最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●2-23日誌

2011-02-23 22:01:24 | 日記
●午後8時8分(はやし浩司 2011-02-23)

 午後8時過ぎ。
雨の中、雷鳴がとどろく。
外は雨。

今日は、水曜日。
仕事は休みだった。
が、朝から、気分がどうもすっきりしない。
モヤモヤしている。
このところ睡眠不足。
朝、5時ごろ目が覚める。
……覚めてしまう。
そのまま1~2時間、ふとんの中で過ごす。

 が、これではいけない。
……ということで、体にムチを打つようにして、起きる。
ウォーキングマシンに乗る。
30分、歩く。
全身から、ジワーッと汗がにじみ出る。

 そのまま書斎へ。
生徒の親たちに、手紙を書く。
4月からの予定と、時間帯の変更など。
それに新入会の人たちへの連絡。
おかげで4月から、今年も無事仕事ができそう。
私の仕事は、そういう仕事。
言うなれば、1年契約の労働者。
社会保障は、まったくなし。
何もない。
今年はよくても、来年(4月から)のことは、
わからない。

 午後になって、あちこちへ買い物。
帰ってきてから、1時間ほど、仮眠。
そのあと夕食。
……ということで、午後8時になってしまった。

●絶望的な革命

 世界が激動している。
エジプトにつづいて、リビア、そしてバーレーン。
そこへ今度は、ニュージーランドの大地震が重なった。
あまりにも目まぐるしく、ついていけない。
「日本はだいじょうぶか?」
「私はだいじょうぶか?」と、自分のことを考えるだけで、精一杯。
脳みそは、相変わらず、休眠状態。
書きたいことはあるはずなのに、以前のように、
バチバチと火花が飛ばない。

 何かの脳の病気なのだろうか。
それとも、ただ疲れているだけなのだろうか。
それともボケてきた?
このところ書くテーマは、いつも同じ。
過去に書いたことの、繰り返し。

●身勝手

 先ほどもニュージーランド地震のニュースを見ていた。
1人の白人女性が、がれきの下から救助される映像が出てきた。
そのときも、「よかった!」と思う前に、心の傷(トラウマ)
のことを考えてしまった。
「この女性も、この先、一生、心の傷に苦しむだろうな」と。

 私も30歳になる少し前、飛行機事故を経験している。
今でも、それが心の傷となって、心の奥に深く残っている。
飛行機に乗れない。
乗っても、旅先で不眠症に苦しむ。

その女性もそうだろう。
救出されたときは、「ああよかった」と思ってすむ。
……すんでしまう。
心の傷が、「傷」として姿を現すのは、しばらくたってから。

 私もそのあと、2週間ほどだったが、イタリアと
ブラジルへ行く仕事を引き受けていた。
が、その日が近づくにつれて、体が固まり始めた。
夜、体がほてり、眠れなくなってしまった。

 それでこの2つの仕事を、ドタキャン。
つまり心の傷は、ふだんは、心のどこかにもぐっている。
姿を現さない。
が、同じような状況になったとき、心の奥から出てくる。
姿を現す。

 ……本来なら、がれきの下の人たちの心配を
しなければならないのだが……。

●絶望的な革命

 そのリビア。
先ほどのニュースでも、「民衆革命」というような
言葉を使っていた。
革命?
たしかに革命だが、それで民衆の生活がよくなる
わけではない。
それが約束されているわけではない。
むしろ、政治的な混乱は、経済の低迷をもたらすかもしれない。

 この3年間で、世界の食糧(小麦、大豆、とうもろこし)は、
3倍近くも値上がりしている。
日本でも、この4月から、小麦の価格が、13%引き上げられるという。
NHKのニュースでは、世界的な天候不順と、中進国での
需要の増大を、理由にあげた。
しかしそれだけではない。
世界は、今、インフレの渦の、まっただ中。

 これだけ先進国がお金(マネー)をばらまけば、
インフレが起きないわけがない。
現に今、中国では、さらに住宅価格が、あがりつづけている。
日経新聞は、つぎのように伝えている(2月18日)。

++++++++++++++++++++

中国国家統計局が18日発表した1月の新築住宅の
価格指数によると、主要70都市のうち10都市で
前年同月比の上昇率が10%を超えた。

カネ余りを背景にバブルの懸念は治まっておらず、
中国人民銀行(中央銀行)は預金準備率の引き上げ
など金融引き締めを続けている。

++++++++++++++++++++

 こちらのほうは、「金余り」と、すなおに
金余り(=インフレ)を認めている。
どうして食糧も、「金余り」と認めないのだろう。
金余りが先にあって、食糧の価格があがっている。

 結局は日本も含めて、先進国の身勝手が、
こうした弱小の国々を直撃している。
それがエジプトであり、リビアであり、他の
中東諸国ということになる。
が、これで収まるとはだれも思っていない。

 仮にあなたの生活で、食費がこの3年間で、
3倍になったとする。
仕事もなく、収入もない。
そのとき、あなたなら、どうするだろうか。
黙って静かに、貧乏生活に耐えるだろうか。

 「革命」という勇ましい言葉に、だまされてはいけない。
その中身は、「絶望的なあがき」。
だからといって、独裁政治を肯定しているわけではない。
ただ、だれが政治の主導者になっても、この「あがき」を
消すことはできない。
民主化されたからといって、明日から生活が安定するわけではない。

(たった今、近くに落雷! 
ものすごい音がした!)

 どこに落ちたかということよりも、パソコンのほうを
先に心配する。
この身勝手さ。
……本来なら、被害にあった人たちのことを心配を
しなければならないのだが……。

 で、今すべきこと。
パソコンをシャットダウンしたあと、
コンセントを全部抜く。
どうしよう……?
が、このまま続行!
データをUSBメモリーに移し、
このまま続行!

 ……だから「絶望的な革命」。
指導者もいない。
目標もない。
ただそこに見える「敵」を、倒しただけ。
わかりやすく言えば、つぎの家を建てるための
資金も、設計図もないまま、今の家を取り壊しただけ。

●カダフィ大佐と小沢一郎氏

 カダフィ大佐(リビアの大統領)の映像を見ていたとき、
ふと民主党の小沢一郎氏を思い浮かべた。
どうしてだろう?
どこでどうつながっているのだろう?

 脳の表層部分では、その接点がよくわからない。
しかし脳の深層部分では、その接点をとらえている。
つまり「カン(勘)」。
私のカンによれば、この2人には、大きな共通点がある。
そこで私は脳の奥深くへと、切り込んでいく。
これが「書く」という作業になる。

 で、まっ先に思いついたのは、「権力」という言葉。
この2人は、まるで自分のことがわかっていない。
「正義」という言葉を盾に取って、自分の利益にそれをつなげている。
往生際が悪いというか、見苦しいというか……。

 権力の座というのは、それほどまでにおいしいものなのか?

 そう言えば、先ほども小沢一郎氏のニュースを見ながら、こう思った。
「この人も、この先、それほど長くはないだろうに」と。

不健康な体つき。
顔色も悪い。
加えてこのストレス。
が、私たち庶民が想像もつかないような富も手に入れた。

 「私なら……」といろいろ考えたが、それは
ここには書かない。
人それぞれ。
私の人生、あなたの人生。
人、それぞれ。
ただ政治家のばあいは、私たちの生活に大きな影響を与える。
愚行をだまって、見過ごすわけにはいかない。

 小沢一郎氏に言いたい。
あなたは静かに、政界を去りなさい。
そのほうが私たちにとっても、よいことだし、
あなたにとっても、よいこと。

●雨が止んだ

 雨が止んだようだ。
急に静かになった。
と、同時に、キーボードを叩く指が、軽くなってきた。
少し、調子が戻ってきた?
が、頭の中は、相変わらず休眠状態。

 ……ということもあって、今日も、近くのパソコンショップへ行ってきた。
メモリーの増設を考えている。
が、それが結構、高額。
デスクトップ用のメモリーのばあい、4GBのメモリーが1枚5000円前後。
それが4枚で、2万円。
どうしてだろう?

 現在、USBメモリーにしても、SDカードにしても、4GBなら、
安い店では、1000円前後で買える。
だったら、SDカードをそのまま使えるようにすればよい。
4枚買っても、4000円。
それですむはず。
……とまあ、素人の私は、そう考える。

 ところで、夕食のとき、08年に買った、H社のパソコンを
取り出した。
ほとんど使っていなかったが、使い出したとたん、故障。
ちょうど1年の保証期間が過ぎたころのことだった。

 で、製品をH社に送り、修理代を見積もってもらった。
マザーボードの交換(2万円)+技術料(1万5000円)+消費税
とのこと。
バカバカしいので、そのままにしておいた。

 そこでネットで調べると、そのパソコンは、大変な失敗作=欠陥商品
とわかった。
同じようなマザーボードの故障事例が、ズラズラと並んだ。
「二度と、H社のパソコンは買わないぞ」という書き込みも目立った。
 
 ……買ってから、2年半。
今になって、怒りがこみあげてきた。

●怒り
 
 その「怒り」という言葉で思い出した。
(ものを書く)というのは、(怒ること)。
怒りなくして、ものは書けない。
悲しみでも、苦しみでもよい。
しかし源(みなもと)は同じ。
「怒り」。

 怒りがあって、はじめて頭が熱くなる。
バチバチと火花が飛ぶ。
そのときはじめて文が書ける。
エネルギーがつづく。
集中力がつづく。

 言い換えると、平穏な生活からは、文は生まれない。
またそういうとき書いた文には、意味はない。
考えてみれば、ガン検診でシロ判定が出たあと、私に心はずっと、
穏やかだった。
気が抜けてしまった。
だから脳みそが、休眠状態になってしまった。

 しかし明日、また別の検診を受けなければならない。
もろもろの血液検査。
どうなることやら?

●明日から……

 明日から、またがんばろう。
……と、考えてはいけない。
今、ふとそう思ったが、「明日から、またがんばろう」と
考えてはいけない。

 がんばるなら、今夜から。
今という、この瞬間から。
「明日から……」と思ったとたん、それが明後日(あさって)になる。
すべてが後回しになる。
これはまずい。
たいへんまずい。

 しかし何をがんばるのか?
そのテーマがない。
子育て論については、書き尽くしたように感ずる。
それとも、まだその先があるというのか。
あるとするなら、どこからどう切り込んでいけばよいのか。

●ニュース

 おととい友人の活動が、中日新聞で紹介されていた。
名古屋市で、売れ残った野菜などを、それを必要としている施設などに
無料で配達している。
名前を本岡君という。
UNESCOの交換学生時代からの友人である。

 その前夜、「明日、新聞に載るから見て」という伝言が、留守番電話に
入っていた。
で、見ると、あの紙面の半分を使って、それが紹介されていた。
オールカラーの全国版。
うれしかった。

 で、もうひとつのニュースは、オーストラリアの友人が、今度
新しい趣味を始めたということ。
「娘に、誕生日プレゼントに、ミシンを買ってもらった」と。
そのミシンで、いろいろなものを作っているのだそうだ。

 こういう話を聞くと、私はすぐ、「男がミシン?」と思ってしまう。
団塊の世代の悪いクセ。
いまだに古い性差別意識(ジェンダー)が、心の中に巣くっている。
亡霊のように、生き残っている。
「これではいけない」と、自分に言い聞かせる。
それを心の中で、叩きつぶす。

 それにして友人は、よい娘をもったものだ。
私など、人生、63年を生きてきたが、いまだかって、息子たちから、
誕生日プレゼントなど、一度ももらったことがない。
育て方が悪かったのか、それとも私自身の精神的な欠陥に
よるものなのか?

 どうであるにせよ、この先も、もらうことはないだろう。

●隣人会

 先月の終わりに、隣人会を始めた。
もうすぐ2回目の会合がある。
会員を1人、2人とふやしていく。
少しずつ。

 こんなことを地方の農村に住んでいる人に話しても理解されないだろう。
しかしこのあたりでは、隣人どうしでも、ほとんど交流がない。
あっても通りでする、簡単なあいさつ程度。
「これではいけない」と、一念発起。
それで隣人会を始めた。

 が、第1回目の会合を待たずして、すでに1組、抜けた。
残念!
しかしこれも、人、それぞれ。
それぞれの人には、それぞれの思いがある。
考え方がある。

 そのうち会が軌道に乗ってきたら、また誘ってみる。

●Eマガ

 現在、無料マガジンを2誌、発行している。
3月2日で、1487号になる。
そのうちのひとつ、Eマガの配送が、最近、よく乱れる。
発行する私の方も、無料で出してもらっているから、文句は言えない。
しかし予約どおり配送されないというのは、困る。
たいへん困る。

 今日もそうだった。
しかたないので、同じマガジンを、再送信する。
が、たいてい2度目もうまくいかない。
そこで3度目。
だいたい3度目くらいで、うまく配信される。

 たびたび(お願い)という形で、Eマガ社にメールを
出している。
「きちんと配信してほしい」と。
しかし一度も、返事はない。
私としては、それが残念でならない。
1487号という号数からもわかるように、私はマガジンを出すことに、
生きがいを感じている。
……感じてきた。
その生きがいが、不安定になる。
「たいへん困る」というのは、そういう意味。

 で、読者の方にお願い。
現在、Eマガを購読してくださっている方は、どうかメルマガの
ほうへ、購読先を変更してほしい。
私のHPのトップページ(右下)で、それができるようになっている。
メールアドレスを書き込み、(送信)をクリックするだけ。

●9時半

 時計を見たら、もう9時半。
まだ床に就く時刻ではないが、ここで一休み。
目が疲れてきた。
タイプミスも多くなってきた。

 つまらない文ばかりで、ごめん。
プラス、おやすみ!!

 明日は検診だから、このあとはお湯しか飲めない。
睡眠薬もだめ。
パソコン雑誌でも読みながら、再び眠くなるのを待つ。

 2011年2月23日、午後9時29分、書斎にて


Hiroshi Hayashi+++++++Feb. 2011++++++はやし浩司・林浩司

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