例えば「クォークのアイソスピンは弱い相互作用によって1/2しか変化しない」という《アイソスピン1/2則》はアメリカ人には神秘であっても、
ユニバーサルフロンティア理論によりますとV-A相互作用からくる論理的必然であるように理解されるのですw)
Vとはベクトルスピン1を意味しており、Aとはフェルミオンスピン1/2の表象であってみれば、V-A相互作用の結果としてクォークスピンは必ず逆転するわけですから・・。
ファインマンを歴代のスピン研究の大家として不敗魔とするアメリカンフィジクスの伝統に沿ってみれば、スピン1という数値は360°すなわち2πによって表象され、ゆえにゲージベクトル反応によってクォークをはじめとするフェルミオンスピンの向きは変化しないように思うのが通常思考であるように考えられてきました。それがファインマンによってはじめて「360°はフェルミオンスピンを逆転させる」と提案されたということです。
ファインマンダンスによれば一回転すれば上に向いた指が下向きに変化して二回転すれば元に戻るというのです!
さて、私はアメリカの物理学史に詳しくありませんから、これは教材研究ネタだったかもしれませんが、とにかく「スピン1は360°なのにフェルミオンスピンを逆転させ、スピン2は恒等変換なので変化させない」という教え方をしていたはずです。この結果はホーキングなどの書籍にも載っておりますのでいわゆる世界の定説ネタとはこのことでしょうか。だけど、ここは素朴に考えてみないと分からないネタがございまして、スピン1だとややこしいのでスピン0から始めるとしますと、フェルミオンスピンは進行方向によって変化しなかったり、あるいは逆転したりするんです。
スピン0とは壁と同じだと考えたらよろしいから、斜めにあたる場合には引き返したり往復したりすると同様にスピンが逆転し、真横からあたる場合には変化しません・・。
すなわちクォークが進行方向と垂直にゲージベクトル反応(この場合には弱い相互作用)を起こした場合には「スピンは必ず反転するように考えるのがまともである」と解かったのです。それだけでなくV+A相互作用が存在しないということがゲージベクトル反応全域にわたって定理のように成立してしまうということは「グルーオンなるゲージ粒子は物理学に存在させてはならぬ」ということに繋がります。
それが強い相互作用が関与したらV+A相互作用が混ざって観測されてしまうことを次のように考えたらどうでしょうか?
「強い相互作用はグルーオンのようなスピン1のゲージベクトルボソンによるのではなく、π中間子などのようにスピン0の擬スカラー中間子によるP-AもしくはP+A相互作用によるのであり、スピン計量としての意味合いは0-1/2と0+1/2なのでフェルミオンスピンとして成立し、P-AもP+Aもどちらもあり得ると考えられる。」
(これは数学的証明に準ずる論証である)
ユニバーサルフロンティア理論によりますとV-A相互作用からくる論理的必然であるように理解されるのですw)
Vとはベクトルスピン1を意味しており、Aとはフェルミオンスピン1/2の表象であってみれば、V-A相互作用の結果としてクォークスピンは必ず逆転するわけですから・・。
ファインマンを歴代のスピン研究の大家として不敗魔とするアメリカンフィジクスの伝統に沿ってみれば、スピン1という数値は360°すなわち2πによって表象され、ゆえにゲージベクトル反応によってクォークをはじめとするフェルミオンスピンの向きは変化しないように思うのが通常思考であるように考えられてきました。それがファインマンによってはじめて「360°はフェルミオンスピンを逆転させる」と提案されたということです。
ファインマンダンスによれば一回転すれば上に向いた指が下向きに変化して二回転すれば元に戻るというのです!
さて、私はアメリカの物理学史に詳しくありませんから、これは教材研究ネタだったかもしれませんが、とにかく「スピン1は360°なのにフェルミオンスピンを逆転させ、スピン2は恒等変換なので変化させない」という教え方をしていたはずです。この結果はホーキングなどの書籍にも載っておりますのでいわゆる世界の定説ネタとはこのことでしょうか。だけど、ここは素朴に考えてみないと分からないネタがございまして、スピン1だとややこしいのでスピン0から始めるとしますと、フェルミオンスピンは進行方向によって変化しなかったり、あるいは逆転したりするんです。
スピン0とは壁と同じだと考えたらよろしいから、斜めにあたる場合には引き返したり往復したりすると同様にスピンが逆転し、真横からあたる場合には変化しません・・。
すなわちクォークが進行方向と垂直にゲージベクトル反応(この場合には弱い相互作用)を起こした場合には「スピンは必ず反転するように考えるのがまともである」と解かったのです。それだけでなくV+A相互作用が存在しないということがゲージベクトル反応全域にわたって定理のように成立してしまうということは「グルーオンなるゲージ粒子は物理学に存在させてはならぬ」ということに繋がります。
それが強い相互作用が関与したらV+A相互作用が混ざって観測されてしまうことを次のように考えたらどうでしょうか?
「強い相互作用はグルーオンのようなスピン1のゲージベクトルボソンによるのではなく、π中間子などのようにスピン0の擬スカラー中間子によるP-AもしくはP+A相互作用によるのであり、スピン計量としての意味合いは0-1/2と0+1/2なのでフェルミオンスピンとして成立し、P-AもP+Aもどちらもあり得ると考えられる。」
(これは数学的証明に準ずる論証である)