を出さない夫ほど、よい夫という意味。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

A good Jack makes a good Jill.
Source: (Japanese)
『よい夫はよい妻を作る』。

つまり妻は、夫しだい?
もちろんその逆もある。
若いときは、それがわからない。
しかし夫婦生活を何十年もつづけていると、それがわかるようになる。
夫は妻に作られ、妻は夫に作られる。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

A good sword is the one left in its scabbard.
Source: (Japanese)
『よい剣はさやに納められた剣』。

剣などというものは、できるなら使わないほうがよい。
使わないまま、しまっておいたほうがよい。
剣というのは、そういうもの。
だから『さやに納められた剣ほど、よい剣』となる。

聖書(マタイ伝)の中にも、こうある。

「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる。 わたしが父にお願いできないと
でも思うのか。お願いすれば、父は十二軍団以上の天使を今すぐ送ってくださるであろう。
しかしそれでは、必ずこうなると書かれている聖書の言葉がどうして実現されよう。」(マタ
イ26:52~54)


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