最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●子どものやる気(1)

2010-05-05 07:53:43 | 日記
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子育て最前線の育児論byはやし浩司   10年 5月 5日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます。

【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【雑感・あれこれ】

●55年目の夢実現

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当時すでにヘリコプターという乗り物は、
よく知られていた。
私が小学2年生のときのことである。
私はそのヘリコプターのおもちゃが
ほしかった。

で、ある朝のこと。
その光景はよく覚えている。
みなでぞろぞろと、学校に向かっている
ときのこと。
私はおもちゃのヘリコプターと
いっしょに歩いている自分を想像した。
たいへんよくできたおもちゃで、
私の操縦どおりに、空を飛んだ。
おもちゃのヘリコプターが、
私のあとをかけてくる・・・。
どういうわけか、そのときの光景や、
私が思ったことを、よく覚えている。

が、その当時すでに、おもちゃで、
空を飛ぶというのは、あるにはあった。
手元にハンドルを回す箱があって、そのハンドルを回すと、
その動力が、ヘリコプターの本体へ伝えらる。
その力で空を飛ぶというものだった。

私は手のどこかに、そのハンドルを回した
記憶がある。
買ってもらったのか、それともおもちゃ屋で
遊ばせてもらったのかは、覚えていない。
しかし、まったくと言ってよいほど、
飛ばなかった。
それはよく覚えている。

飛び上がると同時に、墜落した。
それであの朝、学校へ行く途中、頭の中で、
そんなヘリコプターを想像したのだろう。

以来、55年。
その間、ラジコンの飛行機は、10機以上、
飛ばしてみた。
「みた」というのは、一応、「どれもあっと
いう間に墜落した」という意味。
ヘリコプターも、3機ほど、飛ばしてみた。
エンジン付の、かなり大きなものだった。
が、どれも長つづきしなかった。

が、10年ほど前から室内用のヘリコプターという
のが、売りに出されるようになった。
小型のおもちゃだったので、ミニ・ヘリコプター
ともいう。
当初は、本体だけで、3~4万円もした。
それが数年前から、5000円前後で買える
ようになった。

全部で、10~15機は買っただろうか。
当初は、ただ上昇するだけという簡単な
ものだった。
それがすぐ、2チャンネル、つまり(上昇・
下降)と、(左右・回転)のものになった。
何とか操縦はできたが、思うようには
飛ばなかった。

が、最近、3チャンネル仕様の、しかも
ジャイロスコープ付のものが売りに出された。
今までのミニ・ヘリコプターとちがい、
ボディは、金属製。
格段の進歩だった。
さっそく、購入。
イマイチという感じはあるが、それでも
10~15年前の、ラジコンヘリに匹敵
するほどの性能をもちわせている。
驚いた!

私はこのところ毎日のように、それを飛ばして
遊んでいる。
回を重ねるごとに、操縦もうまくなってきた。
まだ子どものころ想像したようには、
飛ばせないが、しかしほぼ満足。
ミニ・ヘリコプターを飛ばしながら、
別の心で、夢がかなった!、と、
まあ、そんなふうに思っている。

+++++++++++++++++

●夢

 「夢」には、2つの意味がある。
ひとつは、眠っているときに見る「夢」。
もうひとつは、将来に向かって描く希望的な像。
しかし考えてみれば、この2つはまったく異質のもの。
どうして日本語では、この2つをまとめて「夢」と言うのだろう。
しかし考えてみれば、これはおかしい。

 で、英語ではどうだろう。
英語でも「dream」というときは、2つの意味を兼ねる。
しかし悪夢は、「ナイト・メア」という。
眠っているときに見る夢も、「dream」と言うときがある。
が、あまり、そういう使い方をしない。

だから「dream」というときは、将来に向かって描く希望的な像ということになる。
だれかが「I had a dream last night.(ぼくは昨夜、
夢をもった)」と言えば、眠っているときに見る夢ではなく、「昨夜、将来に向かって
こんな希望をもった」というふうに解釈する。

 その夢だが、みなが同じ夢をもてば、やがてそれは集合され、実現される。
(眠っているときに見る「夢」ではなく、将来に向かって描く希望的な「夢」のこと。)
おもちゃのヘリコプターも、そのひとつということになる。
言い換えると、夢をもつことの大切さは、ここにある。
夢が、みなを、前向きに引っ張っていく。
そしてそれがいつか、大きな力となって、実現する。

 だからみなさん、夢をもとう。
みなで頭の中で、理想像を描こう。
みながいっしょにその理想像を描けば、やがてそれが集合され、大きな力となる。
人間の心を変え、社会そのものを変えていく。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 夢論 夢について dream)

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以前、「day dreamer」について書いた。
あのエジソンも、その1人。
以上の原稿とは関係ないが、
ここに拾ってみる。

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●ボンヤリは心の掃除

 日中、ときどきもの思いにふけってぼんやりすることがある。これを英語では「デイ・
ドリーム」という。日本語に訳すと、「白昼夢」となるが、その言葉から受ける印象ほどお
おげさに考える必要はない。

むしろ最近の研究では、このデイ・ドリームは、心のバランスをとるためには必要なもの
とわかってきた。それだけではない。すばらしい創造性や独創的なアイディアは、そのデ
イ・ドリームをしている間に生まれるとされる。たとえばエジソンやニュートンは、「デイ・
ドリーマー(夢見る人)」というニックネームがつけられていた。

 幼児のばあい、ふとしたきっかけで、このデイ・ドリームの状態になる。時間的には数
分程度から、長くても5分程度だが、ぽかっと魂が抜けてしまったかのようになる。時と
場所に関係なく、運動場で体操をしているようなときにでも、そうなることがある。車の
中やソファの上だったりすると、そのまま眠ってしまうこともある。そういうとき親は、「気
がゆるんでいるからだ」とか、「学習に集中できないからだ」と考えるが、そのデイ・ドリ
ームを無理に妨げると、子どもの情緒はかえって不安定になる。

私の印象では、子どもは(おとなもそうだが)、デイ・ドリームを見ることにより、心の緊
張感をほぐすのではないかと思う。その証拠に、デイ・ドリームから戻った子どもは、実
におだやかな表情を見せる。

 もちろんデイ・ドリームと集中力、あるいはデイ・ドリームと昼寝グセや睡眠不足は区
別しなければならない。同じぼんやりといっても、それが日常的につづくようであれば、
今度は別の問題を疑ってみなければならない。それはともかくも、そういった問題もなく、
子どもがふとしたきっかけで、どこかぼんやりとするような様子を見せたら、できるだけ
そっとしておくのがよい。

(付記)私もときどき仕事の合間にぼんやりとすることがある。半覚半眠の状態になるの
だが、そういうとき電話がかかってきたりすると、それだけで心臓の鼓動が変化するのが
わかる。あるいは授業と授業の間の休み時間に、別の仕事が入ったりすると、そのあとの
授業で強い疲れを感ずることがある。私のばあいも、ぼんやりとすることで、心を調整し
ているのだと思う。
 

Hiroshi Hayashi+教育評論++March.2010++幼児教育+はやし浩司

●ブーメラン効果

 子どもを説教しているとき、かえって逆効果に感ずることがある。ときに、子ども自身
が、こちら側の下心を読んでしまうときがある。そうなると、いくら説教しても、効果が
ないばかりか、かえって子どもの反発心をかってしまう。

 たとえば時間つぶしをしている子どもがいる。時計ばかり気にして、少しも勉強しない。
私の前では、まじめに勉強しているフリをしているだけ。

 そういうとき、私が、ふと、「では、まじめに勉強して人から順に、採点して、今日のレ
ッスンは、終わります」と言ったとする。そう言えば、たいていのばあい、子どもたちは、
自らに拍車をかけて、勉強し始める。

 が、そういうとき、時間つぶしをしている子どもは、先に、私の下心を読んでしまう。「ぼ
くに、勉強させたいために、先生は、そう言っている」と。

 とたん、それまでのフリをやめ、堂々と、勉強をサボり始める。「どうせ、ぼくが最後に
なるんだろ!」とか言ったりする。

 こういうのを、(ブーメラン効果)という。こちらの意図したことが、逆効果となって、
返ってきてしまう。

 子どもと接するときは、いつも本音で接するようにする。下心はもたない。子どもとの
信頼関係を守るためにも、そうする。
(はやし浩司 ブーメラン効果 (はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 
子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 逆効果 教師の下心)


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