最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

聖なる幽霊+伊勢神宮(後編)

2013-05-09 21:36:12 | 日記
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子育て最前線の育児論byはやし浩司   2013年 5月 15日
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【1】(伊勢神宮・後編)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【05月08日】伊勢神宮・外宮・謎解きの旅(後編)
宇治山田、千の杜(もり)新館、斎王の宮に一泊、すばらしいホテルでした!

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

【謎の聖なる絵、謎の地上絵】

<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/8sUnDyLOWgU" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

http://youtu.be/8sUnDyLOWgU

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

○午前7時10分

 新幹線に乗ったとたん、新幹線が動き出した。
ギリギリ、セーフ。
ワイフは、横で、ハーハーと息を切らしている。
時刻は、現在、7時18分。
目的地は、伊勢。
伊勢神宮外宮。

○Holy Ghost(聖なる幽霊)

 昨夜、寝る前に、「Holy Ghost」について調べた。
「聖なる幽霊」と訳されている。
誰が描いたかということよりも、何を描いたか。
それが問題。
ざっと見たところ、描かれているのは、人間ではない。
奇妙なマスクをかぶった、異星人。
明らかに、異星人。
もちろん幽霊ではない。
インディアンが描いたにせよ、幽霊など、わざわざ描かない。

 で、ビデオを作り始めたのが、午後11時。
編集を終えたのが、午前0時、過ぎ。
YOUTUBEにUPするのに、30分ほどかかる。
その表示を見ながら、そのまま就寝。

 ……朝、5時30分ごろ、目が覚めた。
ワイフが言うには、目を覚ます寸前、私は何かの歌を歌っていたという。

○睡眠不足

 睡眠不足がつづくと、ものの考え方が、攻撃的になる。
不平、不満が多くなる。
何を考えても、イライラする。
こうした現象は、私だけのものか。
ともかくも、それがわかっているから、睡眠不足を感じたときは、心をていねいに操る。
「ていねいに」というのは、できるだけ心を落ち着けること。
不要なことは、考えない。
悩まない。
重要な判断は、後回しにする。
沈黙を守る。

○謎解き

 謎といえば、モルモン教。
モルモン教の本部は、ソルトレイク市の中心部にある。
その本部と、北極点をつなぐと、その直線は、まっすぐとモヘンジョダロの塔へとつながる。

 これも「偶然の一致」ということになるのか。
そのとき、先に書いた、『聖なる幽霊』を発見した。
そのあたりで線をたどっていったら、写真が込み入っている場所を見つけた。
それが『聖なる幽霊』だった。
が、それはそれとして、こうした例は、ほかにもある。
たとえばあのカーバ神殿。
イスラム教のメッカ。

 あのカーバは、ウェスト・ポールとイースト・ポールの中間点。
北極から、真・正確に90度の位置にある。
それだけではない。
イースター島→タヒチ島→ナン・マドール→グアムをつなぐと、その直線は、まっすぐとモヘンジョダロを直撃する。
その直線の延長線上に、カーバがある。
これも偶然か。

○眠い

 名古屋で近鉄線に、乗り換えた。
とたん、いつもの睡魔。
眠い。

 特急。
4号車の7Aと7B。
こんなことは、どうでもよい。
ふと天井を見上げたら、大きな文字で、そう書いてあった。

○皆神山

 心はすでに皆神山。
来週は、その皆神山へ行く。
ワイフは、すでにその資料集めをしている。
昨夜も、「今度は、ここに泊まりましょう」と。

私「まず、伊勢が先だ」
ワ「そうね」と。

 ワイフにしてみれば、謎解きは、口実。
旅行が目的。
それともボケ防止?
が、私にとっては、ライフワーク。
真剣味がちがう。
が、ここはワイフに合わせるしかない。
『妻に何かをさせたかったら、まず喜ばせ』と。
ある賢人は、そう言った。
つまり、賢人というのは、つまり私のこと。
ハハハ。

 ……皆神山のあとは、広島県の葦嶽山(あしたけやま)。
今ごろが、ちょうどよい季節。
ヘビやハチがいない。

○ヘビ

 私はヘビが苦手。
見たとたん、興奮状態になる。
本能的な部分に、そういった反応が、インプットされている……らしい。
先日も、山荘で、2年ぶりに、そのヘビを見た。
私はマムシと思ったが、ワイフは、シマヘビと言う。
どちらにせよ、ヘビが苦手。

 農具を手にし、現場に戻ったときには、ヘビはもういなかった。
蛇行していたので、私は、マムシと思った。
模様もマムシのそれ。
が、腹が青かった。
腹の青いマムシは、見たことがない。
それとも今ごろのマムシは、青いのか。

 ほかのヘビは殺さない。
が、マムシだけは、容赦なく殺す。
殺して、首をもぎ取る。
「マムシにかまれたら、30日」と、このあたりの人は言う。
30日は寝込む、という意味。
もちろんそれで命を落とす人も、多い。
マムシ(日本マムシ)の毒性は、ハブの10倍以上とも言われている。
小さいからといって、油断してはいけない。

 ……ふと横を見ると、ワイフは、眠っている。

○外宮(げく)

 内宮に対して、外宮は、UFO(エイリアンのエアークラフト)の、発着台だった。
……という証拠を集めるのが、今回の旅の目的。
そうでないかもしれない。
しかし位置的には、そう。
つまり発着台。
YESか、NOか。
どちらにせよ、一度は、確認しておく必要がある。
悶々とした「?(クエスチョン・マーク)」を、頭の中に残しておくのは、脳みその健康のためにも、よくない。
おかしいと思ったら、即、調べる。
自分の目で、確かめる。
自分の頭で、考える。
納得する。

 が、もしその証拠をつかんだら……。
つまりUFOのプラットフォームとわかったら……。
人生が、またまたパッと明るくなる。
(私のカンでは、それに類したものが、かならずあるはず。
「カン」というより、今までに集めた事実によれば、かならずあるはず。)

 ところで、九州の宇佐神宮。
あの神宮の中には、池の中に作られた石舞台がある。
写真を見ると、祭事用に使われているらしい。
しかし私は、あれなどもUFOの発着台だったと思っている。
ちがうかな?

 ついでに言えば、豊川稲荷。
「稲荷神社」ということになっているが、もともとは、寺。
現在の神社本殿は、その発着台の上に建てられた。
私は、そう思っている。
ちがうかな?

 つぎに宇佐神宮や豊川稲荷へ行く機会があったら、一度、そういう目でそれらを見てほしい。

○千の杜(もり)・斎王の宮

 今日の宿は、「千の杜」。
部屋はその中の新館、「斎王の宮」。
はじめは、二見ヶ浦のどこかにしようと思った。
が、地震が心配。
海辺の旅館は、こわい。
予想される東南海地震では、10~15分で、津波が到達するという。
10~15分では、逃げるヒマもない。

 ということで、宇治山田駅近くの、千の杜(斎王の宮)にした。
部屋に露天風呂があるという。
楽しみ。

 ……ところで、浜松市内でも、海辺の近くに住んでいる人たちが、高台へ移動し始めている。
(浜松市は、南側の低地と、北側の高台に分かれている。)
先日会った不動産屋の男が、そう言っていた。
「この近くに売地はありませんか?」と。

 私の家は、ギリギリ、その高台にある。
200~300メートルも、ゆるい坂をくだると、そこは海抜1メートル地帯。
「ここは、海抜1・2メートル」という立札が、最近、立つようになった。
3・11大震災並みの津波が襲ってきたら、ひとたまりもない。
私の家だって、あぶない。
いろいろ計算してみたが、海抜、30~40メートル。
その前に地震の揺れで、家が崩れるはず。
 
 そんな私が、旅先の旅館を心配する(?)。

○宇治山田駅

 伊勢神宮の外宮、二見ヶ浦の二見輿玉神社を回り、先ほど、宇治山田駅に帰った。
宿から、迎えの車は、2時30分に来ることになっている。
駅構内の喫茶店で、時間をつぶす。

 疲れた。
二見ヶ浦からのバスの中では、居眠りをしてしまった。

○収穫

 収穫はあった。
いろいろ考えた。
新しい謎も、生まれた。
そのひとつ。
宗教にもいろいろある。
しかし日本の神道ほど、(教え)のない宗教も、少ない。
そう感じた。
あるのは、儀式だけ。

 ……こう書くと、不愉快に思う人も多いかと思う。
道で行き交う善男善女に、悪い人はいない。
そういう人たちが、神前に向かい、頭をさげ、手を打つ。
それを見て、ワイフがこう言った。
「神様って、何だったのかしら?」と。

 スルドイ!

私「人間の支配者だったということかな」
ワ「何かを教えてくれたのかしら……」
私「何も教えてくれなかった……」
ワ「自分たちの力を見せつけただけ?」
私「はっきり言えば、そうだろうね」と。

 天照大神にしても、偉大な「神」だった。
超能力的な(?)パワーをもっていた。
それはわかる。
が、それだけ。
釈迦やキリストのように、(教え)、つまり思想を残したわけではない。
あえて言えば、自然崇拝。
その自然崇拝にしても、何かの哲学があるわけではない。
「従うか、従わないか」、それだけ。

 従う者には、寛大で、願いもかなえてくれる。
従わない者には、容赦ない。
言い換えると、当時の人間は、そのレベル。
文字もない。
言葉もない。
(教え)を理解し、消化する能力さえなかった。

一方、社会は、バラバラ。
「国」という名前をつけるのがむずかしいほど、混乱していた。
少なくとも、この日本は、そうだった。
だから神が、この日本をまとめた。
神の力によって、この日本をまとめた。

 だから今の今でも、人々は、神に向かって、こう祈る。
「~~してください」「~~をかなえてください」と。

 二見ヶ浦にある、二見興玉神社(おきたま・じんじゃ)の入り口には、願い事を書く絵馬が、ぎっしりと、つりさげられていた。
が、そういう人たちを、批判することはできない。
そういう宗教が、この国、つまり日本の原点になっている。

○多賀宮(たかくう)

 伊勢神宮の外宮(げくう)には、多賀宮(たかくう)というのが、あった。
参道をまっすぐ進むと、やがて分かれ道にさしかかる。
そこを左に曲がる。
亀の形をした橋を渡ると、その向こうが多賀宮。
小山の上だった。
昔は、高いところにあったという意味で、「高宮」と書いたらしい。
それが「多賀宮」になった。

 見ると、周囲は、石垣に囲まれていた。
ちょうど工事の男たちが数人いたので、話を聞いた。
「周囲は、すべて石垣ですよ」と。
形を聞くと、「ほぼ正方形かな」とも。
敷地には、おとなのコブシほどもある丸石が、ぎっしりと敷きつめられていた。

 ビンゴー!

 多賀宮へは、石段を、100段ほど登っていく(記憶)。
太古の昔には、現在のような森はなかったはず。
私はできるだけ土手に近づき、石垣の様子を、カメラに収めた。

 多賀宮は、その昔は、UFOの発着台だった。
本宮は、その多賀宮の下にある。

○トンデモ説

 こういう話を書くと、たいていの人は、トンデモ説と思うだろう。
多賀宮が、UFOの発着台だったというのは、まさにそれ。
が、ならば聞く。

 内宮には、天照大神が住んでいた。
外宮には、天照大神が京都から呼び寄せた、友人兼料理人が住んでいた。
斎王という名前の女官だった。
現地の案内人は、そう教えてくれた。

 が、この説のほうが、よほど、トンデモ説。

(1) 外宮と内宮の間は、バスで行っても、30分ほどの距離がある。
料理を届けている間に、料理が冷めてしまう。
ばあいによっては、腐ってしまうかもしれない。
簡単に行き来できる距離ではない。

(2) 京都からわざわざ友を呼ばなくても、近くにも、人はいたはず。
で、私は案内人の人に、こう聞いた。
「では、なぜ天照大神は、その友だちを、内宮の近くに住まわせなかったのですか」と。
それについて、案内人の人は、明らかに戸惑ったような表情をしてみせた。
考えたこともなかったのだろう。
彼らとて、前人の言葉を、オウムのように繰り返しているだけ。

 もし案内人の説明を合理的に説明しようとすれば、答は、だだひとつ。
天照大神は、自由に、空を飛べた。
内宮と外宮を、瞬時に行き来できた。

○北の杜(もり)ホテル

 久々に、よいホテルに泊まった。
星は、文句なしの、5つ星。
★★★★★。
すべての備品が、整っている。
女性用の化粧用品も、一式。
すべて。
マッサージ・チェアもある。
浴衣も、浴衣のほか、ユカタとガウン。
ステレオのアンプ、それに加湿器などなど。
文句なし。

 料理はこれからだが、こういうホテルでは、料理もよい。
食べなくても、わかる。
楽しみというより、食べ過ぎが心配。
今日は朝から、きちんと食事をとった。
その上での、ごちそう。
「食べれば、損(そこ)ねる」を念じながら、食べる。……つもり。
それしかない。

○大発見

 昨夜遅く、『聖なる幽霊』(USA)について調べた。
岩肌に描かれた、奇妙な絵である。
それがまさに、幽霊に見える。
下半身の先が、かすれて見えなくなっているのもある。

が、何かが、心にひかかった。
それがすぐ、ビビーンと心の奥で響いた。
見覚えがあった。
どこかで見たことがあった。
……ということで、さがしてみた。
あった。
同じ絵が、何と、チリで発見された地上絵の中にあった。
ワイフにそれを見せると、ワイフも、こう言った。
「私も、どこかで見たような気がした」と。

 アメリカとチリ。
同じ絵。
明日、自宅に戻ったら、さっそくビデオ化する。
楽しみ。
驚き。
感動。
直線距離にして、7800キロ前後。

ワ「同じ人が描いたみたい」
私「そうだな」と。

が、2か所の絵を比べ、こう主張する人もいるかもしれない。
「犬の絵などというのは、だれが描いても同じ」と。
私の説にケチをつける人は、どこまでもつける。

 が、本当にそうか。
そう片づけてよいか。
偶然の一致と片づけてよいか。
明日、子ども(生徒)たちに、犬の絵を描かせてみる。
10人なら10人、みなちがった絵を描くはず。
似ているようで、似ていない。
同じような絵がその中にあれば、私も認める。
が、なければ、「偶然の一致」という言葉は、簡単に使ってほしくない。
「偶然の一致」といっても、こうまでつぎつぎと起こるものではない。
それを、明日、証明してみる。

○神々の音楽

 神々にいちばん近い音楽と言えば、日本の雅楽ということになる。
日本では、まさに神の音楽。
聴けば聴くほど、宇宙の深遠に吸い込まれていくような錯覚を覚える。
心が静まる。
鎮まる。
ただしそれには、条件がある。

これはどんな芸術についても言えることだが、本物を聴くこと。
村祭りのような場で、ドンヒャララと流れてくるようなのは、だめ(失礼!)。
太鼓の音ひとつとっても、ほかの楽器に、そのまま吸い込まれてしまうかのような演奏がよい。
演奏家の真剣さが、しっかりとわかるような演奏がよい。
雅楽というのは、そういうもの。
浮いた心で演奏し、浮いた心で聴くものではない。
ざわざわとした雑踏の中で、雑音とともに聴くものではない。

風もなく、満天の星々を見あげながら、聴く。
心を広い宇宙のかなたに置き、聴く。
雅楽というのは、そういうもの。

手始めに、CD化された雅楽を聴いてみるとよい。
静かに目を閉じて聴いてみるとよい。

 雅楽の歴史については、私は知らない。
知らないが、もとは神々の音楽。
漆黒の大宇宙を行き交う、神々の音楽。
だれかがそう言ったとしても、私は、驚かない。

○21時30分

 夕食も、よかった。
文句なし。
大満足。
で、そのあと、部屋で居眠り。
ワイフに起こされ、大浴場へ。
客は、私、ひとりだけ。
どこにでもあるような風呂だったので、そのまま部屋に戻る。
露天風呂に、ひとりで入る。

 しばらくすると、ワイフが、大浴場から戻ってきた。

○人生観

 前にも書いた。
『謎の点と線』を書くようになってからというもの、私の人生観は、大きく変化した。
平たく言えば、ささいなことが、気にならなくなった。
どうでもよくなった。

 数日前も、岐阜に住むいとこから、電話があった。
相談だった。
いわく、その人の姉が、その人の悪口を言いふらしているという。
私のところにも、そういう電話があったかどうか、と。
私は、「ない」と答えた。

 その姉という人は、かなりボケてきた。
アルツハイマー病か何かかもしれない。
何度も同じ話を繰り返す。
突然、会話の内容が、飛ぶ。
脈絡なく、飛ぶ。
妄想も多い。
「こうあってほしい」という願いが、そのまま妄想になる。
たとえばその人の妻が病気になってほしいと願ったりする。
するとつぎの電話では、こう言う。
「あの奥さん(=いとこの妻)ね、病気で、入院しているのよ」と。

あとは、お決まりの愚痴、愚痴、愚痴。
10分も話していると、こちらのほうまで、気がへんになる。
それで居留守を使うようになった。
以来、……つまりこの1年、電話は、かかってこない。

 「無視したらいいのに……」と、私。
「無視できないから、困っている」と、いとこ。
 
 が、世間は、そのレベルで動いている。
そういった問題で、悩んでいる人も多い。
大半の人が、そうではないか。
それがわからなければ、電車やバスの中で、おばちゃんたちが、どんな話をしているか、耳を傾けてみればよい。

で、そういうときは、視野を広くする。
たとえば私が書いている、『謎の点と線』を読む。
かならず人生観、そのものが、変わる。
……というような話はしなかったが、私には、いとこの相談が、息苦しいほど、小さく思えた。

 視野というのは、そういうもの。
広くもてばもつほど、そうでないものが、小さく見えてくる。
私も似たような問題をかかえていたが、今は、まったく気にならない。
人生観そのものが、変わってしまった。

 『謎の点と線』の追求には、そういう副次効果もある。

○時間がほしい

 こうしてホテルで、パソコンを叩いている間も、私は、もどかしさを覚える。
家に戻り、早く、ビデオを作りたい。
頭の中が、モヤモヤしている。
それを吐き出したい。

 ……ならばホテルでも、できるではないかと思う人も、いるかもしれない。
が、そうは、いかない。
パソコンそのものの性能が、ちがう。
それにこうした作業は、大画面でしないと、疲れる。
左のほうに写真を10枚ほど並べ、右のほうで、それを編集する。
そういった作業が、ノートパソコンでは、できない。
ほかにも、いろいろ理由がある。

 ああ、早く家に帰りたい。

○友

 「家族」というのは、幻想。
「家族だから、わかりあえる」というのも、幻想。
兄弟、姉妹だって、しばらく離れていると、ものの考え方そのものが、違ってくる。
親子だって、そうだ。
親類、縁者となれば、なおさら。
「血のつながり」ほど、アテにならないものはない。
ひょっとしたら、夫婦だって、そうだ。

 今回、『謎の点と線』を書いてみて、それがよくわかった。
たとえば私の息子たちは、私の書いていることについて、見向きもしない。
UFOの存在そのものを、信じていない。
「目の錯覚だよ」とか、「見まちがいだよ」とか言う。

当初は、さみしく思った。
「親子といっても、こんなものかなア……」と。
当たり障(さわ)りのない範囲では、親子。
会話といっても、あいさつ程度。

 が、一歩、話を踏み込むと、はげしく抵抗する。
会話を始める前に、会話そのものを拒絶してしまう。
今回も、いろいろなことがあった。

30年来の友人だったが、私の説を頭から否定した。
チャカした。
「名古屋と静岡をつないだら、東京だよ。第二東名は、エイリアンが作った」と。
その一言で、30年という年月が、煙のように消えた。
簡単なメールのやりはするが、そこまで。
その回数も、ぐんと減った。

が、そのかわり、YOUTUBEへのアクセス数がふえた。
チャンネル登録者が、ふえた。
現在、440人前後。

 好意的なコメントを寄せてくれる人も、ふえてきた。
知りあいの中には、「見ていますよ」と声をかけてくれる人もいる。
私は、そういう人に、心が溶けあうような親近感を覚える。
家族以上の家族。
親子以上の親子。
それがわかったとき、私は、こう思った。
「血のつながり」というのは、幻想にすぎない、と。

 親は子どもをもつと、「私はだいじょうぶ」「私は、温かい家族を築くことができる」と思う。
しかし幻想は、幻想。
子どもが親離れを始める10歳前後を境として、親子をつなぐ絆(きずな)は、ほころび始める。
疎遠になる。

が、それ以上に大切なことは、主義主張を同じくする、「友」をもつこと。
たがいに命がけであればあるほど、絆は太くなる。
まさにそれが真の友。
家族や子どもに、それを求めてはいけない。
求めても、意味はない。
「友」というのは、長い時間をかけて、向こうからやってくる。
その友が、孤独感をいやす。

 子育ては、親の義務。
が、それ以上の幻想は、もたない。
子どもも、ある年齢以上になると、他人以上の他人になる。
(男親と女親とでは、多少、ものの考え方がちがうかもしれない。
とくに子どもに対し、所有権意識(=権威主義)をもっている人は、幻想に縛られやすい。)
『謎の点と線』を追求しながら、私は、そんなことも発見した。

○帰路

 ホテルを出て、宇治山田駅に向かう。
午後から、仕事。
間にあうかな?
少し心配。

 千の杜(もり)、斎王の宮は、すばらしいホテルだった。
すべて「大満足」。
仲居(中野さん)の表情が、すてきだった。
この6か月の中でも、最高のホテルだった。

 ほっとするような満足感をあとに残しながら、ホテルを去った。
千の杜のみなさん、ありがとう。

○終わりに

 今回も、伊勢神宮まで行ってきた。
私は自分の説の正しさを信じている。
だから行ってきた。
もちろんすべて自費。
きびしさが、ちがう。
今回の調査にしても、そのきびしさが、支えになっている。
言い換えると、私には、確信があった。
「外宮は、UFOの発着台だった」と。

 でなければ、自費まで使って、行かない。
調べない。
(もちろんだれもスポンサーに、なってくれないだろうが……。)
いくら温泉に入るのが楽しみだからといっても、旅費、宿泊費を合わせると、1回につき、10万円前後はかかる。
今年に入り、教育講演の依頼数も、がくんと減った。
浮いた遊び心では、できない。
真剣。
そういう真剣さを、みなさんにわかってもらえば、うれしい。

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Hiroshi Hayashi+++++++May2013++++++はやし浩司(ひろし)

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